部屋の窓から見える大きな木。たぶん、オウシュウトウヒ (épicea) です。普段は全然気にしていなかったけど、最近は毎日眺めてます。この木には、たくさんの鳥たちがやってきて、鳴き声に癒されています。
兵庫に住む友人の J子も、最近は、散歩の時に双眼鏡を持ってよく鳥の観察をしているようで、この前は「ケリ」という鳥の親子に遭遇したそう。「ケリ」は警戒心が強くてずっと鳴きっぱなしだったそうですが、J子の描いたイラストが破壊力満点で大爆笑だったので、許可をもらってここにも載せました。
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épicea
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ケリ by J子
ところで、この前、「
カモメに飛ぶことを教えた猫」という本を読みました。フランスの学生たちは、どんな本が好きなのかなぁ、と気になって聞いてみたときに教えてもらった本です。学生が見せてくれた本の表紙がとてもかわいくて、一目ぼれして読んでみたら、すごくよかったです。ほのぼのして面白く、子どもも読めるような話ですが、内容は深くて、仲間や助け合い、異文化理解などについても考えさせられます。本当は紙の本が欲しかったけど売り切れていたので、kindle版でとり急ぎ読みましたが、手元に本を置いておきたいので、あとで本も買いたいと思います!短い話で、すぐに読めますので、興味のある方は是非読んでみてください!
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「カモメに飛ぶことを教えた猫」原作
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「カモメに飛ぶことを教えた猫」仏語版
この本を書いたのは、チリ人の作家ルイス・セプルベダ(Luis Sepulveda)、日本語のタイトルも長いけど、原作(スペイン語)や、フランス語訳のタイトルはこんな感じで、もっと長いです!
– スペイン語タイトル「Historia de una gaviota y del gato que le enseñó a volar」
– フランス語タイトル「Histoire d’une mouette et du chat qui lui apprit à voler」
こうやって見ると、フランス語とスペイン語って、本当に似てるなぁ。
家で過ごす時間が増えたので、こんな感じで最近は前よりよく本を読んでますが、本で読んだ作品を映画や舞台で見てみたり、昔読んだ本をまた繰り返し読んだりすると、30%ぐらいしか分からなかったのが60、70%ぐらいに分かるようになったり、逆に新たな疑問が出てきたりして面白い。
フランスの学生たちにおすすめしてもらった本は、この他にもたくさんあります。フランスや日本の作品の他、イギリス、韓国、中国、アメリカ、ブラジルの本など、いろいろで面白かったので、忘れないようにリストにしてみました。興味のある方はぜひ見てみてください~。
cf.
フランスの大学生(日本語科の1年生)がおすすめしてくれた本
『アルケミスト – 夢を旅した少年』パウロ・コエーリョ(ブラジル)
『あん』ドリアン助川(日)
『エラゴン 遺志を継ぐ者』クリストファー・パオリーニ(米)
『カモメに飛ぶことを教えた猫』ルイス・セプルベダ (チリ)
『刑務所のリタ・ヘイワース』スティーヴン・キング(米)
『氷と炎の歌』ジョージ・R・R・マーティン(米)
『シャイニング』スティーブン・キング(米)
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