ドキュメンタリー映画 『A voix haute  – la force de la parole – 』 (2/2)

学生たちは、みんな輝いていましたが、中でも、エディ(Eddy Moniot )は、特に目が輝いていました。
彼をみてると、話すのが本当に好きなんだなぁ、と伝わってきます。
何を言うか考えるときに、一生懸命辞書で言葉を探したり、何度も暗唱したり、すごく努力をしているけど、むしろ楽しんでるようにみえます。
どうやったら、もっとおもしろく、うまくつたわるかを、考えて、楽しんでいます。
何かを好きって思う力、楽しむ力ってすごい!と思いました。
エディはお父さんにことをとても尊敬していますが、個人的に、お父さんが部屋の中でもかぶっている赤い帽子がとっても気になりました。(予告編50秒あたりに、彼の両親が映っています。)

エルハジ Elhadj Touréは、エディとは違ったタイプですが、彼の声はとても低くて落ち着いていて、説得力がありました。(エルハジは、予告編1分あたりにでてきます。)彼がインタビューで言ったこの言葉は、印象的でした。

「これまでのことを振り返ると、もし、ちょうどいい時に、適切な言葉を言えてたら、人生をかえることができていたのになぁ、と思う。」
原文 ” Quand je retrace mon parcours, je me dis que si j’avais eu les bons mots au bon moment, j’aurais pu changer certains événements de ma vie. ”

2016年に公開されたこの映画はとても成功をおさめて、この大会は、今では、パリのサンドニの他、パリのナンテール、リモージュ、グルノーブルでも開催されているそうです。

cf.
映画の予告編 『A voix haute  – la force de la parole – 』

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