引っ越しと大家さんとの会話

今住んでいるところがすごく騒がしいので、新学期が始まる前にもう少し静かなところに住みたくて、引っ越すことにしました。この機会に、荷物を減らすため、断捨離しようとがんばってます!色々な場所や広さ、値段の物件を5つみて、ようやく決めました。最後にみた物件がすごくよかったけど、家賃の他の電気代やWifiなどのもろもろの追加費用も含めるとちょっと高くてどうしようかなーと迷っていたら、大家さんが、「実はね、掃除中だからまだ公開してないんだけど、、、近くにね、同じような感じでもう少し狭いけどちょっと安いところがあるんだ。見てみる?」と言って、別のアパートを見せてくれました。それがすごくよかったので、即決しました。公開前の物件ってことで、なんか特別感もあったし!

私が日本人だと言ったら、大家さんが、「仕事でね、ときどき日本人と話すことがあるんだけど、名前の後のあの “san” は何?例えば、Nicolas(二コラ)って名前の人をを呼ぶとき、単にNicolas(二コラ)じゃなくて、Nicolas – san (二コラさん)って呼ぶでしょ。」フランス語にも「Monsieur(ムッシュー)」とか「Madame(マダム)」とか「Mademoiselle(マドモアゼル)」という敬称があって、それだけで単体で使ったり、苗字の前につけたりしますが、日本語のように名前の後になにかつけることはないので、名前の後に「さん」という言葉を付け足すのがとても不思議なようです。「さん」の他にも、「くん」とか「ちゃん」もあって、年齢や性別やその人との関係によって使い分けるんですよ、と言ったら、さらに驚いてました。自分のことを話すときも、フランス語の一人称の代名詞といったら、「je(ジュ)」しかないけど、日本語には、「わたし」「ぼく」「おれ」「あたし」「わたくし」「おいら」とか色々あって、とても面白いと思います。しかも、書き言葉のときは、漢字かひらがなかカタカナかによって、大分印象もかわるし(私、わたし、ワタシ)。
日本語は、表現の幅がひろくて、色々とアレンジできるから面白いな、と思った日でした。

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