キャンパスのラジオ(Radio Campus Grenoble 90.8)で、番組をやらせてもらえることになりました。
日本の文化を、主にフランス語で紹介します。
日本の暦や俳句、映画、地方、料理、歌など、いろんな話題をとりあげます。
番組のタイトルは、omusubi。
月に2回、日曜日の夜21時からです。
第1回目は、9月16日の日曜日です。
興味のある方は、聞いてみてください。
日別アーカイブ: 14/09/2018
皇太子さまが、グルノーブルを訪問
先日、皇太子さまが、私の住んでいる町、グルノーブルを訪問されました。
現地で働く日本人研究者や、日本語を学ぶ学生たちとも、交流されていました。
ニュースをみたら、よく知っている先生方や学生が映っていたので、びっくりしました。
Philippe Van Leeuw 監督の” Insyriated “
Philippe Van Leeuw 監督の” Insyriated ” という映画を見ました。
シリアの内戦を描いた映画です。
厳しい状況の中でも、楽しさをみつけて強く生きようとする姿に、心をうたれました。
内戦下のシリアでは、爆撃は日常茶飯事で、死の危険ととなり合わせで生きています。
爆撃がはじまると、みんなで家の奥の方にある台所に集まって、息をひそめて隠れるんですが、爆音が鳴りやまない中、女の子2人が寄り添って、ヘッドホンで音楽を聴きながら、鼻歌をうたっていました。
2人は、「爆撃中に音楽なんて、不謹慎な。やめなさい!」と家長の女性に怒られてしまいますが、1人の女性(ハリマ)が、2人の少女につられて、静かに体をゆすりながら、一緒に歌って、そのおかげで、少し場が和みました。
ハリマの夫が、爆撃にあってしまったとき、彼女と同居している少女が、今まで見せたことのない表情で、号泣します。
いつもは音楽を聴いて、楽しそうにふるまっていたけど、爆撃にあったハリマの夫をみて、今までの恐怖が爆発してしまった感じでした。それを見て、悲しみにくれていたハリマは、この子を守らないと、という、力強い表情にかわっていて、感動しました。
戦下でも、強く生きる人たちが素晴らしいと思う分、戦争の不条理さがいっそう際立ちました。
河瀨直美監督の『二つ目の窓』
Arteで、河瀨直美監督の『二つ目の窓』(2014年公開、仏題:Still the water)を見ました。
「あん」という映画の時も感じたけど、河瀨直美監督は、景色を撮るのが上手だなぁ、と思いました。
海、ガジュマルの木が、とても綺麗でした。
ガジュマルの木は、神々しくて、いつか奄美黄島で本物を見てみたいと思いました。
カフェのシーン、家族そろって、縁側でねそべってるシーンなど、こころあたたまるシーンもたくさんありました。
感動的なシーンに、奄美の伝統的な音楽や踊りがあいまって、思わず、涙腺がゆるみました。
16歳の少年、界人はを演じているのは、歌手のUAさんの息子、村上虹郎さんです。
UAは、高校・大学生のころ、好きでよく聞いていました。特に、「情熱」「雲がちぎれる時」が好きでした。
今聞いても、とてもいいです。
L’échappée belle
報告が遅れましたが、8月末に、エシャペベルというトレイルランニングのレースに参加しました。私の住んでいる、イゼール県のVizille から、サヴォワ県のAiguebelleまで、Belledonne山脈の144キロ、累積標高11100メートルを縦走するレースです。
レースの日は、霧が濃くかったので、安全のため、急遽コースが変更になってしまいました。
La Croix de BelledonneやCol de Moretanをとおらず、迂回することになり少し残念でしたが、大会の運営は素晴らしかったです。
特に夜は寒くて大変でしたが、ボランティアの人たちはあたたかく、たくさんの応援の中を走れ、無事、完走できてよかったです。寝ずに走って、40時間59分かかりました!
細かい報告は、またのちほど!
cf.
– L’échappée belle – ultra traversée de Bellledonne –
– 記録