雨の合間の空

Mont Jalla からGrenoble を見下ろす(20半ごろ)

昨日は、夜のジョギングで、 Mont Jalla までのぼりました。
ちょっと雨が降っていたけど、頂上につくとカラっと晴れて、雨の合間の空がきれいでした。
この後、また激しく雨が降り出し、ずぶぬれになりました。。。
雨の後の空がきれいだったように、ずぶぬれになった後の私もきれいになっていることを願います。

葵 (あおい)

撮影:撮影(母)、左:立葵、右:徳川葵

お庭に、立葵たちあおいの花が咲きました。
葵というと、ふつうは立葵のことを指すそうです。
ハイビスカスに似てますが、ハイビスカスも立葵も同じアオイ科です。
ちなみに、日本の家紋の1つ、「葵紋」は、立葵でもハイビスカスでもなく、フタバアオイを図案化したものだそうです。徳川家が使用していた徳川葵は、葉っぱが3つですが、実際には3つの葉をもつフタバアオイは稀なので、架空のものだそうです。
ちなみに、甥っ子ちゃんの名前は、一葵と書いて、いつきです。
1月生まれで、もうすぐ7か月。
歯が生えてきて、離乳食をはじめました。すくすく育ってます。

cf.
立葵たちあおい
ハイビスカス
フタバアオイ

久しぶりのトレイルレース ( Grand Duc )


Grand Duc というトレイルランニングのレースに参加しました。
Grenobleから30分くらいの場所にある、Col de porte からスタートして、Chartreuse山脈をめぐって、Sappeyでゴールします。全長75km 累積標高は、4620mです。
去年は、全然レースに出なかったので、レースに出るのは久しぶりでドキドキでした。
レースのスタート時間が朝5時だったので、 頑張って早起きしました!

久しぶりだから、とにかく完走めざして楽しもう、と思っていたけど、
いざレースが始まると、のんびり走ってられなくて、速く走りたくなってしまいます。だって、レースだから!
心の中に眠っていたアスリート魂が刺激された感じ。そういうところもふくめて、やっぱりレースは楽しい!

なだらかで走りやすいところが結構多いコースで、記録は、12時間15分でした。
12時間ぎりはできなかったものの、久しぶりのレースで最後まで走りきれたのは、自信になりました!

詳しい報告は、また後ほど。

cf.
Grand Duc
ビデオ(スタートの様子)とリザルト
私の記録

仕事の後


火曜日、仕事の後、Laffreyという湖のそばの Cholongeに行きました。
La Verticale du Grand-Serreをのぼるためです。
累積標高1000メートルを2キロで一直線にのぼるコースです。
夏は日が長く、21時頃でもまだまだ明るく、ヘッドランプも不要で、素晴らしい景色を堪能できました。
長い距離もいいけど、こういう激のぼりも別の楽しさがある!
坂の途中で、男性の二人組のランナーに遭遇。
ストック使いが上手で、もりもりのぼっていて、かっこよかったです。
下山後は、湖でちょっと泳ぎました。最高!

cf.
La Verticale du Grand-Serre
Alpes du Grand Serre

紫陽花と帷子と俳句

群馬県渋川市の小野池あじさい公園の紫陽花。
母が写真を送ってくれました。
綺麗 です !
下の写真は、紫陽花をうたった、芭蕉の句碑です。

『紫陽花や帷子どきのうす浅葱』松尾芭蕉
現代語訳:
紫陽花が咲き、今年も帷子かたびらを着る季節がやってきた。
ちょうど紫陽花も帷子も同じ薄浅葱色うすあさぎいろをしているよ。

帷子というのは、夏の麻のきもののことだそうです。
ちなみに、浅葱色あさぎいろは、青のような緑のような、エメラルドグリーンに近い色です。

帷子を検索していたら、小林一茶の俳句を見つけました。

『青空のやうな 帷子 きたりけり』小林一茶
綺麗な色の帷子のイメージが、パッと浮かびます。
芭蕉の俳句は、風流で高尚な感じ。
一茶の俳句は、ストレートで面白い。
私は、一茶の俳句も好きだなぁ!

cf.
帷子かたびら
浴衣の歴史と帷子
薄浅葱色うすあさぎいろ

ムラサキブナ(purple beech)

このブナは、ブナの一種ですが、葉っぱが濃い紫です。(光の具合で、黒のようにも茶色のようにも見えます)
紅葉しているわけではなく、もとからこういう色です。
ほとんどの木が緑色の今の季節、この色は目立ちます。かっこいい!
場所によって、葉っぱの色がかなり違うなぁと思っていたら、真夏には、濃い緑色に変色するそうです。
変色して緑になるなんて、普通とは逆ですね。これまた素敵 !

入れ物

母から紫陽花の写真が送られてきました。
庭で咲いた小さな紫陽花を、小さな花器に入れてみたそうです。
かわいい!
花器によって、雰囲気がかわるなぁ。
絵も額によって雰囲気が変わるし、料理も器によって雰囲気が変わる。
入れ物は大事だな !

きのこの山・たけのこの里

木の根元に、巨大な白いきのこを発見しました。
名前はよくわかりません。
きのこと言えば、 『きのこの山』ですね!
『きのこの山』 と『たけのこの里』どっちが好きですか?
ちなみに私は、『きのこの山』派です。
ビスケットの部分のサクサク感が好きなので。
明治のサイトをみたら、すごく充実していてビックリです。
日本のお菓子はバラエティ豊か!

cf.
きのこの山・たけのこの里  -明治チョコスナック-

野苺


野苺の季節です。
そこらじゅうに生えてます。
大学の構内でも見つけました。
おいしいそうに実っていたので、ひとつ食べてみました。
あまずっぱくて、おいしい。

ケンタッキー○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

葉っぱの配列が綺麗なこの木、ケンタッキー・コーヒー・ツリーといい、アメリカのケンタッキー州の州の木にもなってるそうです。 ケンタッキーと聞くと、すぐにフライドチキン!と言いたくなりますが、これはチキンでなくツリーです。
でも、なぜ コーヒー ??
それは、 昔、開拓者が、この木の豆を炒って、コーヒーがわりに飲んだから、とのことです。
今はまだ時期が早いようですが、この木には大きな豆がなるようです。
実がなる頃に、また見に来なくては!
コーヒーもどき、ぜひ作ってみたい。( 生の豆は有毒らしいので、要注意です! )

cf.
ケンタッキー・コーヒー・ツリー (Kentucky cofee tree)

St. Eynard

上 :St. Eynard から見たグルノーブル 下: Mont Rachais からみた St. Eynard

La Trocheから、Mont Rachais、Col de vence経由で、St.Eynardまで走りました。
La Trocheは、家から自転車で10分くらいで、気軽に行けるし、 St.Eynardをのぼるのは、なかなかいいトレーニングになるので、このコースはよく使います。
St.Eynardの頂上には、 グルノーブルを外敵から守るためにつくられた、Fort du St. Eynardという要塞があります。
St.Eynardをのぼっているとき、偶然、ランニングクラブの知り合いに会いました。
山で会うと、嬉しい!
それにしても今日は暑かったです。
グルノーブルの最高気温は、30度超えだとか。。。

cf.
Fort du St. Eynard (St. Eynard の要塞)

日仏、花くらべ -紫陽花-

左:フランスの紫陽花(hortensia) @おとなりさんちのお庭、右:日本の紫陽花 @実家の庭

日仏、花くらべ。
今日は、 日本の梅雨の風物詩、 紫陽花。
紫陽花は日本由来の花ですが、おとなりさんちのお庭にも咲いてました。とっても似てます。
紫陽花の語源は色々あるけれど、「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」がなまったものとする説 がもっとも有力だそうです。
じゃあ、なんで漢字で「 紫陽花 」と書くんだろう、と思いますが、この漢字は、中国の詩人白居易が別の花につけた名前で、これを日本の学者が間違えてあてはめて、そのまま広まったそうです、、、!なんと!
紫陽花の花の色は、土の性質によってかわり、一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になると言われています。
個人的には、青い紫陽花が好きです!

cf.
紫陽花(アジサイ)
全国あじさい絶景名所10選
梅雨(つゆ)

Rues du voyage (旅の道)

Rues du voyage(旅の道)という写真のフェスティバルがはじまりました。
グルノーブルのレストランやバーの店内に、15人のカメラマンの写真がとった色々な国の写真がかざられていて、旅した気分になれます。
6月末まで見られるうようなので、興味のあるかたは、ぜひのぞいてみてください!

cf.
Rues du voyage : 展示場所の地図

自転車の修理屋さん

先日自転車で転んだ時に、ハンドルが曲がってしまって、しばらくそのまま乗っていました。
曲がったハンドルは気持ち悪いし、すれ違う人には変な目で見られるので、早くなおしたいなーと、思っていたところ、大学内に、自転車の修理屋さんが来ていたので、直してもらいました。
手際よく、20秒ぐらいなおしてくれました。しかも無料!
『持続可能な社会づくり』の活動の一環のようです。
修理してくれたのは、Bicyclo presto*の、Jean-Eric MESMAINさんです。
まっすぐのハンドルは、とっても気持ちいい。

cf.
Bicyclo presto (グルノーブルの様子がわかる動画もあります。)

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Le Moucherotte(ムシュロット) ~いつもと違うルートで


友人と一緒にLe Moucherotte(ムシュロット)に登りました。
いつも登るルートとは違うルートで登ったら、まるで違う山のよう。
メインのルートとは違って、人も少ないし、苔がむしている森があったり、ゴロゴロ岩がちな斜面があったりと、新たな発見!
グルノーブルから遠く離れたところに来ているような感覚になりました。
山に野生のスズランが群生していたので、摘んできました。いい香りがします。

cf.
Le Moucherotte

小学校の塀に

撮影:実家の母

実家のそばの小学校の塀に書いてある言葉。

– あいさつ
– へんじ
– あとしまつ

「あいさつ」と「へんじ」と「あとしまつ」は大事ですよ、と言っています。
「あとしまつ」は、「あとかたづけ」の意味で言っているんだと思いますが、
「あとしまつ」というと、会社の重役達が、不祥事のあとしまつで、頭をさげて奔走している姿を連想してしまい、違和感があります。。。
たしかに、「あとしまつ」のほうが、「あとかたづけ」より語呂がいいですが。

右側の塀には、以下の5つのあいさつが書かれています。

– おはようございます
– ありがとう
– しつれいします
– すみません
– さようなら

「しつれいします」というあいさつは、
場合によって、「ありがとう」の意味だったり「すみません」の意味だったり、それともちょっと違う意味だったり、フランス語に訳そうと思うと、訳しにくい。
日本語って面白いな~

気持ちの良い朝

昨日の朝は、裏山の、Quatre Seigneursというところまで走りました。
標高937mには、Fort des Quatre Seigneursという要塞がありますが、
今は保護のため道路が封鎖されています。
朝走ると、動物との遭遇率が高いです。昨日は、鹿やキツネの親子に遭遇しました。
日の出の時間が早くなり、6時には、もう明るいです。

cf.
Fort des Quatre Seigneurs

にんじん

にんじんが安くておいしい(2キロで2ユーロぐらい。)ので、よく買ってます。
大量のにんじんを消費するため、最近よくにんじんケーキを焼いてます。
朝ごはん、ランニングの前後の軽食、山での行動食としても重宝してます!
主な材料は、
にんじん、たまご、オリーブオイル、砂糖、小麦粉 などなど。
今日は、小麦粉のかわりに、とうもろこし粉を使ってみたら、焼き上がりが黄色くなりました!

このレシピを参考にしました。

cf.
にんじんケーキ

トラックはいいな!

バシュラー公園のトラック、19時すぎだけど、まだまだ明るいです!

ランニングクラブ(GUC: Grenoble université club)の練習会に参加しました。
Bachelard(バシュラー)公園のトラックで、インターバル練習をしました。
息が切れて、足が回らなくなりました。。。
でも、気持ちいい!
体が引き締まって、速くてかっこいいランナーもたくさんみて、モチベーションがあがりました!
トラックに来ると、キリリと身がひきしまります。

バシュラー公園の様子がよくわかる動画をみつけました。
興味のある方はご覧ください。

バシュラー公園

白い葉

白い葉っぱがチラチラ風にゆれてて綺麗でした。
一瞬、目の錯覚かと思ったけれど、やっぱり白い。
近づいて、葉っぱをよく見てみると、葉っぱの裏が白かった!
葉っぱの感触は、やや硬め。
家に帰って調べてみたら、銀泥ぎんどろ(ホワイトポプラ)という木でした。
確かに、光り輝く葉っぱは、白にも銀にも見える。名前の通りだな!

銀泥ぎんどろ(ホワイトポプラ)

おうちに帰るまでが遠足ですよ


昨日は、Fontaineから、Enginsの方面を走りました。
右側の岩っぽい山の奥にみえるのは、Chamechaudeの頂上です。(先週走ったあたりです。)
いろんな場所から同じ山を見るのは面白い。
山の中ではないのですが、自転車で道路を走っている時に転びました。
転んだりするのって、たいてい危険な場所じゃなくて、なんでもない場所の気がします。
油断すると、転んじゃう。
小学校の遠足のとき、よく先生が「おうちに帰るまでが遠足ですよ」と言っていた。
よく考えると、意味がよく分からないセリフだけど、まぁ、帰り道に油断して転ばないように!という意味が含まれているんでしょう。

みそしる


おいしそうな出汁をいただいたので、お味噌汁に入れてみました。
豆腐とワカメの味噌汁です。
おいしーーーーーーーーーい!
体と心の芯までじわじわしみわたる美味しさ。
思わず、涙がでそうになってしまった。やっぱり私は日本人だなぁと実感します。
お味噌汁、万歳。
また作ろっ。

maquis(マキ)


昨日の夕方、route des maquis 沿いに、fort du mûrier(mûrier の要塞/砦)の方まで、走りました。
maquis(マキ)は、第二次世界大戦時のドイツ占領下の南フランスでレジスタンス運動の中核となった組織のことです。
マキの語源は、コルシカ島で使われているコルシカ語の「雑木林」です。
山にこもって活動するマキザール(レジスタンス運動員)たちのことを考えると、不思議な感じがしました。

cf.
maquis(マキ)
fort du mûrier (mûrier の要塞/砦)

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