キツネとの出会い

昨日、Sappey – Hébert de Chamechaude を走りました。
幸運にも、キツネに遭遇。
むこうもこちらに気づいたのか、じっと私たちを見ていて、とてもかわいかったです。
キツネといえば、星の王子さまのキツネのシーンが好きです。

王子さまとキツネは仲良くなりますが、王子さまの旅立ちが近づいて悲しそうなキツネを見て、王子さまは、こんな悲しいことになるぐらいなら仲良くならなきゃよかったよ、と思います。そんな王子さまに、キツネは、言います。
「仲良くなってよかったよ。麦の色のせいでね。」

仲良くなる前、王子さまとキツネは、麦畑を見ながら、以下のような会話をしています。

引用
—–
それに、見てごらんよ!あそこに麦畑が見えるだろう?僕は、パンは食べない。だから僕にとって、麦は無用の物さ。麦畑を見たって、僕は何とも思わないんだ。それって、悲しいことだよ!でも、君は金色の髪をしている。だから、君が僕を飼い馴らしてしまえば、素晴らしいことになるんだ!麦は金色だから、麦を見ると君のことを思い出すんだよ。そして僕は、麦畑を吹き抜ける風の音が好きになるんだ…」
—–

星の王子さまは、名作だなぁ。
繰り返し、読みたい本です。

参考までに、フランス語の朗読が聞けるサイトとトランスクリプトのリンクをのせました。

cf.
星の王子さま 朗読 (キツネのシーン 26:00 -31:30)
星の王子さま きつねのシーン フランス語と日本語のトランスクリプト

キツネとの出会い」への4件のフィードバック

  1. shibaba

    ひさしぶり〜に星の王子さまにふれてよかった〜
    いくつになって読んでも感動するね〜

    ランニング中にキツネに会えるなんて幸せすぎるね

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  2. ai

    初めまして キツネが好きです。 10代の終わりに友人から英訳の星の王子様を教えてもらって、いつか、この本を、原作者の言葉で読んでみたいものだと思い続けて、なんと50年。それでも、辞書の字は小さすぎても、電子辞書を使って、定年にたどり着きようやく、あこがれてきた本(そのころに買ったGALLIMARDの本 Le30 Janvier 1967)を辞書と文法書を片手に、すごいチョウスローで日々読んでいます。Prince の in の発音がうまくできません。でも、5年かかって、自分なりにというと分かった風ですが、分からないところなんかもあって、翻訳見ても分からないところもありながら、一回目終了。で、また、懲りずに70才を迎えてもいちど、キツネさんに会いに来ました。Rien n’est parfait,soupira le renard.こんな事を言っているキツネが好きです。(笑)

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    1. sae 投稿作成者

      aiさん、
      コメントありがとうございます。
      aiさんもキツネが好きですか!うれしいです。
      フランス語のinのは発音、私もうまくできません。。。
      私は、Bernard Giraudeauの朗読をi-podで何度も聴きました。
      疲れて本を読むのがつらいときも、音なら気軽に聞けるので!

      Le Petit Prince (Antoine de Saint-Exupéry) Bernard Giraudeau

      返信
  3. ai

    素敵な朗読を教えていただいてありがとうございます。
    これ、早速使わせていただきます。
    嬉しいです。

    時々写真を撮っては、投稿サイトにはり付けています。
    ウエブサイトに貼っておきます。
    先日は海に落ちる夕日を撮ってきました。
    流石に43回も撮れませんけれど、とてもきれいでした。

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