日別アーカイブ: 20/01/2019

濱口竜介監督の恋愛映画『寝ても覚めても』

『寝ても覚めても』を見ました。
綺麗な、恋愛映画でした。主人公の女の子(朝子)の行動が理解できず、イライラする場面が多かったですが、朝子をとりまく友人たちは、とても良かったです。ラストは、なんだか希望が持てる感じでした。
見終わってしばらくしてからも色々と気になるところのでてくる映画で、よく考えてみると朝子の気持ちも少しわかるような気もしてきました。
フランス語版のタイトルは、『寝ても覚めても』ではなく、『ASAKO I&II』でしたが、チケット売り場でフランス人がアザコと言っているのに、ウケました。(フランス語だと、sa の発音は、サじゃなくてザになるんです。)
それにしても、アザコって・・・痣(笑)

cf.
予告編:濱口竜介『寝ても覚めても』
フランス版の予告編 : “ASAKO I&II” de Ryusuke Hamaguchi

” Soyons sport ” というイベントとSandrine Bérangerさん

Soyons sport ” というイベントに参加してきました。

Pierre Morathの『Free to run 』という映画を見たあと、軽い食事をはさんで、関連したテーマ(スポーツと商業主義、トレイルランニングはお金持ちの道楽にすぎない?)などで議論がありました。

ゲストには、ウルトラトレイルのレース・エシャペベルのオーガナイザーのフローラン・ユベール(Florent Hubert)さん、アスリートのサンドリン・ベランジェ(Sandrine Béranger)さん、エシャペベルのフィルムを作成したピエール・ガニエ(Pierre Gagnière)さんなどが招かれていて、彼らの話を、間近で聞くことができて、よかったです。

サンドリン・ベランジェさんは、2005年にLe Grand Raid de la Réunionで優勝しているほか、エシャペベルでも2013,2018の二度優勝している、とても元気な女性です。とても聡明でハキハキしていていて、会場には、3人のかわいいお子さんと一緒に来ていました。
ウルトラトレイルのレースに向けて、どんな準備をしますか、という質問に対しては、カヤックのトレーニングを減らして山にいる時間を増やすようにしている、インターバルとかは嫌いなの(笑)と、とても自然体でした。彼女にとっては、アドベンチャーレースの方が、トレイルのレースよりも精神的にも肉体的にも厳しいそうです。アドベンチャーレースとは、自転車、ラン、カヤックなどで、数日間かけてゴールをめざす競技で、ちなみに彼女は、raid aventure à la Réunion en 2018 で3位になっています。
トレイルのレースは、彼女にとっては、アドベンチャーレースのためのトレーニングの1つなのかな、という印象を受けました。

「アドベンチャーレースでは、4人のチーム員の中に、1人女性を入れるのが必須になっている。
どのチームも、できるだけましな女性を選ぶのに苦心してる。(笑)
でもね、女性の記録は、いつも男性より遅いけど、長いレースになってくると粘り強さでは、女性は男性に勝てる、という気もする。いつか男性の記録を女性が抜けるといいわね。
レースに出るための遠征費を工面するのは大変だけど、自然やスポーツが好きだから続けてる」と笑顔で語っていました。
好きなことを追求している人は、素敵です。

トレイルランニングのレースや、トレイルランニングをする人がどんどん増えて、トレイルランニングをとりまく環境は、変化しているけど、会場にいたフローランさん、サンドリンさんピエールさん達からは、自然やスポーツが好きで、真剣に向き合ってるんだなぁ、ということが伝わってきました。

Raid In France Teaser ARWC 2018
Sandrine Béranger さんのページ