外出制限が始まってから、ほぼ4週間

3月17日(火)に外出制限が始まってから、ほぼ4週間が経ちました。
今日はとてもあたたかくて、昼間は窓際にずっといると半そででも暑いぐらいなので、窓際を離れて、部屋の中の方にいました。少し前までは、全然想像もしていなかった生活です。今もたくさんの方が毎日亡くなっているし、これからどうなるのかも分からないですが、今私にできるのは、人と接触する機会が増えるような外出を控えて、人との距離をきちんととって生活することだと思っているので、これからもそれを守っていきたいと思っています。

外出制限が出された当初は、今よりももっと分からない情報が多くて、もっと混乱していました。外出をしてはいけないということで、今までしていたことが普通にできなくなるわけですが、なぜ外出がだめなのか、どこまでの外出がだめなのかが分からなくて、今まで自分がやってきたことを犠牲にしてまで指示を守らなければいけないことの意味が分からなくて、反発の気持ちがありました。でも、今は、感染を防ぐために移動制限したり、人と会う機会を減らすことが重要だということが分かったし、政府の指示も前より明確になっているので行動しやすいです。(指示があいまいだと自分のいいように解釈したくなりますが、明確な指示だと、「あ、そこまではダメなのかと」スッパリ諦めがつく、というような。)

最初は、自宅でのオンラインでの仕事にも慣れなかったけど、今は、家でも仕事がつづけられている状況がありがたいと思っています。私は1人暮らしだから、これでもし人とも会えなくて、仕事もできない状況になっていたら、精神的にもっと辛かったと思います。普段は、沢山の人に会って人間関係に疲れると、1人になりたい!という衝動がわきあがるけど、こうして人に会えない時間が長く続くと、人に会いたいという気持ちが普段より強くなる。オンラインでも人と話すと元気になれるので、あらためて、友人や家族、職場の仲間は大切だな、1人では生きられないんだな、と実感しています。

それと、生き物(植物もふくむ)の力は偉大だな!と。家でパソコンに向かってばかりいると運動不足になるし疲れるのですが、そんなときに、野菜(かぼちゃなど)に触ると、とっても気持ちが落ち着くんです。ちょっと大げさですが、野菜の生命力と、それを育てた人の愛を感じてしまいます。

今日は、久しぶりに、両親と妹とスカイプをしましたが、みんな元気そうで安心しました。甥っ子ちゃんは馬が大好きなんですが、この前は、食パンを馬にみたてて、パカパカ、ゆ~らゆ~らと楽しそうに遊んでいました。思う存分遊んだ後に、困り顔で「お馬さん、動かな~い。」と言ったと思ったら、パクっと食べてましたが!(驚!)子どもみたいに想像力があったら、たとえ家から出られなくても、お馬さんと遊べるんだな!うらやましい!私も想像力をふくらませて、楽しもうと思う。

外出制限の最初のころは、なげやりな気持ちになったり、やる気がなくなったりして、好きなランニングもしばらくできていなかったですが、今は、人気の少ない早朝をねらって、規定の距離・時間(自宅から半径1キロ以内で1時間以内、1日1回)を守って、1人で近所を走っています。本当は山に行きたいですが、遠くの山に行かなくても、近所でも普段と違う道を選んだり、ちょっとより道したりすると、結構発見できることもあります。少しの時間でも、肌に風を感じながら走るのは気持ちいいです。自宅にいる時間がとても増えたので、本を読んだり、気に入った記事や歌詞などを手書きで書き写してみたりと、インドアでの楽しみも開拓中です。

私は専門家ではないから、医療行為をしたり、病気に関する専門的な意見を言ったりはできないけど、今はパニックにならずに、冷静に自分のできることを淡々とやって、コロナウイルスが落ち着いたときのために、色々楽しいことを考えたりして準備しておこうと思っています。

cf.
-「馬」折り紙”Horse”origami

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