アルペンローゼ


週末にのぼった山には、赤いきれいな花がたくさん咲いていました。
アルペンローゼという名の、ツツジ科の低木です。
雪解けの約15日後から咲いて、約1か月ほど咲き続けるようです。
日本のつつじに比べて、アルペンローゼの花はもっと小ぶりでかわいらしいです。

つつじといえば、小学生のころ、よく友達とつつじの花の蜜をすっていました。
ちなみに、有毒のつつじもあって、むやみに蜜をすうのは危険なようです。
蓮華躑躅(レンゲツツジ)は有毒で、牛たちもそれを知っていて食べないので、レンゲツツジの群生地になっている牧場も多いそうです。

では、ここで、つつじの句を2つご紹介。

牛放つ蓮華つつじの火の海へ 青柳志解樹

赤いつつじを火の海と言っているのがおもしろい!つつじは綺麗だけど食べたら毒だから、「火の海」って言葉は、美しさと恐ろしさを表しているのかなぁ?

おなじくツツジ科で、石楠花(しゃくなげ)の句です。

石楠花や朝の大気は高嶺より 渡辺水巴

山の朝のすがすがしい空気と綺麗な石楠花が目に浮かびます。

cf.
アルペンローゼ
レンゲツツジ
シャクナゲ

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