月別アーカイブ: 2020年4月

鳥の鳴き声など

目が疲れた時は、窓からよく外を眺めてます。しばらく見ていると、スズメやハトの他、シジュウカラ、クロウタドリなど、色々な種類の鳥がびゅんびゅん飛び回っているのがよく分かります。鳥って、結構速いんだな。

Oiseaux.netというサイトには、鳥の写真や鳴き声がたくさん載っていて面白いです。写真は、色々な年齢、性別の鳥のがあって、鳴き声も普段の鳴き声の他、警戒してる時の鳴き声とかいろいろ聞けます。町中でもよく見る黄色くてかわいい鳥(日本語だとシジュウカラ)は、フランス語だとメサンジュ(mésange)と呼ばれていますが、正式名称は、メサンジュ・シャルボニエール(mésange charbonnière)で、鳴き声の種類は40種類ぐらいあるそうです!そんなにいろいろ声を使い分けられるなんて人よりすごいのでは。ちなみに体の色が黄色じゃなくて黒いのはメサンジュ・ノワール(mésange noire) と言うそう。ピーチュピーチュピーチュとかわいい鳴き声です。メサンジュ(mésange)つながりで、頭に冠羽というツンツンした羽のある、とってもかわいい鳥を見つけました。針葉樹林に住むメサンジュ・ユッペ(mésange huppée)という鳥で、チチチと鳴くんだそう。もっと鳥に詳しくなって鳴き声を聞いて、鳥を見つけられるようになったら楽しそう。


鳥の声で思い出しましたが、この前、ARTE RADIOで面白い音をみつけました。アマゾンの熱帯雨林にあるTauaryという小さな村に暮らす人たちの日常の音を録音したものです。住民たちは、動物や鳥たちの鳴き声をまねしてコミュニケーションをとっています。聞いていたら、家の中にいるのに、まるで自分も動物が沢山いるアマゾンの大自然の中にいるような気分になれました!
気になった方は、ぜひこちらで聞いてみてください。
cf.
” Amazônia ” Une création de Félix Blume – Un jour dans un village en Amazonie –

浮き彫り

毎日家にいると、ついつい気がゆるんで、「ちょっとここらで一服~♪」と休憩ばかりしています。3食全てお家で食べて、食事もマンネリ気味なので、この前は、普段あまり買わないパイナップルを買ってみました。ちょっと小さめのフランス産のパイナップルでした。生で食べたら、あんまり甘くなくてちょっと硬かったです。期待外れ(泣)。きっと、お菓子にしたり料理に入れたりしたら、もっと美味しいのかな。

最近ニュースなどでよくみる「浮き彫り」っていう言葉が気になったので、少し調べてみました。(以下は、Weblioに載っていた説明の抜粋です。)

浮き彫り
1 平らな面に模様や形が浮き出すように彫り上げた彫刻、レリーフ
2 他のものと区別してはっきりわかること。

浮き彫りにする
1 まわりと区別して、はっきり形が現れるようにする。
2 関連する事柄によって、事件なとの本質や特徴を明らかにする。

例文:
– 新型コロナウイルス感染拡大のEU 経済対策で亀裂浮き彫り (NHK NEWS WEB 2020年4月9日 7時39分
– 米Zoomの課題を浮き彫りにした「コロナ難民」2億人 (日本経済新聞 2020/4/11 2:00
– 浮き彫りになった「リモートワーク」の功罪 (東洋経済 2020/03/16 5:40
– ネットフリックス 時価総額ディズニー超える 外出制限が影響 (NHK NEWS WEB 2020年4月17日 12時15分)・・・外出制限の中でも利用できるサービスへの需要が高まっていることを浮き彫りにしています。

浮き彫りの作品はとっても美しいけど、浮き彫りになる現実は、厳しいものが多いです。

ジャイロキネシスのオンラインのライブレッスン

昨日は、まいこさんのジャイロキネシスのオンラインのライブレッスンをうけてみました。

まいこさんは、今はマルセイユに住んでジャイロキネシスの先生をしていますが、以前グルノーブルの語学学校CUEFで、私と同じクラスだったんです。クラスメイト!
ちなみに、ジャイロキネシスは、元バレエダンサーのジュリオ・ホバス氏が自分のけがの克服のために考えたエクササイズで、ダンサーのためのヨガと呼ばれているそうです。バレエダンサーが考えたものということで、まいこさんの体の動きはとってもきれいで、自然で惚れ惚れでした!(私は最近運動不足で体がカチコチなので、かなり変な動きしてたと思いますが。。。でもまいこさんの動きをみながら自分も体を動かしてみたら、徐々に体の感覚がつかめてきて気持ちよかったです。)

がんばっているまいこさんを見たら、とっても元気になりましたよー。たっぷり1時間強、いい運動になりました!ありがとうございました!!!興味のある方は、見てみてください~。

普段のレッスンは月・火・木・金ですが(普段は、マルセイユにあるスタジオでやっていますが、今はオンライン(zoom)でやっているそうです。土曜日の15時(日本時間だと22時)にはfacebookのページから無料のおためしライブレッスンが見られます!

cf.
オフィシャルサイト:The GYROTONIC and GYROKINESIS
ジャイロキネシス(GYROKINESIS)は椅子やマットを使って基本的にグループで行うエクササイズで、ジャイロトニック(GYROTONIC)は、マシンを使って行うエクササイズです。

外出制限が始まってから、ほぼ4週間

3月17日(火)に外出制限が始まってから、ほぼ4週間が経ちました。
今日はとてもあたたかくて、昼間は窓際にずっといると半そででも暑いぐらいなので、窓際を離れて、部屋の中の方にいました。少し前までは、全然想像もしていなかった生活です。今もたくさんの方が毎日亡くなっているし、これからどうなるのかも分からないですが、今私にできるのは、人と接触する機会が増えるような外出を控えて、人との距離をきちんととって生活することだと思っているので、これからもそれを守っていきたいと思っています。

外出制限が出された当初は、今よりももっと分からない情報が多くて、もっと混乱していました。外出をしてはいけないということで、今までしていたことが普通にできなくなるわけですが、なぜ外出がだめなのか、どこまでの外出がだめなのかが分からなくて、今まで自分がやってきたことを犠牲にしてまで指示を守らなければいけないことの意味が分からなくて、反発の気持ちがありました。でも、今は、感染を防ぐために移動制限したり、人と会う機会を減らすことが重要だということが分かったし、政府の指示も前より明確になっているので行動しやすいです。(指示があいまいだと自分のいいように解釈したくなりますが、明確な指示だと、「あ、そこまではダメなのかと」スッパリ諦めがつく、というような。)

最初は、自宅でのオンラインでの仕事にも慣れなかったけど、今は、家でも仕事がつづけられている状況がありがたいと思っています。私は1人暮らしだから、これでもし人とも会えなくて、仕事もできない状況になっていたら、精神的にもっと辛かったと思います。普段は、沢山の人に会って人間関係に疲れると、1人になりたい!という衝動がわきあがるけど、こうして人に会えない時間が長く続くと、人に会いたいという気持ちが普段より強くなる。オンラインでも人と話すと元気になれるので、あらためて、友人や家族、職場の仲間は大切だな、1人では生きられないんだな、と実感しています。

それと、生き物(植物もふくむ)の力は偉大だな!と。家でパソコンに向かってばかりいると運動不足になるし疲れるのですが、そんなときに、野菜(かぼちゃなど)に触ると、とっても気持ちが落ち着くんです。ちょっと大げさですが、野菜の生命力と、それを育てた人の愛を感じてしまいます。

今日は、久しぶりに、両親と妹とスカイプをしましたが、みんな元気そうで安心しました。甥っ子ちゃんは馬が大好きなんですが、この前は、食パンを馬にみたてて、パカパカ、ゆ~らゆ~らと楽しそうに遊んでいました。思う存分遊んだ後に、困り顔で「お馬さん、動かな~い。」と言ったと思ったら、パクっと食べてましたが!(驚!)子どもみたいに想像力があったら、たとえ家から出られなくても、お馬さんと遊べるんだな!うらやましい!私も想像力をふくらませて、楽しもうと思う。

外出制限の最初のころは、なげやりな気持ちになったり、やる気がなくなったりして、好きなランニングもしばらくできていなかったですが、今は、人気の少ない早朝をねらって、規定の距離・時間(自宅から半径1キロ以内で1時間以内、1日1回)を守って、1人で近所を走っています。本当は山に行きたいですが、遠くの山に行かなくても、近所でも普段と違う道を選んだり、ちょっとより道したりすると、結構発見できることもあります。少しの時間でも、肌に風を感じながら走るのは気持ちいいです。自宅にいる時間がとても増えたので、本を読んだり、気に入った記事や歌詞などを手書きで書き写してみたりと、インドアでの楽しみも開拓中です。

私は専門家ではないから、医療行為をしたり、病気に関する専門的な意見を言ったりはできないけど、今はパニックにならずに、冷静に自分のできることを淡々とやって、コロナウイルスが落ち着いたときのために、色々楽しいことを考えたりして準備しておこうと思っています。

cf.
-「馬」折り紙”Horse”origami