投稿者「sae」のアーカイブ

友人に会いに、スイス、ツェルマットへ

友人に会いに、スイス、ツェルマットに行ってきました。ジュネーブから電車でVisp経由でツェルマットまで3時間ぐらいでした。ツェルマットに近づくにつれて、景色がどんどん雄大になっていきました。山あいに建つの家の屋根は、グレーの平たい石をしきつめて瓦のような感じになってて独特で素敵でした!

ツェルマットは、ガソリン車の乗り入れが禁止されているので空気が綺麗で、町も入念にお手入れされている感じで(芝生か綺麗で、バルコニー赤いゼラニウムが咲きほこってて美しい!)、馬車にのって駅からホテルまで移動するご婦人方もいて、セレブ感がありました。公園には、いい感じのカーブのついた木のベンチが置いてあって、そこに寝っ転がってのんびりマッターホルンを眺めることができました。なんという贅沢。

ツェルマットでは、友人のアパートにおじゃましました。アパートの窓の外はすぐ山で、ハイキングする人が間近にみツェルマットの周辺は気持ちのいいトレイルだらけで、ツェルマットに住んだら、毎日が夢のようだな。でも物価が高い。。。
2日目(9/2)は、ZermattからEdelweiss小屋Triftロッジを通って、ぐるっとZermattまで戻ってきました。霧と雲で見通しが悪かったですが、空気が澄んでいて気持ちよく、マーモットやシャモアにも会えて満足。

3日目(9/3)の午前中は、登山電車にのって標高にあるゴルナグラート展望台に行き、そこからツェルマットの町まで、のんびりと下りました。マッターホルン、モンテローザの他、今まで見たことないような雄大な景色だらけで、電車でこんなところまで来れるんだー。楽してのぼるのも、なかなかいいな♪高いところでも、こんな風に電車を使えばいくらでも楽に来れるし、逆に近所の低い山でも、あんまり人が通ってないような道を選ぶと、結構冒険だったりする。要は何がしたいか、選ぶ道の問題かな。

展望台近くの展示スペースでは『Matterhorn Ladies 』が開催されていて、マッターホルンにまつわる女性たちの展示を見ることができました。女性で初めてマッターホルンにのぼったイギリス人のLucy Walkerさん、日本人の今井道子さん(女性として世界初の欧州三大北壁完登者[アイガー、グランドジョラス、マッターホルン])の展示もありました!なんでも最初にやる人はすごいなぁ。

私は観光気分でツェルマットを満喫しましたが、友人たちその後ツェルマットから、グレヘンという町に移動していました。UTMR / Ultra Tour Monte Rosa というとんでもないトレイルレースに参加するためです。すごいなぁ。ところがなんと、9月5日に開催されたこのレース、悪天候のため途中で中止になってしまったそう。山のレースでは、こういうこともあるけど残念無念。。。(2019/09/01,02,03)

cf.
山を愛し、山に愛されたスーパー女医・今井道子

シャモニーでUTMB観戦

日本から来た友人と一緒にシャモニーに行ってUTMBを観戦してきました。
シャモニーはすごい熱気で、人がいっぱいで、やっぱりUTMBは他のレースとは違うなぁ、と実感。スタートを見た後は、バスで移動したり、徒歩でコースを逆走したりして選手たちを追いかけました。会場では、思いがけず、昔の友人たちにも再会できてよかった。私がトレイルランニングを始めるきっかけになった鏑木さんを間近で見て応援することもできました。

シャモニーでは、Les Arollesキャンプ場に泊まりましたが、町に近いし、モンブランも綺麗に見えて、受付の人も感じがよくて良かった。今度シャモニーに来るときも、また使おーっと。
(2019/08/30, 31)

cf.
Camping / Les Arolles

lac Crozet、lac Merlat、Le Grand Colon

日本から友人が遊びに来たので、Belledonne山脈のLe Grand Colonに一緒にのぼってきました。湖で泳ぎたい!という希望だったので、Freydièreの駐車場から、 lac Crozet、lac Merlat、Le Grand Colonというコースにしました。Freydièreは、車だとグルノーブルから30分ぐらいでサクッと行ける場所ですが、いい時間帯のバスがなかったので、自転車で行くことにしました。(工事中で通行止めで通れない道があり、迂回路をとおったら、25キロ1000mD+で、ママチャリで全然進まないのでかれこれ3時間ぐらいかかってしまい、この時点で2人とも結構ヘトヘト。。。)

Lac Crozetという湖を経由して(ここで泳いでから)、山小屋(Refuge de la Pra), lac Merlatという2つ目の湖を通ってLe Grand Colonに行きました。春先に来たときとは、雪が残ってましたが、雪が全部とけてて景色が違ってびっくり。帰り道、Le Grand Colonからの下りは霧が出てきて、道が分かりにくく無事帰れるのか不安になりましたが、地図とスマホと前に来た時の記憶をたよりに、2人で協力してなんとか下山。長い1日でしたー。
(2019/08/29)

cf.
Sandrine Berangerさんのblog に、このルートと綺麗な写真がのってました↓
[Mon carnet de courses]: Le Grand Colon (2394m), par le lac Merlat et le lac Crozet

 

角田光代さんの『坂の途中の家』

角田光代さんの『坂の途中の家』を読みました。乳幼児虐待事件の裁判をめぐる話で、内容が重くて気持ちのいい話ではなかったですが、読み始めたら止まらなくなり一気に読みました。

声に出してサラっと言ってしまえば、何てことないようなことを、1人で考えているとどんどん被害妄想的になっていく主人公の気持ちは、ネガティブな時の自分と重なる部分もあり、自分のダークな部分を見透かされているようでいやな気持ちになりつつも、次はどうなるの?と先が気になりどんどん読んでしまいました。角田光代さんは、心理描写が本当に上手だなぁ。

角田光代さんが、太宰治の作品の中で一番好きなのは、『女生徒』という作品だそうです。青空文庫に無料で公開されていたので、早速読んでみたら、とっても面白かった!
以下は、冒頭の抜粋。(1文が長い~!)

あさ、眼をさますときの気持は、面白い。かくれんぼのとき、押入れの真っ暗い中に、じっと、しゃがんで隠れていて、突然、でこちゃんに、がらっとをあけられ、日の光がどっと来て、でこちゃんに、「見つけた!」と大声で言われて、まぶしさ、それから、へんな間の悪さ、それから、胸がどきどきして、着物のまえを合せたりして、ちょっと、てれくさく、押入れから出て来て、急にむかむか腹立たしく、あの感じ、いや、ちがう、あの感じでもない、なんだか、もっとやりきれない。…

インタビュー映像:小説家 角田光代「心ゆさぶる物語を」
『女生徒』太宰治

韓国映画『パラサイト 半地下の家族』

今年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した韓国映画『기생충』(仏:Parasite、日:パラサイト 半地下の家族)を見てきました。衝撃的な場面がたくさんで、ラストも印象的で見終わったあと、しばらく動けませんでした。Bong Joon-ho(ポン・ジュノ)監督のことは全然知らなかったし、韓国映画にも興味がなかったけど、ポン・ジュノ監督すごい!!!!!と大感激。彼の作品を、他にも見てみたい!と思いました。ポン・ジュノ監督、ただものじゃありません、すごいです。要チェックです!

最初は、いいリズム話が面白く展開していくので、軽いコメディなのかな、と思いましたが、だんだんシリアスになってきて、貧富の差や人を騙したりすることについて考えさせられる映画でした。切り札を手にしたとたんそれまでの攻防の関係が一気に逆転したり、緊迫感のあるシーンが連続したりで、2時間11分が本当にあっという間でした。笑えるシーン、目をおおいたくなるシーン、びっくりして息をするのを忘れそうなシーンなど、いろんな要素がまざっていて、音楽もよくて、役者さんたちもみんな魅力的でひきこまれました。
韓国については、あまり知らないけど、本当にこんな家族や暮らしをする人たちがいそうな感じなんだろうか、と韓国についてもっと知りたくなりました。日本での公開は、2020年の1月の予定だそうです。ぜひぜひおすすめです!!!!!

cf. 映画『パラサイト 半地下の家族』に関する日本語の記事と予告編

Andry-Farcyの回顧展

グルノーブル美術館で今やっているAndry Farcy の回顧展に行ってきました。彼は、1919年にグルノーブル美術館の学芸員となり、前衛美術(アヴァンギャルド)の作品の収集に力を入れました。足りない予算は、市長やアーティストと交渉したり新聞などを通じて市民に呼びかけたりして寄付を募って、作品を徐々に増やしていったそうです。グルノーブルは、フランスで最初の近代美術の美術館で、世界的にみても近代美術の分野で先駆けだそうです。今こうやってここで近代のアーティストたちの選りすぐりの作品をたくさん見ることができるのも、彼のこんな努力のおかげなんだなぁ、と感心しました。

以下は、1921年の美術館の改修の際の、彼のスピーチの抜粋です。
« Mieux vaut balbutier des vérités naissantes que d’affirmer avec facilité des vérités conquises par nos aînés ». Discours d’Andry-Farcy à l’occasion du réaménagement des salles du musée, 23 juillet 1921.

『先人たちが手に入れた真実を、確かにそうだね~と言って流暢に話すよりも、生まれかけの新しい真実をたどたどしく話す方がいい。』(日本語訳:私)

cf.
Hommage à Andry-Farcy, un conservateur d’avant-garde [1919-1949]

自転車の話題2つ (2/2)

そして、悲しい現実・・・。

先日、自転車を盗まれました。ちょっと高価なU字型のごっつい鍵をかけていたのに、盗まれました。。。自転車を盗難された腹いせに、ふとそこらへんにある誰かの自転車を盗んでやろうか!っていう気持ちも出てきた。けどそこは、大人としてぐっとガマン。。。仕方ないので、とりあえずU字型のごっつい鍵だけでも回収しよ、と鍵だけ家に持って帰りました。

グルノーブルに住み始めてから盗まれるのは、これで2回目です。悲しいことにグルノーブルでは、自転車がよく盗まれます。町を歩くと、タイヤやサドルだけ盗まれたかわいそうな自転車をよく目にします。歩きながら、町をあらためて見渡してみると、駐輪用の柵に残されている鍵(私のように自転車が盗難されて、鍵だけ残ってるんでしょうか。)の多いこと!盗難自転車の転売が生業として成り立つから、自転車の盗難がなくならないらしいです。悲しい現実。。。

もうちょっと警戒が必要だったなぁ。使うのは遠出の時だけにして、町での移動はトラムや徒歩にしておけばよかったなぁ。自転車の鍵はU字型2個づけにしとけばよかったなぁ。後悔後悔後悔後悔後悔後悔後悔後悔後悔後悔後悔~!後悔の嵐!

自転車の話題2つ (1/2)

まずはいいニュース!自転車道について。

私はバスや電車より自転車が好きで、よく自転車にのっています。でも、せまい車道を走るときなど、ときどき車にぶつかるんじゃないかと怖いです。グルノーブルは、自転車の利用を推進していて、自転車道がどんどん整備されてきています。車道の端っこじゃなくて、真ん中を自転車が通るようになっているのもあって、こういう道路はとても走りやすくて気持ちいいです。

感じの悪い担当者

free box の契約をオンラインで申し込んだら、不足している情報があったみたいで、担当者から電話がかかってきた。その人のしゃべり方がもごもごしていて、そのわりには早口で、本当に聞き取りづらくて何度も聞き返してしまった。そうしたら、「本当しょうがないわねぇ。あなと話しても埒が明かないわ、フランス語がちゃんと分かる人に電話してもらって。」というようなことをため息まじりに言われて、会話の途中なのに一方的に電話を切られた。。。
もっと分かりやすく話してよ!担当者の横柄な対応に、本当にブチ切れそうになった。と同時に、一人前として扱ってもらえるように、もっとちゃんと聞き取ったり話したりできるようになりたい!と強く思った。こういう怒りとか悔しい!っていう感情はすごいエネルギーを持ってて、モチベーションをあげるのにとても良い。ので、まぁ、感じ悪い担当者にも感謝しようか。

面白い表現:Il n’y a pas le feu au lac

『Il n’y a pas le feu au lac』、英語に直訳すると『There is no fire at the lake』 。最初この表現を見た時、何か悲しい状況を表す表現なんだろうな、と思いました。日本では、特に夏には、川や湖や山など、色々な場所で花火大会が開催されます。『le feu』には、火、火事、花火、信号など色々な意味があって、私は『Il n’y a pas le feu au lac』という表現の中のこの『le feu』は花火を意味しているんだと思って、きっと何か花火大会の開催を妨げるようなことが起こって、「湖に花火がない」、「湖で花火が見られない」 ⇒ 「あぁ、なんて悲しい!」 という気持ちを表す表現なんだろうな、と思ったんです。
でも、私の予想とは違って、ここでの『le feu』は、単純に『火』とか『火事』っていう意味で、「湖に火がない」 ⇒ 「何も危険なことはない」 ⇒ 「慌てる必要はない」 ということを表す表現だそうです。こういう表現を知るのは面白いです!

補足:
もともとこの表現は、『Il n’y a pas le feu』(火がない)というシンプルなものでしたが、後に「au lac」(湖に)という言葉が付け加えられて、『Il n’y a pas le feu au lac』となったそうです。ちなみに、この湖は、スイスのレマン湖を指していて、のんびりとしたスイス人をからかう意味があるそうです。

電気が使えない

新しいアパートに引っ越しました。車を持っている友達に手伝ってもらって、とても助かりました。荷物が多かったので、車に全部つめるのか不安でしたが、なんとか1回で大丈夫でした!ちなみに、前のアパートは、電気代や水道代がコミコミだったので、自分で契約をする必要がなかったのですが、今回のアパートは、光熱費が含まれてないので、自分で電力会社や水道の会社に電話しなくてはいけません。なので、がんばって電話したんですが、電話で連絡してから、係の人が来て電気が使えるようになるまで、1週間ぐらいかかるそうなんです!予想より時間がかかる!!

というわけで、昨日は電気が使えませんでした。。。なので、蝋燭をともして夜をすごしました。ヘッドライトも大活躍でした。家にいながらちょっと冒険の気分になったし、月あかりも綺麗で、なかなかよかったです。明日の朝には、係の人が来てくれることになっていますが、蝋燭は電気代節約できるし楽しいので、定期的に蝋燭ナイトをしてみようかな。

wifi は、今のところ、カフェや図書館で使ってます。近所の図書館は、町の中心部にある図書館より素朴でいい感じ。

サイクルツーリズム

フランスには、夏のバカンスがあるので、2週間とか1か月以上の長い休みもとりやすいです。私のまわりの友達も、長い休みを利用して、色々なところに旅行している人が多いです。最近特にまわりで多いなぁと思ったのが、自転車で旅をする人たちです。自転車にサドルバックをつけて、荷物をたくさん持って自転車をこぐのは大変そうだけど、楽しそう!私もいつかやってみたい。

自転車は環境やお財布にやさしく、健康にもよく、経済効果もあるので、ECF (La Fédération européenne des cyclistes – EuroVelo) では、自転車で旅行しながら、ヨーロッパの色々な国の文化や歴史を発見できるよう、たくさんのルートを公開しています。2020年までに70000キロのルートを整える予定だそうです。(France Inter の記事 “Le cyclotourisme en Europe, un atout économique et des découvertes historiques” より)

cf.
– Cyclo-Camping International – Voyage à vélo (Vidéo:自転車旅行のビデオ 荷物重そう…)

引っ越しと大家さんとの会話

今住んでいるところがすごく騒がしいので、新学期が始まる前にもう少し静かなところに住みたくて、引っ越すことにしました。この機会に、荷物を減らすため、断捨離しようとがんばってます!色々な場所や広さ、値段の物件を5つみて、ようやく決めました。最後にみた物件がすごくよかったけど、家賃の他の電気代やWifiなどのもろもろの追加費用も含めるとちょっと高くてどうしようかなーと迷っていたら、大家さんが、「実はね、掃除中だからまだ公開してないんだけど、、、近くにね、同じような感じでもう少し狭いけどちょっと安いところがあるんだ。見てみる?」と言って、別のアパートを見せてくれました。それがすごくよかったので、即決しました。公開前の物件ってことで、なんか特別感もあったし!

私が日本人だと言ったら、大家さんが、「仕事でね、ときどき日本人と話すことがあるんだけど、名前の後のあの “san” は何?例えば、Nicolas(二コラ)って名前の人をを呼ぶとき、単にNicolas(二コラ)じゃなくて、Nicolas – san (二コラさん)って呼ぶでしょ。」フランス語にも「Monsieur(ムッシュー)」とか「Madame(マダム)」とか「Mademoiselle(マドモアゼル)」という敬称があって、それだけで単体で使ったり、苗字の前につけたりしますが、日本語のように名前の後になにかつけることはないので、名前の後に「さん」という言葉を付け足すのがとても不思議なようです。「さん」の他にも、「くん」とか「ちゃん」もあって、年齢や性別やその人との関係によって使い分けるんですよ、と言ったら、さらに驚いてました。自分のことを話すときも、フランス語の一人称の代名詞といったら、「je(ジュ)」しかないけど、日本語には、「わたし」「ぼく」「おれ」「あたし」「わたくし」「おいら」とか色々あって、とても面白いと思います。しかも、書き言葉のときは、漢字かひらがなかカタカナかによって、大分印象もかわるし(私、わたし、ワタシ)。
日本語は、表現の幅がひろくて、色々とアレンジできるから面白いな、と思った日でした。

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode 6]

  • 7/19 レース当日 :  (InclesI~ordinoまで : 170km)

inclesまで来ると、あぁ、次は12個目のエイド、その次は13個目のエイドそしてゴールだぁ!と先のことが見えてきた。さっきまでは、次のエイド次のエイド、としか考えていなかったけど、急にゴールがチラついてきた。それでなんだか気持ちが浮ついたのか、2日目の夜だからなのか、急に眠気が襲ってきた。体がふらふら、ふわふわとして、気付くとよろけていて、道を踏み外して落ちそうになる。しかも、コースのマーキングがよくみえない。このレースでは、4月に出たマデイラ島のレース(MUIT)のホテルで会ったVincentという男性に偶然再会して、コース中でも何度か一緒になった。トレイルの世界は狭いなぁ。ここでも、彼と一緒になったけど、あまりにも私が遅いので、先に行ってもらった。私はマーキングを探すふりをして…休む。。。いやいや、ちゃんとマーキングを探さないと!と思うけど、意識がもうろうとして、ふと気付くと休んでる私。。。遅っ。遅すぎるでしょ!自分でも全然進んでいないのがよくわかった。さらに、食べ物をあまり食べていなかったからか、口の中がすっぱい感じで気持ち悪くなってきた。吐きそうなのかな。。。そのうち、本当にふわふわ、ふらふらする感覚が尋常じゃない感じになってきた。やばい、たおれそう。小さめのジェルを少しだけ食べて、少し立ち止まって体が落ち着くのを待ってみた。本当、この区間は魔の時間。。。

もうすぐ夜が明けてきそうな4:45、12個目のエイドComs de Janに到着。(150km, 86位)。エイドで人に会うと本当にうれしい。暗闇の中1人でいると、心細いけど、エイドにつくとスタッフや他のランナーがいて本当に元気をもらえる。ここを出たら、あとは1つの登り(Collada_Mendes)を残すのみ。そう思ったら元気がでてきたので、先を急ぐ。こののぼりが、なかなか長く感じられたけど、なんとか到着。スタッフも、あとは下りだけだよー。と言ってくれた。

ここからは、最初のエイドだったSortenyに向かって下る。綺麗な景色が下まで見えて、あぁ、もう少し!という気持ちになった。脚にも元気が出てきたので、バトンを使いながら、リズム良く降りる。でも思いの他、この下りが長くて、きっともうすぐSortenyの山小屋が見えるはず、次の角をまがったらきっと見える、というのを5回ぐらい裏切られた。山小屋見えて!と思ったら、山小屋じゃなくて、先行のランナーが遠くに見えてるっていう。。。でもなんとか7:52にSortenyに到着。(158km, 86位)エイドで補給したり色々して、さて出発と思って時計を見たときは、8時少し前だった。ここからゴールのOrdinoまではあと12キロ。せめて50時間を切って、9時前にゴールしたかったけど、それは無理だななぁ、と思った。でも、今までの100マイルレースの時と違って、ヘロヘロにはなっていないし、脚もまだ動く!そう思って最後は走れるだけ走ろうと決めた。SortenyからOrdinoまでは、スタッフの人が言ったとおりで、本当になだらかで走りやすい下りが続いた。途中まで、誰ともすれ違わなかったけど、5,6キロすぎたあたりから、歩いている人や、ゆっくり走る人たちとすれ違った。ゴールまでに、たぶん10人以上は抜いたと思う。(でも、それは、違うカテゴリーのランナーだったみたいで、実際は順位はそれほど変わってなかった。)
Ordinoが近づくと、応援してくれる人も増えてきて、”Venga Venga” (Come on, comme on )と言ってくれた。子どもたちもずっと追いかけてきてくれるので、一瞬ちょっと歩こうかな、と思う軽いのぼりも、がんばって走れた。
そしてそして、やっとOrdinoの町の教会が見えてきた。あぁ、よかった!予定では、まだ暗いうちにゴールしたいなぁ、なんて思ってたけど、ゴールはすっかり明るくなった9時半すぎ。でも、無事にゴールラインを超えられて嬉しい!!!!!本当にいい旅だった!!!!!
応援したくれた人たち、途中で一緒に走ってプッシュしてくれたランナーたち、こんな素晴らしい大会を開催してくれたスタッフの人たちに感謝の気持ちがいっぱいです!

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode6 –
([incles] – (Cresta Cabana Sorda) – [Coms de Jan] – (Collada Meners) – [Sorteny] – [ordino] -: 170km)
上記は、コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画です。episode6は(第11エイドのinclesからゴールのOrdinoまで : 170km)のビデオです。

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode 5]

  • 7/19 レース当日 : 5 (Illa~Inclesまで : 143km)

8つ目のエイドIllaを出て、次のエイドPas de la Casaの前の下りでは、脚を痛そうにしてカクカクと歩いているランナーがいた。痛い脚をかばっているのが良くわかる。こういう風に脚に力が入ってしまうと、余計痛くなるし、疲れてしまうんだよなぁ、私もそういう風になる時あるよなぁ、と思いつつ、もう少しでBase de vieだから頑張ろうと言って、先に行かせてもらった。20:32に、ようやく2つ目のBase de vie、Pas de la Casaに到着。(130km, 93位)。ここで、日本人ランナーのサポートをしているらしき人が、私にも声をかけてきてくれた。女子なら結構いい順位だよ。3位ぐらいなんじゃない?と。正直前に5人ぐらいはいると思っていたので、びっくりした。彼は、テーブルでお湯をわかしながら、あらゆる種類のカップ麺などを並べてスタンバイしていた。そして、私にも「よかったらお味噌汁どうぞ。」と言って、お味噌汁をくれた。固形物が全然食べられなくなっていた頃だったので、とってもありがたかった!何をかくそう、私はお味噌汁が大好き。味噌ラーです。やっぱり日本人だから大豆を食べると体が喜ぶのでしょうか。レースの時に限らず、普段も色々な具を入れて、お味噌汁飲みまくっております。

Base de vieを出てから、少し下ると、またのぼり。コースマーキングがよく分からなくて、道があるんだかないんだかよく分からない藪みたなのがずっと続いた。まさかこんなのはずっと続くわけないよな、すぐ分かりやすい登山道になるんだろう、と思っていたのに、道なき道の藪みたいなのがずっと続いた。後ろからランナーが来たので、よかった一緒に行こう、と思ったら、何だかとても良いペースの男性2人組で、あっという間についていけなくなり、みるみるうちにひきはなされてしまった。すぐにずっと前の方に行ってしまったけど、彼らも一生懸命道を探しているようで、時折ライトで左右をぐるっと照らしてキョロキョロしているのが分かった。とにかく、次は11個目のエイド。それだけを思って先を急いだ。坂をのぼりきってPas de les Vaquesに着くと、スタッフが待っていてくれた。どこから来たの?日本?など少し話したら、元気になった。Inclès までの下りは、最初は早歩きだったけど、だんだんとリズムが出てきたので、後半はサササササッと結構走った。真夜中すぎの11個目のエイドInclès到着。(143km, 85位)。

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode5 –
([illa] – (Coll Vallcivera) – (Coll Isard) – [Pas de la Casa] -(Pas de les Vaques) – [incles] -: 143km)
上記は、コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画です。episode5は(第9エイドのillaから第11エイドのinclesまで : 143km)のビデオです。

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode 4]

  • 7/19 レース当日 : 4 (Coma Bella~Illaまで : 117km)

夜の間は、気持ちが落ち込んでいたけど、朝になって明るくなってくると、元気が出てきた。Pic Negreからは、稜線を進む気持ちのいい道が続いた。こういうところは走るべきなんだろうな、と思いつつ、ずっとは走り続けられなくて、基本的には早歩き。日が出てきて暑くなってきたので、ときどき沢で脚を冷やしたりしながら進んだ。

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode4 –
([Coma Bella] – (Pic Negre) – [Claror] -(Collada Maiana) – [illa] -: 117km)
上記は、コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画です。episode4は(第7エイドのComa Bellaから第9エイドのillaまで : 117km)のビデオです。

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode 3]

  • 7/19 レース当日 : 3 (Botella~Coma Bellaまで : 87km)

Botellaを出てからは、ひたすら次のエイドであり、最初のBase de VieであるMarginedaを目指します。ふと空を見ると、赤みがかった満月が出ていました。何でこんなに赤いんだろう。夕焼けのような赤い月で神秘的でちょっとだけ怖かった。Botellaを出て、Bony de Pica(2405m)までのぼったあとは、Margineda (970m)、約1400mのひたすら長い下りです。くさり場などのある結構テクニカルな下りで、暗いしすごく神経が疲れました。。。ブリーフィングの時、スタッフの人が、Marginedaまでの下りは長いですよ~、ここで大勢のリタイヤ者がでるんです、と言っていたけど、本当にその理由がわかる気がした。ここで、時々一緒になる日本人ランナーとまた一緒になった。突然「ペース●●●、ただいまの時刻●●●」という人工的な日本語が後ろから聞こえてきたときは本当に恐ろしくて何事かと思ったけど、それは彼の時計の声だった。時計を見なくてもペースなどが分かるように、時計にしゃべらせているようでした。最初は、本当に怖かったけど彼の時計だと分かってからは、あ、そうなのか、そういうことね、と納得。納得できてもやっぱりちょっと怖かったけど。。。そんなこんなで、3:06になんとか最初のBase de Vie(Margineda:75km ,152位)に到着。Marginedaまでは、体力や脚を温存していくつもりでしたが、この下りで脚を結構つかってしまって、この先大丈夫なのかな、とちょっと不安になる。回りを見渡すと、ヘトヘトになって動けない人や、隅の方で仮眠いている人がいて、私もちょっと寝たいなーとチラっと思ったけど、足にクリームをぬったり靴下をかえたりしつつ、温かいスープを飲んだり元気になってきたので、よしっ!と次を目指します!

暗くてよく覚えていないけど、たぶんこの区間だったと思う。暗闇にいる牛たちがとっても怖かった。牛たちは、ふだんは静かに暮らしているんだろうけど、今日はランナーがたくさんいるので、興奮しているみたいで、急にドドドドドォーと集団である方向に暴走したり、集団でキッとこちらを見てきたり。ライトで照らすと、目がキラキラ光って、こちらを見る目がすごく怖かった。私の前後にほぼランナーがいなくて、独走状態だったので、なおさら怖かった。コースのマーキングもまばらなので、ライトでよく照らさないと道が分からないけど、それでも牛とあまり目が合わないようしたくて大変だった。なにかの拍子にいっせいにこちらに押しかけてくるんじゃないか、と本当に恐ろしく、早くこのパートが終わってくれないかな、と本気で思った。
そしてようやく夜が明けて、7:12にComa Bellaに到着。(87km, 99位)

この間、真っ暗なので、写真なし!

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode3 –
([Botella]- (Bony de Pica)-[Margineda] -(Cortals Manyat) -[Coma Bella] : 87km)
上記は、コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画です。episode3は(第5エイドのBotellaから第7エイドのComa Bellaまで : 87km)のビデオです。

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode 2]

  • 7/19 レース当日: 2 (Arcalis~Botellaまで :61km)

Arcalisを出てからは、稜線の綺麗な気持ちのいい道が続きます。5時間ぐらい進んだころ、17:15にようやく3つ目のエイド(Pla Estany:45km ,156位)に到着。ここに着いたら足裏にクリームを塗りなおして、靴下をかえよう!と決めていたので、予定通りそうしました。こんな風に、エイドでやることが決まっていると、それが楽しみだし、たんたんと動けていい感じです!ここをすぎると、次は、アンドラ最高峰のComapedrosaを目指すので、しっかり補給して、元気を注入しました。結構進んだと思うけど、まだ3つ目のエイドかぁ、と思うとまだまだ先が長いけど、とにかく、今まで通り、あまり先のことまでは考えず、次のエイド、次のエイド、ということだけ考えて進むことにしました。

Comapedrosaにむかったのぼっていると、Sortenyをすぎたあたりの時に下りで抜かれた女性が、とっても苦しそうにしています。のぼりがとってもゆっくりです。私も相当苦しかったですが、彼女の方が大分弱っているようです。。。先に行くね、と行って、道をゆずってもらいました。Pic Comapedrosa には、 19:04(148位)に到着。
もう頂上かな、もう頂上かな、と偽のピークが3回ぐらいあってようやく着いたので、頂上で待ってくれているスタッフが見えたときは、本当にうれしかった!それから、Comapedrosa山小屋まで下りて、次のエイドBotellaを目指します。(下りが苦手で、山小屋についたときは20:12 162位)だんだんと日が暮れていて、ちょっと寂しい気分になってきました。それからさらにのぼってくだって、Botellaに着いたのは、深夜22:54, 159位でした。

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode2 –
( [Arcalis]- (Clot Cavall)-[Pla Estany] -(Pic Comapedrosa)- [Comapedrosa] – (Portella Sanfons)-[Botella] : 61km)
上記は、コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画です。episode2は(第2エイドのArcalisから第5エイドのBotellaまで : 61km)のビデオです。

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode1]

  • 7/19 レース当日 (起床~スタートまで)

レースは、朝7時スタートで、スタートのゲートが開くのは、朝の6時とのことでした。宿から会場のOrdinoまでは、歩くと20分ぐらいかかるので、余裕をもって5時半ごろには宿をでようと、4時少し前に起きました。それから、おかゆ、リゾット、オニオンサラダ(血液をサラサラにするので、いいのかなぁと思っていつもレースの朝には食べてます。)、アボカドなどと食べてから、テーピング、着替えなどをして、宿を出ました。朝は少しひんやりしていて静かで、会場までの道のりをゆっくり歩いていると、気持ちが少し落ち着いていました。

会場には、6時ごろに着きましたが、予想に反して、ランナーがまだ全然集まってませんでした。いるのはほぼ日本人。(さすが、5分前行動の日本人!)他のランナーたちが集まってきたのは、6時半すぎで、のんびりした雰囲気なので、確かに6時半すぎでも全然大丈夫そうでした。ランナーが集まってくると、音楽やMCでだんだんと盛り上がってきました。着ぐるみのマスコットも登場して、本当にお祭りみたい!あー、いよいよスタートだな。気持ちが高ぶってきて、スタートラインにたてて嬉しいな!という思いがこみあげてきました。まわりのランナーたちも、高ぶってる感じです!そしてスタート!ここ3日間、疲労をぬこうとランニングは控えていたので、すごく足が軽くて、走れることが嬉しくて、思わずスピードがでてしまいます。まわりのランナーもすごく嬉しそう!でもここは落ち着いて、、、とあまり息があがらない程度に、おさえておさえて、、、と自分のペースをみつけて、それを保つように心がけました。ロードの下りで勢いあまって、速そうなランナーを思わず抜いてしまいましたが、後から調べたら、彼女は女性の2位のCase Stéphanieというカナダの女性でした。

  • 7/19 レース当日 : 1 (スタート~Arcalisまで : 32km)

気持ちが高ぶって、足も軽く、1つ目のエイド(Sorteney:21km)までは、本当にあっという間。Sorteneyには、10:44に到着(131位)。このエイドの直前で、小柄な女性の二人にサラリと抜かれる。私は下りが苦手なので、こんな風に軽快に走るランナーをみると、うらやましいなーといつも思う。2つ目のエイド(Arcalis : 32km)には、13:54(148位)に到着。

 

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode1 – 
(Départ – (Collada Ferreroles)-  [Sorteney]- (Portella Rialp)- [Arcalis] : 32km)
コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画を見つけました。Ronda dels cims のコースを6つに分けて紹介しています。
上記のリンク episode1は(スタート~第2エイドのArcalisまで : 32km)のビデオです。コースの様子がよくわかるので、興味のある方はぜひ見てみてください!それにしても、Gérard Martinezさん、いい年のおじさんですが、走りが力強くてとってもかっこいいです!

 

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:前日]

  • 07/18 レース前日

のんびり起きて、朝はホテルで食べました。泊まっているのは、グループ客が多かったけど、その中で1人で食べてるアジア人の女の子が1人いたので、話しかけてみました。彼女は中国人で、友達がボルドーに住んでるから、夏休みを利用してこちらに旅行に来て、車を借りて1人で色々ドライブしてる、とのことでした。外国で1人でドライブなんて、すごい!彼女は、トレイルランニングのことは全然知らなかったけど、話すと珍しそうに聞いていました。ゼッケンの受け取り等は、午後からだし、午前は暇だと言うと、彼女も特に予定はないというので一緒に散歩することにしました。宿の人に教えてもらった抜け道みたいなところを通って、Massanaという町の方まで行ってみました。 犬を沢山(4匹)散歩してるおじさんがいて、すごいですね!というと、実は家にももう1匹いるんだよ!と言われました。これだけじゃなくて、もう1匹いるのか!(驚!)

スポーツショップでは、いい感じの白いハットをみつけました。かぶってみるとちょうどよくて、暑さ対策にもいいかな、と思ったので、購入してレースでかぶることにしました。(これが大正解で、レース中とても涼しかったです!)キャップなどのかぶり物は風がふくとすぐ飛んでいっちゃうし、しめつけ感があんまり好きじゃないんですが、このハットはいい感じでした。ちょっと疲れたので、ベンチに座って、アンドラのレースの資料などと彼女にみせながら話すと、すごく興味深そうに聞いてくれました。特に、シャモアのイラストとかたつむりのイラストの入った、一番速いランナーと一番遅いランナーの到着時間を書いた一覧表にはおお喜びで、ちょっと写真とらせて~と、パシャパシャ写真を撮ってました。(笑)トレイルランナー以外の人と、トレイルの話をするのは、なんか新鮮でおもしろかったです。

宿にもどると、宿のスタッフも宿の犬(バルタン)の散歩から帰ってきたところでした。「ハスキー」じゃなくて「アラスカン・マミュート」という犬だそうです。宿からは、Comapedrosaが見えて、「あれが、アンドラ最高峰のComapedrosaだよ」と教えてくれました。「ここに乗った方がよく見えるから、乗ってごらん」と言われて、大きな墫みたいなのを指しているので、乗ってみると、確かによく見えました!でも安定が悪くてぐらぐらで、あ、ここで転んで怪我して、レース走れなかったらしゃれにならないよなーと思い、慎重にそろりそろりと墫を下りました。

彼女と別れてからは、ちょっと遅めの昼ごはんを食べました。夜は軽めにしようと思っていたので、お昼はガッツリお肉の煮込みを食べました。Aldosaはとても静かで落ち着いているので、お昼は2時間ぐらいかけて結構ゆっくり食べましたが、長居しても全然問題なく、居心地がよかったです。カフェのスタッフも感じがよかったです。

それから、15時ぐらいに、のんびりOrdinoに移動。ゼッケンを受け取りました。会場では、4年前にUTMBで知り合った、森光さんに再会。彼は、スペインのマドリード経由でOrdinoに来たとのことでした。その他にも結構日本人がいて、アンドラは日本人に人気の大会なんだなーと実感。ゼッケン受け取り後は、デポバックを預けるつもりでしたが、受付開始まで時間があったので、2時間ぐらい近くの芝生で横になって昼寝。(なんせ、宿まで少し遠いので、往復すると体力を消耗しそうだったので、省エネです。)昼寝でゆっくり休んだあとは、デポバックを預けて、ブリーフィングを聞いてから、宿に戻りました。

早く寝たかったので、夕飯は前日にスーパーで買った謎のカップ麺(YATEKOMO)の焼きそばにしました。ピラフみたいなのと、焼きそばとどっちにしようか迷いましたが、焼きそばの方がカロリーが高かったので、焼きそばにしてみました。その他、オムレツやトマトやアボカドを食べて、それからゆっくりお風呂に入って、8時半ごろにはベットに横になりました。(うとうとしつつも、色々なことが頭の中でぐるぐるして、寝てるんだか寝てないんだか分からない状態でしたが。)

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:前々日]

  • アンドラまでの移動 (7/17 レース前々日)

グルノーブルからアンドラまでは約600キロぐらいあって、結構アクセスが大変です。今回私は、グルノーブルからまずバスでトゥールーズに行って、そこからさらにバスでアンドラまで移動しました。7/16(火)の深夜のバスでグルノーブルを出発し、トゥールーズには7/17(水)の朝着きました。アンドラへのバスは11時発で、かなり時間があったので、トゥールーズの町をぶらぶらしていたら、Basilique Saint-Serninという綺麗な大聖堂に着いたので、絵を描いたりひてのんびりしました。

バスはアンドラの(Andorre-la-Vieille)というところに着きましたが、ここからレース会場のOrdinoまでは、まだ10キロぐらいあります。Andorre-la-VieilleからOrdino行きのバスにのると、トレイルランナーっぽい人がちらほらいました。私は、レース会場から2キロ弱くらいはなれたAldosaというところに宿をとったので、バスの運転手さんに、そのことを話すと、バスは基本的にはそこにはとまらないけど、近くを通るから、途中でおりるといいよ、と教えてくれました。とはいうものの、本当にちゃんと途中で下りられるのかな、とソワソワしながら乗っていると、しばらく走ったところで運転手さんが、「Aldosa~!Aldosa~!」と連呼して、君ここで下りな、と教えてくれました。この坂をのぼると5分ぐらいでAldosaだから!と言って笑顔で送りだしてくれました。あー、もうすぐ宿かぁ、とわくわくしながら歩いていると、急に土砂降りの雨が降ってきました。バスの中ではいい天気だったのに、なんでバスを下りたとたん雨なんだー!(T_T)折り畳み傘が何度もひっくりかえる強風で、全身びしょぬれで一気に寒くなりました。やれやれ。。。ついでに、道がよくわからなくなったので、近くのアパートの人に道を聞くと、すぐそばだよ、と教えてくれて、なんなら雨がやむまで、ここで雨宿りしていきな、と言ってくれました。優しいな。でも、すぐそばだということだったので、一気に宿まで行くことにしました。宿につくと、受付の人がやさしく迎えてくれました。この宿には、バイクや車で来る人が多いみたいで、歩いて来た私にちょっとびっくりしていました。

着替えてさっぱりしたあとは、会場のOrdinoまで歩いていって、どんな感じが様子を見てきました。前々日ということもあって、ゲートといくつかのテント、ゼッケン・デポバック・ブリーフィングの場所の案内板があるぐらいで、スタッフは結構いるものの、ランナーはまばらで、まだまだ落ち着いている感じでした。

AUTV (Andorre Ultra Trail Vall Nord)  - Ronda dels cims –


先週末、AUTV (Andorre Ultra Trail Vall Nord) というレースに参加してきました。
このレースはピレネー山脈にあるアンドラ公国で開かれるトレイルランニングのレースです。7つのカテゴリーがあって、ファミリー向けの2,5kmのウォーク(Tamarro)から、233kmをコースのマーキングなしでGPSのみで走るもの(Euforia)まで バラエティに富んでいます。私はその中でRonda dels cims という、177km, 累積標高13,500mのレースに参加しました。

事前の天気予報だと、お天気がくずれるのかな、と思っていましたが、徐々に天気予報がいい方にむかって、本番も雨が降らず、それほど暑すぎず寒すぎずでいいコンディションでした。
私にとっては、今までで一番長い距離と累積標高のレースだったので、どうなることやらと思いましたが、無事完走できました!
タイムは50時間39分17で、総合では85位、女子では4位でした。金曜の朝7時にスタートして、ゴールしたのが日曜の朝9時半すぎなので、丸2日以上かかってしまいました。。。!

長いレースで、タイムの予測方法がよく分からなくて、それでも44時間ぐらいで行けるんじゃないかな、なんて思っていましたが、あまかったです。。。2日目の夜は本当に眠くて眠くて眠かったです!でも、今の力は出し切れたと思うし、これからの改善点もみえてきました。

応援してくれたみなさま、ありがとうございました!!!!!

詳しい報告は、のちほど!

コルシカ島 – Ultra-Trail di Corsica –

7月3日から7日まで、コルシカ島に行ってきました。昨年、『L’Échappée Belle』というウルトラトレイルのレースで知り合ったたけさんが、今年は、『Ultra-Trail® di Corsica』を走るというので、見に行くためです。

レース中は、いろんな場所をまわって応援したいな、と思いましたが、私は運転が苦手なので(フランスでは運転してません。。。)どうしようかなーと悩んだ挙句、電動自転車を借りて移動する方法を思いつきました。自転車をかりようと、CorteにあるAltipianiというアウトドアショップに連絡したら、店員さんが親切で、車道でアクセスできるエイドの場所や距離などの情報を教えてくれました。

7月3日(水):レース前日
フェリーでAjaccioまで、そこから電車でCorteに移動。レース会場のCorteは、坂道や階段がたくさんあるいい感じの町でした。予想以上にすごく暑くて、走りに行くのにちょっと勇気がいりましたが、Mare a Mare Nordというハイキング道を20キロほど軽く走りました。

7月4日(木)
朝早くCorteを出発して、自転車でLozziというところまで行きました。以前からのぼってみたかったMonte Cintoへのぼるためです。Lozziから、Refuge de l’Erco 、 Lac du cinto経由でのぼりました。4年前の秋に、GR20を縦走したときは天気が悪く、このあたりの景色は全然見えなかったんですが、今回はとてもよく晴れてて、景色がとてもよかったです!そこからGR20を通って、Bergerie Ballone経由で、Calacucciaという町までおりました。(応援のことすっかり忘れて、自分が楽しんでます(笑)Calacicciaは、第4エイドのある場所なので、そこの宿で休憩。自転車の充電もさせてもらいました。

Corte:夜の23時、いよいよレーススタート! たけさん、がんばれー!(私はCorteにいなかったので、Calacucciaの宿からの声援。)

7月5日(金)
第4エイド(Calacuccia):
早朝3時頃、最初のランナーがエイドに到着しました。まだ空は真っ暗で、星がとても綺麗。タッタッタッタッタッとってもいいリズムで走ってきて、写真をとろうと思ったけど、速すぎて追いつきません。。。夜明け前、ほんのり空が明るくなり始めた5時頃、たけさん到着!元気そうです。

第7エイド(Station de Ski / Vergio):
CalacucciaからVergioまで自転車で移動したあと、少し時間があったので、レースのコースになっているLac Ninoまで往復で4時間ぐらい歩いてみました。Lac Ninoに向かう道で、後ろから1位の選手に抜かれました。少しついていこうかと思ったけど、小走りしても全然おいつけない。。。すごく軽い走りです。しばらくして2位の選手、それから3位の選手が来ると、パタリと選手が来なくなりました。上位3名は本当に別格という感じ。12時半頃、たけさん到着!今年の夏は本当に暑くて、私は歩いているだけでも死にそうなのに、走るなんて信じられません。

第10エイド(Grotelle):
Vergioからは、直接Grotelleに行ける道がないので、まずCorteに戻って、そこからGrotelleに向かいました。のぼり坂が急で、たちこぎしても全然進まず。心が折れそうになりましたが、暑い中走っているランナーたちのことを思い、なんとか頑張ってエイドまで到着。やれやれ。小川に足を浸してしばし休憩。この頃になると、いろんなところに出没するアジア人がいるぞ、みたいな感じで、他の選手たちにも、少し顔を覚えられたみたいで、「あれ、君さっきも見たよ。」「またいるの?!」などと言われた(笑)そして、18時50分頃、たけさん到着!あともう少しです。がんばー。

ゴール(Corte):
ゴールでお出迎えするため、Grotelleから、ゴール地点のCorteまで引き返しました。帰りは下り坂なので、自転車だととっても楽!Corteに戻ってからは、かなり時間があったので、他の選手を観戦したり、ごはんを食べたりながら、のんびり。この時食べたトマトソースのパスタが、甘くて美味しくなかった。。。24時を少しすぎた頃、たけさんが戻ってきました!暑いなか、本当にお疲れ様!!

そして爆睡。

7月6日(土)
まだまだ走っているランナーもいる時間でしたが、帰りの電車の時間もあるので、昼過ぎにCorteからAjaccioで移動。さようならCorte~!Corteは山の町って感じでしたが、 Ajaccioは海で雰囲気がガラリと変わる。開放的でワイワイ明るい雰囲気にちょっとお腹いっぱい。

7月7日(日)
朝、Ajaccio から、La tour de Parataまで、海沿いを20キロほどジョギング。ホテルに戻って、少し休憩してから、今度は、Bois des Anglaisから Sentier des Crêtesへ上って、朝見た景色を、今度は上から鑑賞。 それから、Plage de St. Antoine を経由して、La tour de Parataへ戻る。最後は暑すぎて耐えられず、町行きのバスに乗車。

まとめ:
今回は、とてもいい旅でした。テキパキとした、プロのサポートチームと比べたら、私は何しに来たの?という感じのワタワタとした応援だったので、これからは、応援スキルもあげていきたいと思います!それにしても、電動自転車をつかって、こうやってレースを回るのは初めてでしたが、色々な景色が楽しめるし、とても面白かったです!(金曜日は、自転車の走行距離が120km、累積標高2800mぐらいになったので、普通の自転車じゃなくて、電動自転車にしといて、本当に良かった。。。)

2週間後の7月19(金)は、今度は自分がアンドラのレース(Ronda dels cims)に出ます。
調子を整えていかないと!

cf.
Ultra-Trail® di Corsica
GR20 (Corse)
Balades et Randonnées

おまけ:
旅の思い出に、イラストを描いてみました。
(左:CorteのBelvedère、右:Ajaccio、Sentier des Crêtesから見たSanguinaire諸島、Parata岬)

Lac de Crop (湖で泳ぐ:第二弾)


水曜の夜は、友人のステファニー、セルジュと一緒にLac de Cropに泳ぎに行ってきました。
今週は、グルノーブルは連日40度近い猛暑でしたが、森や山の中は涼しくてよかったです。
Lac de Crop(Crop湖)の水は冷たかったですが、この前行ったLac de Robert(Robert湖)よりはましだったので、結構泳げました。
セルジュは、素敵な写真をとるカメラマンですが、湖の水が冷たすぎたみたいで、すごい慌てぶりでした。慌てるセルジュの姿が面白すぎて、ステファニーと2人で大爆笑!面白すぎてここにはその写真をのせられません。。。が、永久保存版です。(気分がふさいだ時にみたら、元気になれそう)!
少し泳いだあとは、湖や山をながめながら、のんびりとピクニック。
湖で十分涼んだはずですが、帰り道、少し山を下るとやっぱり暑くて、みんなで「暑い!!」(日本語で。)と叫びながら下りました。
一人で山を走るときは、急いでいて、実際あまり景色を楽しめてないですが、友人と一緒にこうやって山に行くと、新しい発見があり楽しい。

cf.
Lac de Crop
Lac Robert

Sortie longue (Grand Colon, Lac Merlat, Col de de la Pra, Croix de Belledonne, Lac de Crozet)


6月23日(日曜日:晴れ)最近雨の日が多かったですが、久々の晴れの週末だったので、Domèneまで自転車で行き、そこから、 Grand Colon、Lac Merlat、Col de de la Praを経由して、Croix de Belledonneまで行ってLac de Crozet 経由で戻ってきました。
Lac Merlatのまわりにも、まだたくさん雪が残っていました。Col de de la Praをすぎたあたりから、本格的に雪が深くなって、なかなか思うようにすすめず戻ろうか迷いましたが、偶然友人に出会い、少し話したら行けそうな気がしてきたので、Croix de Belledonneまで行きました。
雪があると、どこが道だか全然わからず、gpsにとても助けられました。
まわりにも人がちらほらいたので、よかったですが、もし人がいなかったら、怖かったかもです。
でも雪景色はとても綺麗でした。雪山登山まだしたことがないけど、冬の山を歩いたらきっと綺麗なんだろうな、と思いました。

フランス語のお勉強:Fransugo!

グルノーブル・アルプ大学の日本語科を今年卒業した、私の教え子のトマさんが、「フランス語を勉強したい日本人のお手伝いがしたい!」ということで、インスタグラムのアカウントFransugo!に、フランス語の単語、文法、表現が定期的にアップしてくれています。
チラっと見てみたら、なぜ、その単語を選んだの?という謎も多いけど(笑)、とっても面白いです。
興味のある方はぜひ見てみてくださいね。
彼は、今度日本にワーキングホリデーに行く予定だそうです。がんばってほしいです!

cf.
Fransugo!

ロベール湖で泳ぐ

冬の間は、日の出が遅いしすぐ日が暮れてしまうので寂しかったですが、夏になって、日の出も早くなり夜遅くまで明るくなってきました。(冬の間は、日の出がだいだい8時半、日の入りは5時ぐらいでしたが、最近は、日の出がだいたい6時、日の入りは、9時半ごろです!)
夏は楽しい気分になるので好きですが、太陽の光が強く、昼間の時間が長すぎて少々バテ気味です。。。でも、夜遅くまで明るいので、仕事が終わったあとでも、ライトなしで近くの山の山歩きが楽しめます!

この前の水曜は、友人のステファニーと、ベルドンヌ山脈にあるロベール湖まで歩きました。
ロべール湖は、グルノーブルから一番近いスキー場(シャンルッス)の近くの、とっても綺麗な湖です。水着を持ってきたので、湖でちょっと泳ぎました!(私たち女3人で湖を貸し切り!!)
でも、水は「氷水ですかっ!」というぐらいキンキンに冷たく、心臓がとまりそうだったのですぐに出ましたが。。。
もう少し暖かくなったら、また行きたいです。

ストリート・アート・フェスティバル


今年もストリート・アート・フェスティバルの季節がやってきました。
建物の壁などに、巨大なイラストが描かれて圧巻です。
トラム(路面電車)も、ストリート・アート・フェスティバル仕様に、おしゃれに変身してました。期間中の毎週土曜日には、ストリート・アート・ラン(町のいろいろな地区にあるアートを探しながら走る、)も開催されるみたい。面白そう!

cf.
STREET ART FEST ! Grenoble Alpes
Street Art Run

Moucherotte , Pic Saint Michel


日曜日は、早起きして友人のナディアとMoucherotte(ムシュロット)へ行ってきました。
(土曜の予定でしたが、雷雨だったので、日にちをずらして日曜にして大正解!)
Moucherotteは何回かのぼったことがありますが、新しいルートで挑戦してみました。
前日の雷雨で倒木が沢山あって、道が分かりにくい箇所もあって大変でしたが、gpsに助けられ、何とか大丈夫でした。時計の機能はすごいなぁ。

Dent de Crolles, Bellefont


月曜は振替休日(Lundi de Pentecôte)だったので、Dent de Crolles, Bellefontに行っていきました。

まず、自転車でManivalまで行って、そこから、Col du Baure, Col de Coq, Col des Ayes を通って、GR9で、Dent de Crolles, Roc de Bellefont方面へ。天気予報は、雨と雷雨で、行こうかどうか迷いましたが、せっかくの休みだし、この時期に山にたくさん行っておきたかったので、行くことにしました。10分ぐらい走ったところで、なんと自転車がパンク!家に戻るのもなんだし、祝日でどこのお店も開いていないので、仕方なくそのまま進みました。ペダルが重いし、ガタンガタンすごい音がするし最悪~!ほとんど人とすれ違わなかったのが幸いですが、たまにすれ違う人は、何事か!というような驚いた顔でじっと私を見てきました。恥ずかしいながらも状況を説明すると、Allez courage~, Bon voyage !(がんばって~、よい旅を) などと応援してくれ、ちょっと気分があがりました。

お昼ごろまでは、心配していた雨もそれほど強くなく、しっとりとした小雨でよかったです。雨だと、木や花が潤って元気だし、暑くないので、結構雨の日は好きです。(どろどろのぬかるみは嫌いだけど。)Dent de Crolles の頂上にはのぼらず、横を通ってGR9をBellefontの方面に向かう道は、とても気持ちよく、花もたくさん咲いていて綺麗でした。特に、セイヨウオニシバリと白いアネモネ。(セイヨウオニシバリは、日本語だと怖い名前ですが、フランス語だとBois-joliというかわいい名前です。ちなみに、イタリア語だと、fior di stecco。去年イタリア人の山のガイドさんに教えてもらいました。綺麗な見た目だけど、毒があります!)

昼過ぎから、どんどん雨が強くなり、霧も濃くなり、気温もさがり、見通しも悪くなってきました。Cabane de Bellefontから、Col de Bellefont の方へ向かうつもりが、尾根を歩いていたら、違う岩にのぼってしまったようで、だんだん険しい岩になってきました。あれ、おかしいなと思い、戻ろうとしたらちょっと迷ってしまい、結構あせりました。でも落ち着いたら来た道を戻れたので、Cabane de Bellefont まで引き返しました。本当は、もう少し北上して、Chalet de l’Aulp du Seuil 経由で、ぐるっとまわってCabane de Bergierの方まで戻ってきたかったですが。これは、また今度のお楽しみということで。
下の方まで下りてきたら、霧もそんなに濃くなくなりました。Col des Ayesまで戻ったら、あとは慣れた道、と思ってホっとしましたが、雨が強くなってきました。パチパチ・コツコツ音がして、顔にあたって痛いなぁ、と思ったら雨が雹にかわってました!あー、早く家に帰ってあたたかいシャワーをあびたいという一心で、小走りを続けます。若干迷いながらも、駐車場のところに、朝自分がとめておいた自転車が見えたときは、あーやっと戻ってきた、と嬉しかったです。と同時に、帰りも、このパンクした自転車かぁ、と思うとげんなり。。。でも、雨のおかげで、ガタゴトという自転車の騒音もまわりに目立たず、帰り道は下り基調だったので、よかったです。(36,48km, 2,668D+, 6h43)

『La Grimpée des Chartreux』

日曜は、地元の草レース、『La Grimpée des Chartreux』トレイルのレースに参加しました。
スタート地点まで家から自転車で15分という便利さ!
27キロで2150m D+という短いレースですが、その間に4つもエイドがあるので、水500ミリリットルとポールだけ持って、ほぼ手ぶらで走り、気持ちよかったです。エイドはとっても簡素で、コース表示も適当。結構迷っている人がいました。(私も前の人につられて少しだけ道間違えました。。。)でも、それが逆にゆるくていい感じもあったり。4時間16分で、全体での順位は、38位でしたが、私のカテゴリーでは1位だったので、花束と30ユーロの商品券をもらいました。