Pâgues -復活祭-


昨日(4月21日)は、復活祭でした。
今週1週間は、復活祭のバカンスで、学校もお休みです。やっと休める~嬉しいな!

この時期には、卵やウサギ、にわとりなどの形をしたチョコがお菓子屋さんやスーパーなど、いたるところで売られています。
復活祭の日には、子どもたちが、庭などに隠されたチョコの卵を探して遊びます。のどかだなぁ。
ところで、復活祭は、キリストの復活を祝う祭りですが、どうしてチョコなんでしょう?

もともと、古代から、卵には、復活とか再生というイメージがありました。卵にそういうイメージがあるの、何となく分かりますねー
そして、9世紀頃、教会が四句節(灰の水曜日から復活祭前日までの40日間)の間に卵を食べるのを禁止しました。でも、鶏がその間もどんどん卵を産むので、卵が余ってしまって、人々は困り果てました。そこで、卵をデコレーションして飾ったり送ったりしたそうです。捨てるのはもったいってことで、飾りつけをするなんて、エコですね。それから、この習慣はどんどん進化して、18世紀ごろに、商人たちによってチョコと卵を結びつけるアイデアが生まれて、チョコの卵が作られるようになったようです。
卵の他にも、いろいろな形のチョコがあるのは、復活の印としての卵を運んでくるのが誰かは、国や地域によって違いがあるからだそうです。うさぎが卵を運んでくるというのは、もともとはドイツの伝統だそうです。ちなみに、フランスはというと…鐘です。
フランスでは復活祭前の聖なる3日間は、教会は鐘をならすのを禁じていました。それで、復活祭の時、喪が明けた印として、鐘が卵を運んでくるそうです。生き物じゃないところが素敵です~!

参考:
Pourquoi mange-t-on des oeufs, des cloches et des lapins en chocolat à Pâques ?

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