La Grave 周辺の山歩き (1日目)

La grave – Lac du Puy vachier – Col de ruillans – brèche pacave – les vallons de la meije – crête de la moraine – la grave

距離:17km   累積標高:1800 m  行動時間:11 時間
※時計がなくて計測できてないので、距離や累積はだいたいの目安。

どこに行こうかさんざん悩んだあげく、初日は、La Graveの町の目の前にそびえたつLa Meijeの方面、Chemin d’avantに紹介されていたno17のルート(La Brèche ou col de pacave)を歩いてみることに。朝、キャンプ場を歩いていると、町の方からパンを持って帰ってくる人がたくさん。もうパン屋さん開いてるんだなー、私も買いに行こっ、というわけでパン屋さんに行って好物のSaint-Genix(赤いプラリネがのったブリオッシュ)を購入。プラリネがパンからはみ出すほどたっぷり入っていて満足!

ゆっくり食べて荷造りして、8時ごろ「さ、出発!」という時になって、ポールがないことに気づく。どうやら昨日ポールをどこかに置き忘れて失くしてしまったよう。。。気が抜けすぎたなぁ。。。(泣)悔やまれるけど過ぎてしまったことは仕方ないので、あまり考えないようにして手ぶらで歩きだす。(帰ってきたらポールが勝手に戻ってきてるかも、と淡い期待をいだきつつ。)黄色いGentiane jaune (great yellow gentian) がたくさん咲いている。

森の中には、no17のルート(La Brèche ou col de pacave)の赤い丸に人のイラストの入った表示が分かりやすく表示されていて、おぉ!親切!と感動。でも、それは最初だけですぐに表示がなくなった。。。マツの一種で、少し薄い緑色のMelèzeの森がとても綺麗。Melèzeは私の好きな木のベスト3に入るなぁ。

しばらく歩いて森をぬけて気づいたら、ロープウェイの中間駅(Peyrou d’Amont)に着いてしまった。Refuge Chancel という山小屋と、そのそばにあるLac du Puy Vachierをめざしていたはずなのに!でも、まぁ、そこからでもLac du Puy Vachierをめざせるので最初のルートにこだわらなくていいや、とLac du Puy Vachierをめざす。湖のそばに来ると、水遊びして楽しむ人や釣りをする人などがちらほら。

湖をながめながら、ちょっと休憩。それから、Brèche de Pacaveをめざす。だんだんと岩が増えてきて険しい感じになってきて、ところどころに雪渓もある。人には全然会わず。遠くにロープウェイが見える。上までは、歩いてじゃなくてロープウェイをつかっていく人が多いのかな。岩についている赤いマークをたよりにゆっくりのぼる。そろそろBèeche de Pacaveが近いんじゃないかなぁ、と思いながらのぼり続けていたら、のぼりすぎてしまってCol des Ruillantsという峠に着いた。あれ?と思うも、景色がとってもいいので、まずは景色を堪能!

朝パン屋で買った特大のチョコレートクッキーを食べながら休憩。幸せ~。ここは、ロープウェイの終着駅にもなっていてレストランなどもありにぎわっていた。間近に広大な氷河!氷河を歩くツアーなどもあるらしい。見晴台もあって、ベルドンヌの山々やモンブランも見えた。

しばらくゆっくりしてから、再度Brèche de Pacaveをめざして下る。ポールがないので、雪渓は注意してゆっくりゆっくり進んだ。またちょっと下り過ぎてしまったけど少し戻って、ようやくBrèche de Pacaveに到着。いい眺めです!

それから右手にLa Meijeやその氷河をずーっと眺めつつ、Les vallons de la Meijeを通って下る。岩の上には、薄いグレーでスズメっぽくてかわいい Accenteur alpin(Alpine Accentor:イワヒバリ)!赤い尾っぽの Rougequeue noir(Black Redstart)もいます。

帰り道もMelèzeの森がとても綺麗なので、写真をバシバシ。下から見るのと上から見下ろすのはまた違う感じだったので。道に迷ったりもしたけど、充実の1日でした!(ポールは戻ってきてませんでしたが。。。)

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