月別アーカイブ: 2018年11月

山の映画祭@グルノーブル

先週は、グルノーブルのPalais des Sportsで、山の映画のイベント『Les Rencontres Ciné Montagne』がありました。
私は、水曜日に行ってきました。登山、スキー、パラグライダーなど色々なジャンルの山の映画を見ることができ、よかったです。
会場には、映画に関する展示もありました。特に、素敵だったのは、山のぼりするミュージシャンの写真です。チェロやギターなどの楽器を自分たちでかついでのぼって、色々な山の上で演奏していました。その他、歴代の山の雑誌の表紙がずらっと並べて展示あったりして、おもしろかったです。
Kilian Jornetの『PATH TO EVEREST』が上映されるというので土曜日も行きたかったけれど、のんびりしていたら、チケットが売り切れてしまい、入れませんでした。。。残念!

cf.
Les Rencontres Ciné Montagne 2018
LA TOURNEE DES REFUGES(予告編:ミュージシャンの映画)
EVEREST GREEN、PATH TO EVEREST(予告編:エベレストの映画とKilian Jornetの映画)

シュールな光景


家に帰る途中、シュールな光景に遭遇しました。
救急車の横で、おばあさんがの担架に座って、優雅にたばこを吸っていました。
救急隊員の2人は茫然としている様子。
どういう状況なんでしょうか。

「ボクは5才」

湯浅 憲明監督の、「ボクは5才」 (1970公開)という映画を見ました。
5才の男の子が、出稼ぎ中のお父さんに会いたい一心で、高知から大阪 まで (約400km !) を1人で無銭旅行をする話です。
5才の小さな男の子なのに、やることが大人よりずっとたくましくて、ちゃんと自分の意志があって、すごいなぁ、と尊敬してしまいました。
タバコやのおばさん役のみやこ蝶々さん、面白かったです。
作品中に出てくる、アンパン、うどんは、とっても美味しそうでした。
ラストは、感動的で、思わず涙が出てしまいました。

cf.
映画:ボクは5才 (1970公開) 
Wiki ボクは5才

Dilili à Paris

ずっと気になっていたミシェル・オスロ監督のアニメーション映画「Dilili à Paris」を、ようやく見てきました。
すごく良かったです!
映画館は、子どもたちばかりで、最初はびっくりして、大人の私も楽しめるのかなぁ、と少々不安がよぎりましたが、そんな心配は無用で、とっても楽しめました!
何より、映像がとても綺麗なんです。
パリの色々な場所が、アニメと実写で綺麗に描かれています。
ロートレック、モネ、ロダン、キュリー夫人、プルーストなども有名人も沢山でてきました。
悪人は悪人らしく、キャラクターの設定が分かりやすく、ディリリの話し方はゆっくりなので、フランス語があまり分からなくても、楽しめると思います。
悪者の基地では、驚くべきことが行われていました。衝撃の映像です。
私は、オウム真理教のことを思い出してしまいました。
詳細は、ここでは秘密にしておきます! 劇場でご覧ください。
映画の最後には、拍手が鳴りやまず、子どもたちが、ブラボーブラボーと叫んでいました。
また見たいなぁ!

cf.
予告編 : Dilili à Paris
エンディングテーマ : Le soleil et la pluie