コンブ と combe


週末、Vercors 山脈を走りに行きました。
La croix Perrin にある駐車場から出発して、Pas de Bellecombe 経由で周回しました。
Bellecombe のcombe の発音は、なんだか昆布みたい、と思いました。
実際には、combe と昆布には、何の関係もないようです。
combe は、谷とか峡谷とかいう意味です。
稜線を走るのは、気持ちよかったです。

走った後は、パナシェ(レモンソーダで割ったビール)を飲みました。
昼間っから太陽のもとでアルコールを飲むの、大好きだー。

cf.
Parc naturel régional du Vercors

パソコンが変

昨日から、パソコンの動きが変です。
ウイルスに感染したかも。
自分では、どうにも解決不能だったので、お店でみてもらいました。
ちょっと時間がかかりそうです。。。

“Chêne de Venon (Venonnのナラの木)”との再会

Chêne de Venon (Venonのナラの木)

“Chêne de Venon (Venonのナラの木)”を、見に行ってきました。
(以前、遠くからみたのですが、もっと近くで見たいと思い、再度、足を運びました。)
予想どおり、綺麗!
木の下についた時は、すでに先客がいて、いい場所を陣取っていたので、そこには座れませんでしたが、反対側に移動して、木によりかかってのんびりしました。
あー、静か。いい時間を過ごしました。

ちょっと気がかり:
幹がちょっとかわいていてカサカサした感じでした。葉っぱもしんなりしていました。
昼間の暑さのせいかな?

cf.
4月7日の記事

高崎にゆかりの俳人

写真:村上鬼城の句碑、撮影 高崎の母

詩人の村上鬼城むらかみきじょうは、群馬県高崎市にゆかりの人ということで、市内のあちこちに、句碑があり、彼のいろんな俳句を読むことができます。この句碑には、「 浅間山あさまやまの 煙出て見よ けさの秋」と書いてあります。
達筆すぎて、ひとめでは読めません。
しかも、読めたところで、俳句特有のいいまわしなので、いまいち正確な意味が分かりません。
「浅間山から煙がでているよ、あぁ秋の朝だ」
みたいな感じなのかな。(元の俳句にあった風情はどこへやら。。。)
浅間山は、群馬県と長野県の境に位置する2568標高メートルの火山です。
浅間というのは、古語で火山という意味だそうです。
今も元気に活動していて、最近では、2015年に噴火しています。
cf.

鹿?

今朝は、いつもより涼しかったです。気温は-2度まで下がったとか。
どおりで、自転車に乗っているとき、手が痛かったです。
昼には、ちょっとあたたかくなりましたが、それでもやっぱり涼しめでした。
お昼休みに、大学の敷地内を散歩していたら、鹿を発見しました。
なぜ、ここに鹿?
よく見ると、鹿の置物でした。
そこは、アーチェリー場で、子どもたちが、アーチェリーの練習をしていました。
鹿の他には、猪の置物もいました。
和む光景。

100日目

お食い初め膳、撮影:日本の妹

先日、甥っこが生まれてから100日たちました。
赤ちゃんは、生まれてから100日目ごろに、乳歯が生え始めるそうです。
日本では、生後100日のお祝いとして、「おめ」という行事をします。
一生食べ物に困らないように、という願いをこめて、食事をする真似をさせる儀式です。
実際は、まだ食べられないので、真似だけです。
お食い初めは、地方によっていろいろな呼び方があります。
例えば、「真魚初まなはじめ」「箸初はしはじめ」など。
呼び名に、魚や箸が入っているのが日本ぽいです。
もし、フランスでこの行事をやるとしたら、「チーズめ」とか「スプーンめ」になるかな。

cf.
日本文化いろは事典:食い初め

早起きはいいねぇ

Mont Jalla からの帰り道で見たうすい虹

今朝、Mont Jalla*までジョギングしました。
涼しかったです。空はあやしげな雲に覆われていて、今にも雨が降りそうでした。
帰り道、ちょっと雨が降り始めました。
霧雨よりももっと細かい雨。
目では見えないので、雨が顔にあたる感じで、かろうじて雨が降ってるかな、と分かるぐらいでした。
走りながら、ふと前を見ると、うすーく虹がでている!おぉ綺麗!
途中、女性とすれ違ったので、虹ですよーと言って教えてあげて、一緒に喜びました。
あー、こういうのがあるから、やっぱり早起きはいいねぇ。

日本には、早起きは三文の徳、ということわざがあります。
早起きすると、いいことがある、という意味です。
フランスのことわざで、これに相当するのは、
「l’avenir appartient à ceux qui se lèvent tôt.(早起きする人に未来がある)」 とか 「L’heure du matin, l’heure du gain (朝の時間はもうけの時間) 」でしょうか。
英語だと、「the early bird catches the worm (早起きの鳥は虫を捕らえる)」ということわざがあります。

世界中に、早起きに関することわざがあるのは面白いなー。

cf.
早起きは三文の徳
La Bastille, Le Mont Jalla

ショカ― or ショッカー

Le Moucherotte の頂上から、南側をみた景色

復活祭(イースター)おめでとう!
今日、月曜日は祝日でお休みだったので、Le Moucherotte(ムシュロット)に登ってきました。
いい天気でした!まだ少し雪が残っていて、時々涼しかったです。
やっぱり太陽のもとで、そよ風をうけながら走るのは楽しいです!
山で優雅にとぶ鳥をみつけました。
黒くて黄色いくちばしで、見た目は町でよくみかけるMerle(クロウタドリ)に似ています。
でも、クロウタドリよりちょっと大きくて、歌はちょっと下手です。
羽はクロウタドリよりツヤツヤして光っています。
chocard(ショカ―、日本語名はキバシガラス)という鳥だそうです。
初めて聞いたとき、仮面ライダーに出てくる、ショッカーみたい、と思いました。
写真の真ん中あたりにもショカ―がいます。
かなり小さくて、黒い点みたいな感じですが、見えますか?
*
・ ショッカー : 『仮面ライダーシリーズ』の作品に登場する架空の犯罪組織
仮面ライダー vs ショッカー(予告編)

cf.
Chocard à bec jaune (キバシカラス)
Merle noir (クロウタドリ)
Le Moucherotte

花を拾う

桐の花

木の下に、薄紫色の綺麗な花がたくさん落ちていたので、拾ってきて描いてみました。
本当は釣鐘状で、もっと綺麗な花なんですが、私が描くと茄子みたいになってしまいました。。。
花の根元のがく*の部分は、けっこう硬くて、少しケバケバしたスウェードのような感じで、触ると気持ちいいです。
形もかわいくて、角度によって、帽子、星、タコなど色んなものに見えてきます。
よく知らなかったんですが、これは桐の木の花でした。どおりで、いい香りがします。
桐は、日本では昔から、いい木材として重宝されています。
身近なところでは、五百円硬貨の裏にも描かれています。

がく:花びらの付け根にある花全体を支えている部分

cf.

楽しい昼休み

ハンカチの木、白い苞葉

お昼ご飯を食べた後、公園を散歩しました。
この前までは、包葉*の色が黄緑 で、まだまだハンカチっぽくなかったハンカチの木。
今では、包葉*の色が白くなり、すっかりハンカチです。
そんなハンカチの木の下にたたずんで、ずっと木を見上げている女性がいました。
気になったので、話しかけてみました。

「この木、お好きなんですか。ハンカチの木っていうんですよね。私も好きなんです!」
女性「そう、綺麗よね。中国の木なのよ。」
「あぁ、そうなんですか。あなたも中国から来たんですか。」
女性「いいえ、私はラオスからなんだけどね。(サングラスを外して、にっこりほほ笑む)」
「あぁ、ラオス ですか。」
女性「 さっきこれに触ってみたんだけど(白い包葉を指さしながら) 、すごく柔らかかった~!」
「すごく柔らかいですよね!!つい一週間前ぐらいまでは、まだ黄緑だったんですよ。今が一番綺麗だと思います!」
女性「そうなの。よかった~!いつまで続くかしらね。」

ついこの前まではハンカチの木のことを知らなかった私ですが、すごく盛り上がり、その他、色々と話して、とてもいい時間をすごしました!
楽しい昼休みでした!

*苞(ほう)または苞葉(ほうば):つぼみをつつむ葉

cf.
1週間ほど前のハンカチの木

鯉のぼり

保育園の鯉のぼり(撮影:東京の妹)

ななめになっていますが、懸命に泳ぐ姿がけなげです。
男の子の出世と健康を願って、5月5日の端午の節句(子どもの日)まで飾られます。
江戸時代には、男の子が生まれると、武士の家では、のぼりを立ててお祝いしていたそうですが、これが商人に広まったときに、のぼりに鯉を書く風習が始まったそうです。
発想がおしゃれ!
最初は旗に鯉の絵を描いただけ、いっぴきの黒い鯉だけでしたが、徐々に進化して、今のような、色とりどりの鯉の形になりました。

cf.
鯉のぼり
Japan webmagazine – koinobori –

昨日は雨

ビニ傘越しに桜が一枚:撮影 東京の妹

昨日 は、東京は雨だったそうです。
浅田真央ちゃんの突然の引退表明に、日本中が泣いているようです。
もう見られないのかと思うと悲しい。。。
けど、今までありがとう。おつかれさまでした。

妹から写真が送られてきました。
ビニール傘に、さくらの花びらが一枚ぺたり。
雨で気持ちがへこむなか、ちょっと嬉しい驚き!

日本でよく見るビニ―ル傘。
コンビニなどでもすぐ買えて、急な雨でも助かる便利な傘だけど、フランスでは見かけません。
そもそも、こちらでは、みんな多少の雨では、傘さしません。
最初はびっくりしたけど、最近は、私もあまり傘をさしません。

cf.
浅田真央のブログ

Brié と Brie

Crêtes d’Herbeys から。右奥に見える白いところがグルノーブルです。

友人とBrié – Montchaboud あたりを走りました。ぺちゃくちゃしゃべりながら、不真面目に。
気持ちのいい天気で、色んなものに出会いました。
散歩の人、ランナー、自転車、バイク(トライアル)、牛、馬、 などなど。
あぁ、いいとこだ。よい日曜の朝でした。ありがとう。

Briéは、Grenoble を少し南にいったところにあります。
Briéの文字をみたとき、ブリーチーズみたい、と思いましたが、ブリーチーズとは関係ないそうです。(ブリ―チーズのブリーは、パリ盆地の東にある地方の名前(Brie) から来ている。)

BriéとBrie、似てます!
「e」 の上で何やらフランス語っぽい雰囲気を醸し出しているのは、アクサン・テギュという記号です。アクサン・テギュのことを考えていたら、ある日本人の先生に、フランス語を始めたきっかけを尋ねたときのことを思い出しました。

私:「先生、なんでフランス語を勉強しようと思ったんですか?」
先生:「アクサン・テギュって素敵でしょ。私、アクサン・テギュが気に入ってフランス語を始めようって思ったの。」
私:「?! そこに注目ですか!」

きっかけって、意外と単純なことだったりする。

cf.

チーズの産地:イル・ド・フランス(ブリ―チーズ)
アクサンとお近づきになる

こんな花が咲くんだな。

黄緑色の葉っぱが元気に茂っています。
近づいてよくみると、小さくて黄色い花が咲いていました。
あまりにも葉に溶け込みすぎで、気づかなかったよ。
ああ、こんな花が咲くんだな。
この木は、Erable (英語でいう、メープル)。
日本語だと、(かえで)または紅葉(もみじ)です。

ところで、「かえで」 と「もみじ」 の違いって何だろう、と思って調べてみると、「かえで」 も「もみじ」 も、カエデ科のカエデ属の植物らしいです。
(つまり、植物学の分類では、もみじという名は無い。)
「かえで」の中で、特に綺麗な形のものや、きれいに紅く色づく葉のものに限定して、「もみじ」という呼び方をするそうです。
どおりで、「かえで」に比べて「もみじ」は風情がある感じです。

たしかに、「もみじまんじゅう」の名前が、もし「かえでまんじゅう」という名前だったら、美味しさが半減する感じ。

cf.
もみじまんじゅう
紅葉(こうよう)紅葉(もみじ)、カエデとモミジの違いは?』

もう少し待たないと・・・

ハンカチの木

この木の名前は、ハンカチの木というそうです。

面白い名前!でも、何でハンカチなんだろう?
全然ハンカチっぽくないんですけど。。。!

調べてみると、ハンカチの木の花が咲くころには、つぼみを包んでいた葉っぱ(苞* :ほう)が真っ白にかわって、それがハンカチっぽくみえるそうです。

*苞(ほう):つぼみをつつむ葉

写真の苞(ほう) は、まだ黄緑色です。
苞 の真ん中に黒く見えるのはつぼみです。
あぁ、白いハンカチぜひ見たい。見はからって、また来よう!

緑のじゅうたん

Venon の丘

やわらかい、緑のじゅうたん。
風が吹くたび、もようが変わります。

奥に見える丘に生えている一本の木、見えますか。
Le chêne de Venon(Venon のナラの木)と呼ばれている有名な木で、
樹齢300年にもなるそうです。
家に帰ってからその事実を知りました。。。
今度はそばまで行ってじっくり見よう!

* chêne:ブナ科コナラ属の植物の総称。ナラ・カシ・カシワなど。

意味は知らないほうがよかった ?

オオイヌノフグリ(La Véronique de Perse) 撮影:上(私 )、下(日本に住む母 )

小さくてかわいい青い花。花は本当に小さくて、1センチもないぐらいです。
野原に群生している様子は、日本とフランスでそっくりです。

ちなみに、日本名は、オオイヌノフグリ。
これでも、同種の花、イヌノフグリより少し大きめなので、オオイヌノフグリというそうです。

イヌノフグリと聞いても、特にピンとこなかったですが、よく調べてみると、
フグリというのは、古語で、陰嚢(き●たま)の意味。
果実の形が、犬の陰嚢(き●たま) に似ているので、そう名付けられたそうです。
なんとまぁ!こんなにかわいい花なのに!

もし、私がこの花だったら、フランスで生まれたい。
名前が、陰嚢(き●たま)なんてイヤだから!

以上、日本とフランスの見比べシリーズ 第三回 でした!

巨大な生き物

積雲、cumulus

帰り道。前をみると、山の向こうに、にょきにょき縦にのびる不思議な形の雲。
4体の巨大な生き物が、並んでゆらゆら揺れているみたいです。
右側に、なにか獲物をみつけたのか?!

雲を分類するのには、基本の10種類の雲形があって、こういう風に、縦にのびた雲は、積雲(せきうん) (または ()(ぐも)綿雲(わたぐも))に分類されます。学術名は、Cumulusは、ラテン語で積み重ねとか、塊という意味で、日本語名も、そこから来ています。

積む : accumuler
綿: coton
雲: nuage

花より団子

手前(みたらし団子)、奥(あん団子)/ 撮影:日本に住む母

最近、花の写真続きだったので、食べ物の写真にしてみました。
あー、美味しそう。みたらし団子、食べたいなぁ。

団子の威力は、風流をめでる心を上回るか!?
人間は生き物なので、何をおいても、食は基本ですね。

食で思い出しました。
少し古い本ですが、辺見 庸(へんみよう)の『もの食う人びと』という本を読みました。
様々な国をわたり歩いて書いた、食に関するルポルタージュです。
食を通じて人間の本質があらわれていて、壮絶です。

櫻の樹の下には

梶井基次郎の「櫻の樹の下には」という小説を知っていますか。
この小説の冒頭は、次のように始まります。
「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」
忘れられない一文です。
文章は、次のように続きます。
「これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。」
この文章を書くとき、梶井基次郎は、どんな桜を思っていたんだろう。
フランスの桜をみながら、そんなことを考えていました。

レンギョウ(Forsythia)

撮影:上(日本に住む母)、下(私)

鮮やかな黄色が目をひくこの花は、レンギョウ(Forsythia)です。
下の花の方が、大分花が密生してる感じですが、どうやら種類が違うみたいです。
どの種類にも共通する特徴は、黄色い4つの花びらがあること!

ちなみに、4月2日は、作家で彫刻家の高村光太郎の命日です。
彼が住んでいた東京中野の庭にはレンギョウが植えられていて、
彼が大のレンギョウ好きだったことから、この日を『レンギョウ忌』と呼ぶそうです。

以上、日本とフランスの見比べシリーズ 第二回 でした!

銀河鉄道の夜

『銀河鉄道の夜』 宮沢賢治

宮沢賢治の小説、銀河鉄道の夜(Ginga Tetsudō no Yoru)。
フランス語版の綺麗な本を見つけたので、買ってみたけれど、タイトルを見てあれっと思った。

フランス語版のタイトルは、
Train de nuit dans la Voie lactée、「銀河を走る、夜の列車」になっている。
英語に直訳すると、Night Train In Milky Way みたいな感じかな。

「銀河鉄道の夜」という言葉を見たとき、なんとなく銀河を走る列車をイメージしていたけど、「夜」という言葉は、何にかかっているんだろう。「鉄道」それとも「銀河鉄道」?
それに、「鉄道」には、「線路」と「列車」の2つの意味があるし。
そもそも「銀河鉄道」って何だろう。
改めて考えてみたら、よく分からなくなってきました。

続きを読む

おやじいけばな

『向春』:高崎市の匿名Tさん

高崎市の匿名Tさんから、素敵なお花の写真が届きました。
『おやじいけばな』というおやじを対象にした生け花のイベントで生けた花だそうです。

Tさんへのインタビュー:
さえ: こんにちは、T さん。使ったお花は何ですか?
Tさん:ネコヤナギ2本と、アンスリウム2本です。花材は、最初から指定されてたので、それにあう花を選びました。
続きを読む

桜と木蓮

「桜と木蓮 」撮影:上(私)、下(日本に住む妹)

上の二枚は、グルノーブルの木蓮と桜、
下の二枚は、葛西の木蓮と桜です。

グルノーブルの方が、葛西より一足先に春まっさかり。
こうやって花をみくらべるのは楽しい。
楽しみ倍増!

ポテトとニシンのサラダ、マスタードドレッシング

友人の家でいただいた、美味しくて素敵な一皿。
ニシンは、大好きで、自分でも良く買うけど、この食べ方は知らなかったです。
新しい食べ方を発見!
hareng という文字を見ると、アレンと言いたくなりますが、発音は、どちらかというと、アランに近いです。
ちなみにオニオンは、今回のように生で食べる場合は、赤いのを使うのがいいそうです。
ありがとうー!料理長!
料理長は、もちろん、Steph です。

イゼール川の土手

La ficaire

昼休みに、 イゼール川の土手を散歩しました。
黄色い花が土手にがびっしり。春だなぁ。

花の名前が知りたくて、
「黄色」「8枚の花びら」「小さい」で検索して、でてきた画像の中から、それっぽいのを選んで、その画像の載っているページを見てみたら、「La ficaire 」という名前がでてきました。
たぶん、「La ficaire 」 だと思います。
便利な世の中です。
*日本語の名前が分からないけど、キンポウゲ科(Ranunculaceae)の花みたいです。

さようなら、いってらっしゃい

“Le Versoud” は、グルノーブルの少し北東のVersoudにある小さな飛行場です。
私は、今か今かと離陸の瞬間を待っていました。
– 乗客をのせる
– プロペラを回す
– 滑走路に向かう、
と、プロペラ機は、ゆっくりと時間をかけて離陸の準備を進めます。

どんな風にとぶのかな。離陸が待ち遠しい!

滑走路に入ったプロペラ機は、今までのゆったりとした動きがうそのように、
一気に加速して、すーっと一気に飛んでいってしまいました。

思わず見とれてしまい、シャッターチャンスを失いました。。。
右下に見える止まっているプロペラ機の右上、黒い小さな機体が、今離陸した飛行機です。
かろうじて映ってます。見えますか?

鏡をみながら

夜、鏡をみながら、ふと思いました。
私のほくろは、口の右上にある。
でも、鏡にうつったほくろは、口の左上。
ということは、私は自分の本当の顔を一度もみたことがない!?
え、と思って左手で左側をたしかめてみたけれど、そこにはほくろはなく、
右手で右側をたしかめたら、やっぱりそこに、ほくろのふくらみがあった。
左が右で、右が左で、と色々考えていたら、わけがわからなくなり、眠ることにしました。

翌朝、目が覚めて、急に、「あ」と思いました。
あー、写真。
写真にうつった私は、ほくろが右側についてるよな。
自分の見ている世界は、他の人の見てる世界と違うんだな。
そして、技術の進歩で、見える世界もどんどんかわるんだな、と、ふと思った朝でした。