今年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した韓国映画『기생충』(仏:Parasite、日:パラサイト 半地下の家族)を見てきました。衝撃的な場面がたくさんで、ラストも印象的で見終わったあと、しばらく動けませんでした。Bong Joon-ho(ポン・ジュノ)監督のことは全然知らなかったし、韓国映画にも興味がなかったけど、ポン・ジュノ監督すごい!!!!!と大感激。彼の作品を、他にも見てみたい!と思いました。ポン・ジュノ監督、ただものじゃありません、すごいです。要チェックです!
最初は、いいリズム話が面白く展開していくので、軽いコメディなのかな、と思いましたが、だんだんシリアスになってきて、貧富の差や人を騙したりすることについて考えさせられる映画でした。切り札を手にしたとたんそれまでの攻防の関係が一気に逆転したり、緊迫感のあるシーンが連続したりで、2時間11分が本当にあっという間でした。笑えるシーン、目をおおいたくなるシーン、びっくりして息をするのを忘れそうなシーンなど、いろんな要素がまざっていて、音楽もよくて、役者さんたちもみんな魅力的でひきこまれました。
韓国については、あまり知らないけど、本当にこんな家族や暮らしをする人たちがいそうな感じなんだろうか、と韓国についてもっと知りたくなりました。日本での公開は、2020年の1月の予定だそうです。ぜひぜひおすすめです!!!!!