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最近見た鳥

朝、公園をジョギング中に、芝生の上を見慣れない鳥が歩いているのを見つけました。
尾が白と黒の縞々で、頭はオレンジ色で王冠のような形。これは珍しい鳥に違いない!とあわててカメラを向けるも、すぐに飛んでいってしまった。アフリカから来るHuppe fasciée (ヤツガシラ)という渡り鳥で、とってもレアな鳥らしいです。友人は、今までで一度だけしか見たことがないそう!鮮やかな色と派手な形はいかにも暑いところの鳥っぽい!

川沿いを散歩中にゆーらゆーらと優雅に飛ぶ大きな鳥がいました。ゆったり悠々と飛んでいるのに見とれて上を見て歩いていたら、相当曲がって歩いていたようで、向いから歩いてきた人に笑われてしまった。。。Milan noir という鳥で、トビの一種だそう。Milan(トビ)、Faucon (ハヤブサ)、buse (ノスリ)は似ていて判別が難しいけど、Milan noir の特徴は、濃い茶色の体と、三角の尾。同じMilanでも、Milan royalは、 尾に深い切り込みがはいっています。

早朝の川沿いにMartinet noir がたくさんいて驚きました。超高速で飛んで、ピーピーと鋭い音の鳴き声!スーっと飛んだと思ったらクイッと方向をかえて、またスーッと超高速で飛んでいく。スピード感がたまりません!かっこいい!Martinet(アマツバメ)とHirondelle(ツバメ)は見分けるのが難しいけど、アマツバメの方が、尾の切れ込みが浅いです。

その他、最近見た鳥の写真です。

写真

cf.
Geai des chênes
Huppe fasciée
Martinet noir
Merle noir
Milan noir
Milan noir の見分け方
Moineau domestique
Penson des arbres
Rougequeue noir
Tourterelle turque

鳥を通じて

通りを歩きながら建物の屋根にいる鳥の写真を撮っていたら、「鳥好きなの?」「ほら、窓のところにも、もう一羽いるよ。こっちは雄であっちは雌だよ。」と親切なおじさんが教えてくれた。こういう何気ない交流がとても嬉しい。ちなみにこの鳥は、高いところが好きなRougequeue noir(ルージュクーノワール)。チチチチチという鳴き声の他、紙をまるめる時にするカサカサカサという音に似た不思議な声で鳴いたりもします。

最近見た鳥

写真はブレブレで小さいです。。。鳥の写真を撮るのは本当に難しい!双眼鏡を買おうか迷い中です。いいのを知っていたら、教えてください。

「50種類の鳥の鳴き声をマスターする」

鳥に興味を持ち始めて色々と探していたら、SUPER HECOという名の若者が、スポーツやアートなど毎回さまざまなテーマでいろんな挑戦をする面白い動画のチャンネルを見つけました。そこに、「50種類の鳥の鳴き声をマスターする」というテーマの動画があったので、おぉ、これはまさに今私がやりたいこと!とさっそく見始めました。SUPER HECOはちょっとチャラい感じ男の子だけど、鳥の鳴き声をまねたりしてかわいくて面白い。動画の最後には、ちゃんと鳥の声を聞き分けられるようになっていて感心。ほほー、私も精進せねば!この動画では、私がこれまでに自分で見つけた使っていたサイトはここでも紹介されていたので、あぁ、私のやり方、間違っていなかったんだ、と一安心。コツコツ続けよう。ちなみに、紹介されていたのは、以下の5つ。

役立つサイト:

で、鳥の声をマスターするには、まず、動画などで鳥の鳴き声を何度も聞いて耳を慣らしてから、実際に外にでて、聞き分けられるか確かめるとよいそう。さらに、鳥の鳴き声や、鳥のいた場所、簡単な覚え方などを自分なりにメモしておくといいんだそう。

動画の中で、SUPER HECO も言っていましたが、町の中や、公園にも結構鳥はいます。特に意識していなかった時は、鳴き声はひとかたまりの音にしか聞こえなかったけれど、注意深く聞いてみると、音が1つ1つ際立って聞こえてきて、さらに鳥の姿を自分の目で確かめられると、とっても嬉しい!頭の中だけに存在したものが、実際の景色の中で見つけられることの嬉しさ!こういう感覚は、彼によると、ポケモンGO のゲームみたいだそうです。

鳥の鳴き声の聞き分けは、ちょっと外国語の勉強と似てるかな?と思いました。外国語 /鳥の声 に耳を慣らす→現場でチェック(どんな場所でどんな風に使うのか経験)→徐々に身につく。あるいは、家での勉強などはすっ飛ばして、最初から生活の中で生きた言葉に耳を慣らして、後から家で調べたりして意味が分かる、というような。(現場で外国語 /鳥の声 を聞く(どんな場所でどんな風に使うのか経験)→家で意味などを確認→徐々に身につく。)

そんなわけで、最近はカメラを持って散歩をよくしています。走っていたところを歩いてみると、新たな発見があったりします。

Parc Karl Marx – Moucherotte

Parc Karl Marx からMoucherotte に行ってきました。
外出制限は緩和されましたが、あんまりモリモリと走る気になれなくて、花の写真をとったり鳥の声を聞いたりで立ち止まってばかりでしたが、お天気もよくいい日でした!
最近は、Youtubeなどでよく鳥の鳴き声を聞いていて少しずつ慣れてきたぞ!と思ってましたが、いざ外で聞き分けようとすると難しい。。。
いろんな鳥が鳴いているので、音が混ざってわかりにくいし、鳥の姿が見えないし。でも、Pinson des arbres (パンソンデザルブル)だけは、聞き分けられました!ti ti ti ti ti ti ti-tu—と、特徴的な鳴き声です。
スマホでちょっと録音してみました。いろんな鳴き声がまざってますが、最後に鳴いているのが、Pinson des arbres です。

鳥たちは木の上の方の方にいるのか、声が聞こえても、なかなか居場所が分かりません。とくに小さい鳥は、動きが早い!でも、Pinson des arbresは、自分の目で見ることもできました。声がするので上を見上げたら、木の枝にとまってました。この鳥は、頭がグレーで、顔からおなかは、赤っぽい茶色なんですが、見上げたら、赤茶色のおなかがしっかり見えました。かわいかった!鳥たちの動きも早くて「あっ、みつけた!」と思ったらもうどこか違うところに飛んでいってしまうので、私にとっては写真に撮るのは至難の業です。。。Pinson des arbresも、写真には撮れませんでしたが、忘れないようにイラストを描いてみました。

ちなみに、Julien Perrotさんの、鳥の声レッスンの動画では、1:30あたりに出てきます。さすがにプロは上手!

今日も、登り口までは黄色い自転車です!

最近のイラスト(鳥や果物など)

新緑と鳥!

先週末は、久しぶりに少し長い時間、山の中を走りました。
もう5月も終わりなので、春というよりは、初夏という感じで、ブナの新緑の緑がとっても綺麗。
葉っぱに日が当たるとちょっと緑が透ける感じで、こういう緑、ずっと見ていたい。

今月の初めまで、外出制限で公園も閉鎖されていたり、半径1キロ以内から出られなかったときは、近所にある道端の草花や、鳥の声に癒されていたけど、やっぱり少しでも足をのばすと、もっと自然があって、肌に感じる空気も心地いい。出歩く距離が減って、すっかり体がなまってしまったけど、鳥の声には、前より敏感になった。Julien Perrot さんの鳥の声レッスンのおかげかな。

ビートルズの曲「Blackbird」にも出てくるBlackbird(フランス語だとMerle noir メルル ノワール)は、本当に鳴き声がきれい。 Julien Perrot さんの鳥の声レッスン11では、3:20あたりに出てきます。
走りながら、少し私も鳥の声を録音してみました(笑)

鳥と読書

部屋の窓から見える大きな木。たぶん、オウシュウトウヒ (épicea) です。普段は全然気にしていなかったけど、最近は毎日眺めてます。この木には、たくさんの鳥たちがやってきて、鳴き声に癒されています。

兵庫に住む友人の J子も、最近は、散歩の時に双眼鏡を持ってよく鳥の観察をしているようで、この前は「ケリ」という鳥の親子に遭遇したそう。「ケリ」は警戒心が強くてずっと鳴きっぱなしだったそうですが、J子の描いたイラストが破壊力満点で大爆笑だったので、許可をもらってここにも載せました。


ところで、この前、「カモメに飛ぶことを教えた猫」という本を読みました。フランスの学生たちは、どんな本が好きなのかなぁ、と気になって聞いてみたときに教えてもらった本です。学生が見せてくれた本の表紙がとてもかわいくて、一目ぼれして読んでみたら、すごくよかったです。ほのぼのして面白く、子どもも読めるような話ですが、内容は深くて、仲間や助け合い、異文化理解などについても考えさせられます。本当は紙の本が欲しかったけど売り切れていたので、kindle版でとり急ぎ読みましたが、手元に本を置いておきたいので、あとで本も買いたいと思います!短い話で、すぐに読めますので、興味のある方は是非読んでみてください!


この本を書いたのは、チリ人の作家ルイス・セプルベダ(Luis Sepulveda)、日本語のタイトルも長いけど、原作(スペイン語)や、フランス語訳のタイトルはこんな感じで、もっと長いです!
– スペイン語タイトル「Historia de una gaviota y del gato que le enseñó a volar」
– フランス語タイトル「Histoire d’une mouette et du chat qui lui apprit à voler」
こうやって見ると、フランス語とスペイン語って、本当に似てるなぁ。

家で過ごす時間が増えたので、こんな感じで最近は前よりよく本を読んでますが、本で読んだ作品を映画や舞台で見てみたり、昔読んだ本をまた繰り返し読んだりすると、30%ぐらいしか分からなかったのが60、70%ぐらいに分かるようになったり、逆に新たな疑問が出てきたりして面白い。

フランスの学生たちにおすすめしてもらった本は、この他にもたくさんあります。フランスや日本の作品の他、イギリス、韓国、中国、アメリカ、ブラジルの本など、いろいろで面白かったので、忘れないようにリストにしてみました。興味のある方はぜひ見てみてください~。

cf.
フランスの大学生(日本語科の1年生)がおすすめしてくれた本

アルケミスト – 夢を旅した少年』パウロ・コエーリョ(ブラジル)
あん』ドリアン助川(日)
エラゴン 遺志を継ぐ者』クリストファー・パオリーニ(米)
カモメに飛ぶことを教えた猫』ルイス・セプルベダ (チリ)
刑務所のリタ・ヘイワース』スティーヴン・キング(米)
氷と炎の歌』ジョージ・R・R・マーティン(米)
シャイニング』スティーブン・キング(米)
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鳥の鳴き声など

目が疲れた時は、窓からよく外を眺めてます。しばらく見ていると、スズメやハトの他、シジュウカラ、クロウタドリなど、色々な種類の鳥がびゅんびゅん飛び回っているのがよく分かります。鳥って、結構速いんだな。

Oiseaux.netというサイトには、鳥の写真や鳴き声がたくさん載っていて面白いです。写真は、色々な年齢、性別の鳥のがあって、鳴き声も普段の鳴き声の他、警戒してる時の鳴き声とかいろいろ聞けます。町中でもよく見る黄色くてかわいい鳥(日本語だとシジュウカラ)は、フランス語だとメサンジュ(mésange)と呼ばれていますが、正式名称は、メサンジュ・シャルボニエール(mésange charbonnière)で、鳴き声の種類は40種類ぐらいあるそうです!そんなにいろいろ声を使い分けられるなんて人よりすごいのでは。ちなみに体の色が黄色じゃなくて黒いのはメサンジュ・ノワール(mésange noire) と言うそう。ピーチュピーチュピーチュとかわいい鳴き声です。メサンジュ(mésange)つながりで、頭に冠羽というツンツンした羽のある、とってもかわいい鳥を見つけました。針葉樹林に住むメサンジュ・ユッペ(mésange huppée)という鳥で、チチチと鳴くんだそう。もっと鳥に詳しくなって鳴き声を聞いて、鳥を見つけられるようになったら楽しそう。


鳥の声で思い出しましたが、この前、ARTE RADIOで面白い音をみつけました。アマゾンの熱帯雨林にあるTauaryという小さな村に暮らす人たちの日常の音を録音したものです。住民たちは、動物や鳥たちの鳴き声をまねしてコミュニケーションをとっています。聞いていたら、家の中にいるのに、まるで自分も動物が沢山いるアマゾンの大自然の中にいるような気分になれました!
気になった方は、ぜひこちらで聞いてみてください。
cf.
” Amazônia ” Une création de Félix Blume – Un jour dans un village en Amazonie –