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L’échappée Belle

今週末は、L’échappée Belle。レースに参加しようかどうしようか、直前まで迷ったんですが、身体も心もレースを楽しむ準備ができていなくて、レースが近づいてもワクワクという気持ちになれず不安が増すばかりだったので今回は棄権することにしました。

今までも2回参加していて大好きなレースだし、せっかくの貴重なレースのチャンスを無駄にするなんてもったいないという気持ちもあるし、コロナウイルス対策のために色々工夫して県庁に許可をとったりと一生懸命な主催者・レース関係者は素晴らしいと思うし、参加する選手のことを否定する気もないんですが、個人的にはやっぱり今回はレースに出る気持ちになれませんでした。

去年のアンドラのトレイルで出会ったステファニーさんの記事を読んで、あぁ、私も彼女の考えに近いなぁ、と思いました。(Stephanie Caseさんです。去年のアンドラ(ronda dels cims)では2位、2016年のTor des Gèantsでも2位になったりと、とってもパワフルな女性で私は彼女のファン!)
早く状況が落ち着くことを願いつつ、しばらくはレースぬきで自分のペースで楽しむ時間を大切にしたいと思います!

 

今年のL’échapée belle(レシャペベル)

先週末、トレイルのレース(L’échapée belle / レシャペベル)の開催の有無についての発表がありました。同時期に開催される大規模なトレイルレースのUTMBの中止も決まっていたし、残念だけど今年はきっとこのレースも中止なんだろうなと予想していたけれど、予想に反して8月末のレース開催を維持するとのことでした。(8月8日までに、国からの許可が下りなければ最終的には中止を余儀なくされるとのことですが。)

先の読めないこの状況の中、参加しようかやめようか、そもそも参加するとしても、体力が落ちたこの状態で、レースを最後まで走り切れるのか??参加することで、ウイルスを拡大させてしまったり、自分が感染したりする危険性はないのか。私の住む地域で開催されるレース、山好きの人たちに支えられているこのレースに参加することで何かの力になれるのか? たくさんの迷いがありますが、今のところ参加辞退はしていません。

Rencontres Ciné Montagne

先週(11/5-11/9)はGrenoble Palais des Sports でRencontres Ciné Montagne という山の映画祭がありました。私は最終日の土曜日(11/9)に見にいってきました。広い会場は満員で、すごい熱気でした!

会場で:
会場に入ってうろうろしながら、ふと前をみるとトレイルランナーのFrançois D’Haeneがすぐ近く(半径1メートル以内ぐらい)にいました。落ち着いたオーラで、とっても大きかった!同じ空気を共有でき満足!
このイベントの司会は、ジャーナリストのThibault Leducとトレイルランナー/スカイランナーのHillary Gerardiでした。アメリカ人の彼女はグルノーブルに住んでいたことがあり、今はシャモニーに住んでいるそうです。ハキハキしゃべってとても感じが良かったです。動画を見たら、走りもすごい!

シルヴァン・テッソンという人:
会場には、スポンサーのブースや、山や旅に関する本や写真のコーナーなど色々あったので、映画が始まる前にあたりをブラブラ。友人がシルヴァン・テッソン(Sylvain Tesson)という作家のことを教えてくれて、面白そうだったので、彼の本を1冊買ってみました。シルヴァン・テッソンは、地理学者で冒険家で作家の彼は、フランスではとても人気だそうです。全然知らなかった~。

ヒマラヤ(ブータンからタジキスタンまで5000km)を5か月かけて旅したり、極寒のシベリアで6か月間も1人で暮らしたりと、やることがすごいです。彼はパリ生まれで、ノートルダムにもよくよじ登っていたそうです。(高いところは景色が綺麗なので、高いところが大好きだそう。)
色々な本があって迷いましたが、彼の本を1冊買ってみました。

「Sur les chemins noirs」(直訳すると、「黒い道で」)というこの本は、シルヴァン・テッソンが2015年の夏から秋にかけてフランスを徒歩で縦断した時のお話です。世界中を旅している彼ですが、転落事故のあと動けなくなり病院で過ごします。リハビリのために病院の中を歩くようにお医者さんに言われましたが、それなら自然の中を歩いた方がいい!フランスを徒歩で縦断しよう!と思いつき、あえて都市化されてないない誰も行かないような村や、草が生い茂っているような荒れ地を通るルートを選んで歩いたとのこと。考えることがすごい!まだ読み始めたばかりですが、ゆっくり読み進めたいと思います!
シルヴァン・テッソンの動画をみつけました。怖くてちょっと近寄りがたいおじさんです。

映画:
この日上映されたのは、トレイル、山スキー、登山、パラグライダー、ハイラインなど色んなジャンルの6つの映画。映画の詳細はこちら。(仏語です。)

  1. L’Echappée Belle」:ウルトラトレイル(Belledonne avec François D’Haene)
  2. Un Printemps suspendu」:山スキー(マッターホルン、モンブラン、アイガー)
  3. Fly the Alps」:登山とパラグライダー(スロベニアからモナコまで7つの国を横断)
  4. CHANGABANG – Les miroirs d’une répétition」:山岳部隊のヒマラヤ登山訓練
  5. Red Lake party」:ハイライン/スラックラインとバンジージャンプ(クロアチアのRed Lake)
  6. Mbuzi Dume」:片足(松葉づえ)でキリマンジャロ登頂

上映前には、会場の天井から、山岳救助隊の人が降りてきて、怪我した少年を助けるというパフォーマンスもありました。それから、山岳救助隊の人の話があって、「山はワクワクする冒険のフィールドだけど、同時に危険な場所です。死がとても近くにあります。亡くなった方のことを祈りましょう。」と、会場にいるみんなで起立して山で亡くなった方を思って祈りをささげる時間がありました。映画の上映前に、こういう時間をとるのは、とてもいいなぁ。

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レース:Ultra Trail du Vercors

グルノーブルを囲む山脈の1つ、Vercors山脈で行われる「Ultra Trail du Vercors」に参加してきました。レースでは、Lans en Vercorsをスタートして、 Vercors山脈をぐるっと86km, 4900m D+を走ります。会場では、ラン仲間にたくさん会えて、ホームな感じで安心しました。

このレースは、もともと山好きな人たちが、Vercorsの魅力を知ってもらおうとして始めたレースで、レースを通じて色々な場所を発見できるよう毎年コースがかわります。今年のコースでは、Le pic Saint MichelPlateau de Molièreは特によかったです!今年は、アンドラの長~いレースに出て、長時間行動に慣れていたので、86キロがなんだか短く感じました。アンドラやレシャペに比べると、結構走れる箇所も多かったです。急峻な山登りも好きだけど、ゆるやかな傾斜の山や、森の中、見通しのよい高原を走るのは、気持ちいいな。

Lans en Vercorsは、クロスカントリースキーやバイアスロンで有名で、選手の強化場などもあるので、参加者の中には、クロスカントリースキーの強化選手やコーチっぽい人も多かったです。レースの序盤から、速そうな女子に沢山抜かされてびびりました。タイムは14時間21分。最後までつぶれなかったし、自分として結構調子よく走れたけど、順位は全体では294人中90位、女子では10位でした。速い人がたくさんいるんだなー。

cf.
去年のレースの様子のビデオ(今年のはまだみたい)
Ultra Trail du Vercors 2019 / Resultat

シャモニーでUTMB観戦

日本から来た友人と一緒にシャモニーに行ってUTMBを観戦してきました。
シャモニーはすごい熱気で、人がいっぱいで、やっぱりUTMBは他のレースとは違うなぁ、と実感。スタートを見た後は、バスで移動したり、徒歩でコースを逆走したりして選手たちを追いかけました。会場では、思いがけず、昔の友人たちにも再会できてよかった。私がトレイルランニングを始めるきっかけになった鏑木さんを間近で見て応援することもできました。

シャモニーでは、Les Arollesキャンプ場に泊まりましたが、町に近いし、モンブランも綺麗に見えて、受付の人も感じがよくて良かった。今度シャモニーに来るときも、また使おーっと。
(2019/08/30, 31)

cf.
Camping / Les Arolles

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode 6]

  • 7/19 レース当日 :  (InclesI~ordinoまで : 170km)

inclesまで来ると、あぁ、次は12個目のエイド、その次は13個目のエイドそしてゴールだぁ!と先のことが見えてきた。さっきまでは、次のエイド次のエイド、としか考えていなかったけど、急にゴールがチラついてきた。それでなんだか気持ちが浮ついたのか、2日目の夜だからなのか、急に眠気が襲ってきた。体がふらふら、ふわふわとして、気付くとよろけていて、道を踏み外して落ちそうになる。しかも、コースのマーキングがよくみえない。このレースでは、4月に出たマデイラ島のレース(MUIT)のホテルで会ったVincentという男性に偶然再会して、コース中でも何度か一緒になった。トレイルの世界は狭いなぁ。ここでも、彼と一緒になったけど、あまりにも私が遅いので、先に行ってもらった。私はマーキングを探すふりをして…休む。。。いやいや、ちゃんとマーキングを探さないと!と思うけど、意識がもうろうとして、ふと気付くと休んでる私。。。遅っ。遅すぎるでしょ!自分でも全然進んでいないのがよくわかった。さらに、食べ物をあまり食べていなかったからか、口の中がすっぱい感じで気持ち悪くなってきた。吐きそうなのかな。。。そのうち、本当にふわふわ、ふらふらする感覚が尋常じゃない感じになってきた。やばい、たおれそう。小さめのジェルを少しだけ食べて、少し立ち止まって体が落ち着くのを待ってみた。本当、この区間は魔の時間。。。

もうすぐ夜が明けてきそうな4:45、12個目のエイドComs de Janに到着。(150km, 86位)。エイドで人に会うと本当にうれしい。暗闇の中1人でいると、心細いけど、エイドにつくとスタッフや他のランナーがいて本当に元気をもらえる。ここを出たら、あとは1つの登り(Collada_Mendes)を残すのみ。そう思ったら元気がでてきたので、先を急ぐ。こののぼりが、なかなか長く感じられたけど、なんとか到着。スタッフも、あとは下りだけだよー。と言ってくれた。

ここからは、最初のエイドだったSortenyに向かって下る。綺麗な景色が下まで見えて、あぁ、もう少し!という気持ちになった。脚にも元気が出てきたので、バトンを使いながら、リズム良く降りる。でも思いの他、この下りが長くて、きっともうすぐSortenyの山小屋が見えるはず、次の角をまがったらきっと見える、というのを5回ぐらい裏切られた。山小屋見えて!と思ったら、山小屋じゃなくて、先行のランナーが遠くに見えてるっていう。。。でもなんとか7:52にSortenyに到着。(158km, 86位)エイドで補給したり色々して、さて出発と思って時計を見たときは、8時少し前だった。ここからゴールのOrdinoまではあと12キロ。せめて50時間を切って、9時前にゴールしたかったけど、それは無理だななぁ、と思った。でも、今までの100マイルレースの時と違って、ヘロヘロにはなっていないし、脚もまだ動く!そう思って最後は走れるだけ走ろうと決めた。SortenyからOrdinoまでは、スタッフの人が言ったとおりで、本当になだらかで走りやすい下りが続いた。途中まで、誰ともすれ違わなかったけど、5,6キロすぎたあたりから、歩いている人や、ゆっくり走る人たちとすれ違った。ゴールまでに、たぶん10人以上は抜いたと思う。(でも、それは、違うカテゴリーのランナーだったみたいで、実際は順位はそれほど変わってなかった。)
Ordinoが近づくと、応援してくれる人も増えてきて、”Venga Venga” (Come on, comme on )と言ってくれた。子どもたちもずっと追いかけてきてくれるので、一瞬ちょっと歩こうかな、と思う軽いのぼりも、がんばって走れた。
そしてそして、やっとOrdinoの町の教会が見えてきた。あぁ、よかった!予定では、まだ暗いうちにゴールしたいなぁ、なんて思ってたけど、ゴールはすっかり明るくなった9時半すぎ。でも、無事にゴールラインを超えられて嬉しい!!!!!本当にいい旅だった!!!!!
応援したくれた人たち、途中で一緒に走ってプッシュしてくれたランナーたち、こんな素晴らしい大会を開催してくれたスタッフの人たちに感謝の気持ちがいっぱいです!

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode6 –
([incles] – (Cresta Cabana Sorda) – [Coms de Jan] – (Collada Meners) – [Sorteny] – [ordino] -: 170km)
上記は、コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画です。episode6は(第11エイドのinclesからゴールのOrdinoまで : 170km)のビデオです。

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode 5]

  • 7/19 レース当日 : 5 (Illa~Inclesまで : 143km)

8つ目のエイドIllaを出て、次のエイドPas de la Casaの前の下りでは、脚を痛そうにしてカクカクと歩いているランナーがいた。痛い脚をかばっているのが良くわかる。こういう風に脚に力が入ってしまうと、余計痛くなるし、疲れてしまうんだよなぁ、私もそういう風になる時あるよなぁ、と思いつつ、もう少しでBase de vieだから頑張ろうと言って、先に行かせてもらった。20:32に、ようやく2つ目のBase de vie、Pas de la Casaに到着。(130km, 93位)。ここで、日本人ランナーのサポートをしているらしき人が、私にも声をかけてきてくれた。女子なら結構いい順位だよ。3位ぐらいなんじゃない?と。正直前に5人ぐらいはいると思っていたので、びっくりした。彼は、テーブルでお湯をわかしながら、あらゆる種類のカップ麺などを並べてスタンバイしていた。そして、私にも「よかったらお味噌汁どうぞ。」と言って、お味噌汁をくれた。固形物が全然食べられなくなっていた頃だったので、とってもありがたかった!何をかくそう、私はお味噌汁が大好き。味噌ラーです。やっぱり日本人だから大豆を食べると体が喜ぶのでしょうか。レースの時に限らず、普段も色々な具を入れて、お味噌汁飲みまくっております。

Base de vieを出てから、少し下ると、またのぼり。コースマーキングがよく分からなくて、道があるんだかないんだかよく分からない藪みたなのがずっと続いた。まさかこんなのはずっと続くわけないよな、すぐ分かりやすい登山道になるんだろう、と思っていたのに、道なき道の藪みたいなのがずっと続いた。後ろからランナーが来たので、よかった一緒に行こう、と思ったら、何だかとても良いペースの男性2人組で、あっという間についていけなくなり、みるみるうちにひきはなされてしまった。すぐにずっと前の方に行ってしまったけど、彼らも一生懸命道を探しているようで、時折ライトで左右をぐるっと照らしてキョロキョロしているのが分かった。とにかく、次は11個目のエイド。それだけを思って先を急いだ。坂をのぼりきってPas de les Vaquesに着くと、スタッフが待っていてくれた。どこから来たの?日本?など少し話したら、元気になった。Inclès までの下りは、最初は早歩きだったけど、だんだんとリズムが出てきたので、後半はサササササッと結構走った。真夜中すぎの11個目のエイドInclès到着。(143km, 85位)。

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode5 –
([illa] – (Coll Vallcivera) – (Coll Isard) – [Pas de la Casa] -(Pas de les Vaques) – [incles] -: 143km)
上記は、コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画です。episode5は(第9エイドのillaから第11エイドのinclesまで : 143km)のビデオです。

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode 4]

  • 7/19 レース当日 : 4 (Coma Bella~Illaまで : 117km)

夜の間は、気持ちが落ち込んでいたけど、朝になって明るくなってくると、元気が出てきた。Pic Negreからは、稜線を進む気持ちのいい道が続いた。こういうところは走るべきなんだろうな、と思いつつ、ずっとは走り続けられなくて、基本的には早歩き。日が出てきて暑くなってきたので、ときどき沢で脚を冷やしたりしながら進んだ。

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode4 –
([Coma Bella] – (Pic Negre) – [Claror] -(Collada Maiana) – [illa] -: 117km)
上記は、コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画です。episode4は(第7エイドのComa Bellaから第9エイドのillaまで : 117km)のビデオです。

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode 3]

  • 7/19 レース当日 : 3 (Botella~Coma Bellaまで : 87km)

Botellaを出てからは、ひたすら次のエイドであり、最初のBase de VieであるMarginedaを目指します。ふと空を見ると、赤みがかった満月が出ていました。何でこんなに赤いんだろう。夕焼けのような赤い月で神秘的でちょっとだけ怖かった。Botellaを出て、Bony de Pica(2405m)までのぼったあとは、Margineda (970m)、約1400mのひたすら長い下りです。くさり場などのある結構テクニカルな下りで、暗いしすごく神経が疲れました。。。ブリーフィングの時、スタッフの人が、Marginedaまでの下りは長いですよ~、ここで大勢のリタイヤ者がでるんです、と言っていたけど、本当にその理由がわかる気がした。ここで、時々一緒になる日本人ランナーとまた一緒になった。突然「ペース●●●、ただいまの時刻●●●」という人工的な日本語が後ろから聞こえてきたときは本当に恐ろしくて何事かと思ったけど、それは彼の時計の声だった。時計を見なくてもペースなどが分かるように、時計にしゃべらせているようでした。最初は、本当に怖かったけど彼の時計だと分かってからは、あ、そうなのか、そういうことね、と納得。納得できてもやっぱりちょっと怖かったけど。。。そんなこんなで、3:06になんとか最初のBase de Vie(Margineda:75km ,152位)に到着。Marginedaまでは、体力や脚を温存していくつもりでしたが、この下りで脚を結構つかってしまって、この先大丈夫なのかな、とちょっと不安になる。回りを見渡すと、ヘトヘトになって動けない人や、隅の方で仮眠いている人がいて、私もちょっと寝たいなーとチラっと思ったけど、足にクリームをぬったり靴下をかえたりしつつ、温かいスープを飲んだり元気になってきたので、よしっ!と次を目指します!

暗くてよく覚えていないけど、たぶんこの区間だったと思う。暗闇にいる牛たちがとっても怖かった。牛たちは、ふだんは静かに暮らしているんだろうけど、今日はランナーがたくさんいるので、興奮しているみたいで、急にドドドドドォーと集団である方向に暴走したり、集団でキッとこちらを見てきたり。ライトで照らすと、目がキラキラ光って、こちらを見る目がすごく怖かった。私の前後にほぼランナーがいなくて、独走状態だったので、なおさら怖かった。コースのマーキングもまばらなので、ライトでよく照らさないと道が分からないけど、それでも牛とあまり目が合わないようしたくて大変だった。なにかの拍子にいっせいにこちらに押しかけてくるんじゃないか、と本当に恐ろしく、早くこのパートが終わってくれないかな、と本気で思った。
そしてようやく夜が明けて、7:12にComa Bellaに到着。(87km, 99位)

この間、真っ暗なので、写真なし!

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode3 –
([Botella]- (Bony de Pica)-[Margineda] -(Cortals Manyat) -[Coma Bella] : 87km)
上記は、コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画です。episode3は(第5エイドのBotellaから第7エイドのComa Bellaまで : 87km)のビデオです。

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode 2]

  • 7/19 レース当日: 2 (Arcalis~Botellaまで :61km)

Arcalisを出てからは、稜線の綺麗な気持ちのいい道が続きます。5時間ぐらい進んだころ、17:15にようやく3つ目のエイド(Pla Estany:45km ,156位)に到着。ここに着いたら足裏にクリームを塗りなおして、靴下をかえよう!と決めていたので、予定通りそうしました。こんな風に、エイドでやることが決まっていると、それが楽しみだし、たんたんと動けていい感じです!ここをすぎると、次は、アンドラ最高峰のComapedrosaを目指すので、しっかり補給して、元気を注入しました。結構進んだと思うけど、まだ3つ目のエイドかぁ、と思うとまだまだ先が長いけど、とにかく、今まで通り、あまり先のことまでは考えず、次のエイド、次のエイド、ということだけ考えて進むことにしました。

Comapedrosaにむかったのぼっていると、Sortenyをすぎたあたりの時に下りで抜かれた女性が、とっても苦しそうにしています。のぼりがとってもゆっくりです。私も相当苦しかったですが、彼女の方が大分弱っているようです。。。先に行くね、と行って、道をゆずってもらいました。Pic Comapedrosa には、 19:04(148位)に到着。
もう頂上かな、もう頂上かな、と偽のピークが3回ぐらいあってようやく着いたので、頂上で待ってくれているスタッフが見えたときは、本当にうれしかった!それから、Comapedrosa山小屋まで下りて、次のエイドBotellaを目指します。(下りが苦手で、山小屋についたときは20:12 162位)だんだんと日が暮れていて、ちょっと寂しい気分になってきました。それからさらにのぼってくだって、Botellaに着いたのは、深夜22:54, 159位でした。

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode2 –
( [Arcalis]- (Clot Cavall)-[Pla Estany] -(Pic Comapedrosa)- [Comapedrosa] – (Portella Sanfons)-[Botella] : 61km)
上記は、コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画です。episode2は(第2エイドのArcalisから第5エイドのBotellaまで : 61km)のビデオです。

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode1]

  • 7/19 レース当日 (起床~スタートまで)

レースは、朝7時スタートで、スタートのゲートが開くのは、朝の6時とのことでした。宿から会場のOrdinoまでは、歩くと20分ぐらいかかるので、余裕をもって5時半ごろには宿をでようと、4時少し前に起きました。それから、おかゆ、リゾット、オニオンサラダ(血液をサラサラにするので、いいのかなぁと思っていつもレースの朝には食べてます。)、アボカドなどと食べてから、テーピング、着替えなどをして、宿を出ました。朝は少しひんやりしていて静かで、会場までの道のりをゆっくり歩いていると、気持ちが少し落ち着いていました。

会場には、6時ごろに着きましたが、予想に反して、ランナーがまだ全然集まってませんでした。いるのはほぼ日本人。(さすが、5分前行動の日本人!)他のランナーたちが集まってきたのは、6時半すぎで、のんびりした雰囲気なので、確かに6時半すぎでも全然大丈夫そうでした。ランナーが集まってくると、音楽やMCでだんだんと盛り上がってきました。着ぐるみのマスコットも登場して、本当にお祭りみたい!あー、いよいよスタートだな。気持ちが高ぶってきて、スタートラインにたてて嬉しいな!という思いがこみあげてきました。まわりのランナーたちも、高ぶってる感じです!そしてスタート!ここ3日間、疲労をぬこうとランニングは控えていたので、すごく足が軽くて、走れることが嬉しくて、思わずスピードがでてしまいます。まわりのランナーもすごく嬉しそう!でもここは落ち着いて、、、とあまり息があがらない程度に、おさえておさえて、、、と自分のペースをみつけて、それを保つように心がけました。ロードの下りで勢いあまって、速そうなランナーを思わず抜いてしまいましたが、後から調べたら、彼女は女性の2位のCase Stéphanieというカナダの女性でした。

  • 7/19 レース当日 : 1 (スタート~Arcalisまで : 32km)

気持ちが高ぶって、足も軽く、1つ目のエイド(Sorteney:21km)までは、本当にあっという間。Sorteneyには、10:44に到着(131位)。このエイドの直前で、小柄な女性の二人にサラリと抜かれる。私は下りが苦手なので、こんな風に軽快に走るランナーをみると、うらやましいなーといつも思う。2つ目のエイド(Arcalis : 32km)には、13:54(148位)に到着。

 

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode1 – 
(Départ – (Collada Ferreroles)-  [Sorteney]- (Portella Rialp)- [Arcalis] : 32km)
コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画を見つけました。Ronda dels cims のコースを6つに分けて紹介しています。
上記のリンク episode1は(スタート~第2エイドのArcalisまで : 32km)のビデオです。コースの様子がよくわかるので、興味のある方はぜひ見てみてください!それにしても、Gérard Martinezさん、いい年のおじさんですが、走りが力強くてとってもかっこいいです!

 

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:前日]

  • 07/18 レース前日

のんびり起きて、朝はホテルで食べました。泊まっているのは、グループ客が多かったけど、その中で1人で食べてるアジア人の女の子が1人いたので、話しかけてみました。彼女は中国人で、友達がボルドーに住んでるから、夏休みを利用してこちらに旅行に来て、車を借りて1人で色々ドライブしてる、とのことでした。外国で1人でドライブなんて、すごい!彼女は、トレイルランニングのことは全然知らなかったけど、話すと珍しそうに聞いていました。ゼッケンの受け取り等は、午後からだし、午前は暇だと言うと、彼女も特に予定はないというので一緒に散歩することにしました。宿の人に教えてもらった抜け道みたいなところを通って、Massanaという町の方まで行ってみました。 犬を沢山(4匹)散歩してるおじさんがいて、すごいですね!というと、実は家にももう1匹いるんだよ!と言われました。これだけじゃなくて、もう1匹いるのか!(驚!)

スポーツショップでは、いい感じの白いハットをみつけました。かぶってみるとちょうどよくて、暑さ対策にもいいかな、と思ったので、購入してレースでかぶることにしました。(これが大正解で、レース中とても涼しかったです!)キャップなどのかぶり物は風がふくとすぐ飛んでいっちゃうし、しめつけ感があんまり好きじゃないんですが、このハットはいい感じでした。ちょっと疲れたので、ベンチに座って、アンドラのレースの資料などと彼女にみせながら話すと、すごく興味深そうに聞いてくれました。特に、シャモアのイラストとかたつむりのイラストの入った、一番速いランナーと一番遅いランナーの到着時間を書いた一覧表にはおお喜びで、ちょっと写真とらせて~と、パシャパシャ写真を撮ってました。(笑)トレイルランナー以外の人と、トレイルの話をするのは、なんか新鮮でおもしろかったです。

宿にもどると、宿のスタッフも宿の犬(バルタン)の散歩から帰ってきたところでした。「ハスキー」じゃなくて「アラスカン・マミュート」という犬だそうです。宿からは、Comapedrosaが見えて、「あれが、アンドラ最高峰のComapedrosaだよ」と教えてくれました。「ここに乗った方がよく見えるから、乗ってごらん」と言われて、大きな墫みたいなのを指しているので、乗ってみると、確かによく見えました!でも安定が悪くてぐらぐらで、あ、ここで転んで怪我して、レース走れなかったらしゃれにならないよなーと思い、慎重にそろりそろりと墫を下りました。

彼女と別れてからは、ちょっと遅めの昼ごはんを食べました。夜は軽めにしようと思っていたので、お昼はガッツリお肉の煮込みを食べました。Aldosaはとても静かで落ち着いているので、お昼は2時間ぐらいかけて結構ゆっくり食べましたが、長居しても全然問題なく、居心地がよかったです。カフェのスタッフも感じがよかったです。

それから、15時ぐらいに、のんびりOrdinoに移動。ゼッケンを受け取りました。会場では、4年前にUTMBで知り合った、森光さんに再会。彼は、スペインのマドリード経由でOrdinoに来たとのことでした。その他にも結構日本人がいて、アンドラは日本人に人気の大会なんだなーと実感。ゼッケン受け取り後は、デポバックを預けるつもりでしたが、受付開始まで時間があったので、2時間ぐらい近くの芝生で横になって昼寝。(なんせ、宿まで少し遠いので、往復すると体力を消耗しそうだったので、省エネです。)昼寝でゆっくり休んだあとは、デポバックを預けて、ブリーフィングを聞いてから、宿に戻りました。

早く寝たかったので、夕飯は前日にスーパーで買った謎のカップ麺(YATEKOMO)の焼きそばにしました。ピラフみたいなのと、焼きそばとどっちにしようか迷いましたが、焼きそばの方がカロリーが高かったので、焼きそばにしてみました。その他、オムレツやトマトやアボカドを食べて、それからゆっくりお風呂に入って、8時半ごろにはベットに横になりました。(うとうとしつつも、色々なことが頭の中でぐるぐるして、寝てるんだか寝てないんだか分からない状態でしたが。)

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:前々日]

  • アンドラまでの移動 (7/17 レース前々日)

グルノーブルからアンドラまでは約600キロぐらいあって、結構アクセスが大変です。今回私は、グルノーブルからまずバスでトゥールーズに行って、そこからさらにバスでアンドラまで移動しました。7/16(火)の深夜のバスでグルノーブルを出発し、トゥールーズには7/17(水)の朝着きました。アンドラへのバスは11時発で、かなり時間があったので、トゥールーズの町をぶらぶらしていたら、Basilique Saint-Serninという綺麗な大聖堂に着いたので、絵を描いたりひてのんびりしました。

バスはアンドラの(Andorre-la-Vieille)というところに着きましたが、ここからレース会場のOrdinoまでは、まだ10キロぐらいあります。Andorre-la-VieilleからOrdino行きのバスにのると、トレイルランナーっぽい人がちらほらいました。私は、レース会場から2キロ弱くらいはなれたAldosaというところに宿をとったので、バスの運転手さんに、そのことを話すと、バスは基本的にはそこにはとまらないけど、近くを通るから、途中でおりるといいよ、と教えてくれました。とはいうものの、本当にちゃんと途中で下りられるのかな、とソワソワしながら乗っていると、しばらく走ったところで運転手さんが、「Aldosa~!Aldosa~!」と連呼して、君ここで下りな、と教えてくれました。この坂をのぼると5分ぐらいでAldosaだから!と言って笑顔で送りだしてくれました。あー、もうすぐ宿かぁ、とわくわくしながら歩いていると、急に土砂降りの雨が降ってきました。バスの中ではいい天気だったのに、なんでバスを下りたとたん雨なんだー!(T_T)折り畳み傘が何度もひっくりかえる強風で、全身びしょぬれで一気に寒くなりました。やれやれ。。。ついでに、道がよくわからなくなったので、近くのアパートの人に道を聞くと、すぐそばだよ、と教えてくれて、なんなら雨がやむまで、ここで雨宿りしていきな、と言ってくれました。優しいな。でも、すぐそばだということだったので、一気に宿まで行くことにしました。宿につくと、受付の人がやさしく迎えてくれました。この宿には、バイクや車で来る人が多いみたいで、歩いて来た私にちょっとびっくりしていました。

着替えてさっぱりしたあとは、会場のOrdinoまで歩いていって、どんな感じが様子を見てきました。前々日ということもあって、ゲートといくつかのテント、ゼッケン・デポバック・ブリーフィングの場所の案内板があるぐらいで、スタッフは結構いるものの、ランナーはまばらで、まだまだ落ち着いている感じでした。

AUTV (Andorre Ultra Trail Vall Nord)  - Ronda dels cims –


先週末、AUTV (Andorre Ultra Trail Vall Nord) というレースに参加してきました。
このレースはピレネー山脈にあるアンドラ公国で開かれるトレイルランニングのレースです。7つのカテゴリーがあって、ファミリー向けの2,5kmのウォーク(Tamarro)から、233kmをコースのマーキングなしでGPSのみで走るもの(Euforia)まで バラエティに富んでいます。私はその中でRonda dels cims という、177km, 累積標高13,500mのレースに参加しました。

事前の天気予報だと、お天気がくずれるのかな、と思っていましたが、徐々に天気予報がいい方にむかって、本番も雨が降らず、それほど暑すぎず寒すぎずでいいコンディションでした。
私にとっては、今までで一番長い距離と累積標高のレースだったので、どうなることやらと思いましたが、無事完走できました!
タイムは50時間39分17で、総合では85位、女子では4位でした。金曜の朝7時にスタートして、ゴールしたのが日曜の朝9時半すぎなので、丸2日以上かかってしまいました。。。!

長いレースで、タイムの予測方法がよく分からなくて、それでも44時間ぐらいで行けるんじゃないかな、なんて思っていましたが、あまかったです。。。2日目の夜は本当に眠くて眠くて眠かったです!でも、今の力は出し切れたと思うし、これからの改善点もみえてきました。

応援してくれたみなさま、ありがとうございました!!!!!

詳しい報告は、のちほど!

コルシカ島 – Ultra-Trail di Corsica –

7月3日から7日まで、コルシカ島に行ってきました。昨年、『L’Échappée Belle』というウルトラトレイルのレースで知り合ったたけさんが、今年は、『Ultra-Trail® di Corsica』を走るというので、見に行くためです。

レース中は、いろんな場所をまわって応援したいな、と思いましたが、私は運転が苦手なので(フランスでは運転してません。。。)どうしようかなーと悩んだ挙句、電動自転車を借りて移動する方法を思いつきました。自転車をかりようと、CorteにあるAltipianiというアウトドアショップに連絡したら、店員さんが親切で、車道でアクセスできるエイドの場所や距離などの情報を教えてくれました。

7月3日(水):レース前日
フェリーでAjaccioまで、そこから電車でCorteに移動。レース会場のCorteは、坂道や階段がたくさんあるいい感じの町でした。予想以上にすごく暑くて、走りに行くのにちょっと勇気がいりましたが、Mare a Mare Nordというハイキング道を20キロほど軽く走りました。

7月4日(木)
朝早くCorteを出発して、自転車でLozziというところまで行きました。以前からのぼってみたかったMonte Cintoへのぼるためです。Lozziから、Refuge de l’Erco 、 Lac du cinto経由でのぼりました。4年前の秋に、GR20を縦走したときは天気が悪く、このあたりの景色は全然見えなかったんですが、今回はとてもよく晴れてて、景色がとてもよかったです!そこからGR20を通って、Bergerie Ballone経由で、Calacucciaという町までおりました。(応援のことすっかり忘れて、自分が楽しんでます(笑)Calacicciaは、第4エイドのある場所なので、そこの宿で休憩。自転車の充電もさせてもらいました。

Corte:夜の23時、いよいよレーススタート! たけさん、がんばれー!(私はCorteにいなかったので、Calacucciaの宿からの声援。)

7月5日(金)
第4エイド(Calacuccia):
早朝3時頃、最初のランナーがエイドに到着しました。まだ空は真っ暗で、星がとても綺麗。タッタッタッタッタッとってもいいリズムで走ってきて、写真をとろうと思ったけど、速すぎて追いつきません。。。夜明け前、ほんのり空が明るくなり始めた5時頃、たけさん到着!元気そうです。

第7エイド(Station de Ski / Vergio):
CalacucciaからVergioまで自転車で移動したあと、少し時間があったので、レースのコースになっているLac Ninoまで往復で4時間ぐらい歩いてみました。Lac Ninoに向かう道で、後ろから1位の選手に抜かれました。少しついていこうかと思ったけど、小走りしても全然おいつけない。。。すごく軽い走りです。しばらくして2位の選手、それから3位の選手が来ると、パタリと選手が来なくなりました。上位3名は本当に別格という感じ。12時半頃、たけさん到着!今年の夏は本当に暑くて、私は歩いているだけでも死にそうなのに、走るなんて信じられません。

第10エイド(Grotelle):
Vergioからは、直接Grotelleに行ける道がないので、まずCorteに戻って、そこからGrotelleに向かいました。のぼり坂が急で、たちこぎしても全然進まず。心が折れそうになりましたが、暑い中走っているランナーたちのことを思い、なんとか頑張ってエイドまで到着。やれやれ。小川に足を浸してしばし休憩。この頃になると、いろんなところに出没するアジア人がいるぞ、みたいな感じで、他の選手たちにも、少し顔を覚えられたみたいで、「あれ、君さっきも見たよ。」「またいるの?!」などと言われた(笑)そして、18時50分頃、たけさん到着!あともう少しです。がんばー。

ゴール(Corte):
ゴールでお出迎えするため、Grotelleから、ゴール地点のCorteまで引き返しました。帰りは下り坂なので、自転車だととっても楽!Corteに戻ってからは、かなり時間があったので、他の選手を観戦したり、ごはんを食べたりながら、のんびり。この時食べたトマトソースのパスタが、甘くて美味しくなかった。。。24時を少しすぎた頃、たけさんが戻ってきました!暑いなか、本当にお疲れ様!!

そして爆睡。

7月6日(土)
まだまだ走っているランナーもいる時間でしたが、帰りの電車の時間もあるので、昼過ぎにCorteからAjaccioで移動。さようならCorte~!Corteは山の町って感じでしたが、 Ajaccioは海で雰囲気がガラリと変わる。開放的でワイワイ明るい雰囲気にちょっとお腹いっぱい。

7月7日(日)
朝、Ajaccio から、La tour de Parataまで、海沿いを20キロほどジョギング。ホテルに戻って、少し休憩してから、今度は、Bois des Anglaisから Sentier des Crêtesへ上って、朝見た景色を、今度は上から鑑賞。 それから、Plage de St. Antoine を経由して、La tour de Parataへ戻る。最後は暑すぎて耐えられず、町行きのバスに乗車。

まとめ:
今回は、とてもいい旅でした。テキパキとした、プロのサポートチームと比べたら、私は何しに来たの?という感じのワタワタとした応援だったので、これからは、応援スキルもあげていきたいと思います!それにしても、電動自転車をつかって、こうやってレースを回るのは初めてでしたが、色々な景色が楽しめるし、とても面白かったです!(金曜日は、自転車の走行距離が120km、累積標高2800mぐらいになったので、普通の自転車じゃなくて、電動自転車にしといて、本当に良かった。。。)

2週間後の7月19(金)は、今度は自分がアンドラのレース(Ronda dels cims)に出ます。
調子を整えていかないと!

cf.
Ultra-Trail® di Corsica
GR20 (Corse)
Balades et Randonnées

おまけ:
旅の思い出に、イラストを描いてみました。
(左:CorteのBelvedère、右:Ajaccio、Sentier des Crêtesから見たSanguinaire諸島、Parata岬)

ストリート・アート・フェスティバル


今年もストリート・アート・フェスティバルの季節がやってきました。
建物の壁などに、巨大なイラストが描かれて圧巻です。
トラム(路面電車)も、ストリート・アート・フェスティバル仕様に、おしゃれに変身してました。期間中の毎週土曜日には、ストリート・アート・ラン(町のいろいろな地区にあるアートを探しながら走る、)も開催されるみたい。面白そう!

cf.
STREET ART FEST ! Grenoble Alpes
Street Art Run

『La Grimpée des Chartreux』

日曜は、地元の草レース、『La Grimpée des Chartreux』トレイルのレースに参加しました。
スタート地点まで家から自転車で15分という便利さ!
27キロで2150m D+という短いレースですが、その間に4つもエイドがあるので、水500ミリリットルとポールだけ持って、ほぼ手ぶらで走り、気持ちよかったです。エイドはとっても簡素で、コース表示も適当。結構迷っている人がいました。(私も前の人につられて少しだけ道間違えました。。。)でも、それが逆にゆるくていい感じもあったり。4時間16分で、全体での順位は、38位でしたが、私のカテゴリーでは1位だったので、花束と30ユーロの商品券をもらいました。

Uriage trail running

Uriage trail running というレースに参加しました。
なだらかな坂道や林道も多くて走れるコースで、楽しかったです!
レース中は、ずっと雨が降っていて、景色はあまり楽しめなかったですが、むかるみも思ったほどではなく、コケなくてよかった。地元のレースという感じで、参加者も少なく(全部のカテゴリーあわせて500名ぐらい)アットホームで、いい雰囲気でした。
私が参加した42キロのカテゴリーは今年初の開催ということでしたが、去年のUt4M 40 Belledonneと一昨年のUt4M kilomètre vertical の優勝者でUriageに住んでいるNellie Taleux さんや、昨年のMIUTの3位のJuliette Blanchet もさんも来ていて、素敵なオーラを放っていました。エイドは小さくてシンプルでしたが、シリアルバーがとっても美味しかったです。Uriageのお菓子屋さんが作ったんだそう。
女子の参加者が少なかったこともあり、この前MIUTに一緒に行った友人のNadiaは3位、私は4位に入れました。入賞の賞品は、ワインとはちみつ、ソーセージと、グルメなレースでした!

 

MIUT – madeira island ultra trail –

4月25日-28日に、ポルトガルのマデイラ島に行ってきました。MIUT – Madeira Islande Ultra Trail – に出るためです。お天気にも恵まれ、こんな感じの充実の4日間でした!

4/25(木)
グルノーブルからマデイラ島へは、まずバスでジュネーブまで行って、そこから飛行機で行きました。(リスボンで、乗り継ぎ一回)木曜の午後に家を出て、マデイラ島には夜中に着きました。案外近くてびっくり。飛行機が上手に着陸すると拍手と歓声が沸き起こり、なんだか微笑ましかったです。飛行場からみた島の夜景がとっても綺麗でした。いい旅の予感。

4/26(金)
朝、先に島に来ていた友人のNadia と合流。ホテルで朝ごはん食べながらレースの話をしたりゼッケンの受付をしたりなどしてたら、すぐに昼になって、またお腹がすいたので、パン屋へ。パンの他にも、お惣菜みたいなのもいくつかあって、選ぶとパンに挟んでくれました。私は、魚のマリネみたいなのを選びました。レシートには、Sandes atum (ツナサンド!?)3ユーロって書いてありました。安いっ!


Nadia の義理のお兄さんでポルトガルに住んでいるRodorigo(彼は去年、このレースの85kmのカテゴリーを走ったそう)のホテルに移動して、おしゃべりしながら、レースの準備。ゼッケンは、とても丈夫な紙でできていて、コースのプロフィールやエイドの場所、制限時間が印刷されていた。なんて親切なゼッケン!ランナーの気持ち、よくわかってる!準備が終わったら、今のうちに寝れるだけ寝とこうということで、みんなで昼寝。(レースのスタートが真夜中0時なので。)それから、19時ぐらいにまた起きて、バナナやオレンジやマドレーヌなどを食べつつ夜9時少し前に、シャトルバス乗り場に移動。このレースは島を横断する感じなのでスタート地点は島の西側のPorto Moniz、 ゴールは島の東側のMachico です。バスを待っているとき、偶然にも去年のL’échappée belle でしばらく一緒に走ったOlivierと再会!世界は狭いなー。

4/27 (土)
Départ : Porto Moniz (0)
真夜中、午前0時にレースがスタート!朝スタートの方がいいのになー、と思ってたけど、よく考えたら0時スタートだと、時刻と経過時間(タイム)が一緒で分かりやすくていいかも!

CP1 : Fanal (14,2km / 1505m D+) 2h26
体力温存、抑えて抑えて…と言い聞かせながら、自分のいいリズムを探しながら走る。順調。1つ目のエイドまでは、なんだかあっと言う間。

CP2 : Chao de Ribeira (21,7km / 1635m D+) 3h37
暗くて、木段が夜露に濡れて滑るので慎重に進んだ。脚も体も元気。慣れてくると、徐々にいいリズムになってきた。

CP3 : Esranquinhos (32,5km / 2985m D+) 6h03
夜が明けてきて、気持ちも明るくなってきた。暗い空が青みがかってきて、それから太陽のオレンジがまざるこの時間は一番好きな時間。山でこの時間を迎えられるのは最高ー。少し前に私を抜かしていった女性ランナーが、ちょっと辛そうな感じになって歩いている。追いついたので、横を通り過ぎようとすると、ウインクされた。ドキっ!きっとまたどこかで会うかもね。などと言いつつ、先に行く。

CP4 : Rosario (40,8km / 2985m D+) 7h24
この辺は、集団を先頭でひっぱれるぐらい、結構いい感じで走れてた、と思う。いかにも島!という感じのジャングルっぽい木が生い茂る道で、走るのが楽しい。

CP5 : Encumeada (47km / 3590m D+) 8h39
抑えて抑えて… と言い聞かせながらも順調に走っていたけど、 10時間半をまわったあたりから、だんだんお腹が痛くなってきた。
と思ったら急に頭がフラリ。貧血のような症状に。。。ちゃんと補給もしてたのに何でだろう。少しスピードを落として水をのんだりジェルを食べて少しけど、よくならず。さらに辛くなってきて走れなくなった。たぶん、100人以上に抜かされた。。。ここで、後ろからやってきたOlivierとRodorigoにも抜かされた。さっきまで順調で、これからもこの調子で!と思っていたところだっただけに、体の不調にイライラして、投げやりな気持ちもでできた。あー!こんな状態がずっと続くなら、辛いだけ。もうやめたい。。。(泣)
でも、立ち止まってよく考えたら、せっかく飛行機ではるばるここまできたのに、これから先は、もっといい景色があるのに、それを見ないで終わるのもったいない!もったいなすぎるぞ!という気持ちがでてきた。というわけで、もったいない精神で、ヨロヨロ、フラフラ、トボトボとまた歩き始めた。私の横を通るとき、みんなが大丈夫?と声をかけてくれた。悔しいながらも優しさが身にしみた。

CP6 : Curral des Freiras (61km / 4485m D+) 12h31
ヨロヨロしながら、なんとか6番目エイド(Base de vie)に到着。
幸いにも、ここはドロップバックが受け取れる大きなエイドだったので、着替えて、靴下と靴も履き替えて、マドレーヌやバーなど食べて、ちょっとゆっくりした。そしたら、気分一新、元気が出てきた!ここからは、一気に10kmで1300メートルのぼり、よし、がんばるぞ~!
坂をのぼっていたら、後ろからRodorigoが来た。あれ、前にいるかと思ったのに、と言うと、エイドでしっかり休んでた、とのこと。あれ?私もかなりゆっくりしたつもりだったけど、Rodorigoはもっとゆっくりしてたの?!彼は、このコースをよく知っているので、遠くに見える展望台を指さして、あそこのまで行くんだよー。と教えてくれた。
えー!遠い!まだまだのぼるのかぁ!でもワクワク。

CP7 : Pico Ruivo (71,5km / 5805m D+) 16h02
展望台に近づくと、「さえー!」と呼ぶ声が聞こえた。Nadiaの妹と子ども達だった。おー!!顔をみたら、元気になった。
のぼりは苦しいながらも楽しく、どんどん前にいけた。 青くてきれいな鳥(pinson des arbres:アトリ)くちばしの赤い鳥(Perdrix rouge : キジ)も間近でみられて、気分があがる!トンネルや階段など、レースのことを忘れてしまうぐらいワクワク楽しい。この区間は、本当に気持ちが良かった!まわりのランナーもみんなテンションがあがっているのがわかった。ハイカーも沢山いて、甥っ子ちゃん、連れてきたら喜ぶだろうなーと思った。

CP8 : Chao da Lagoa (80,9km / 6220m D+) 18h32
楽しい時間終了。たんたんとレースが続く。ちょっと脚が疲れたかな、と思ったけど、水で冷やしたら元気になった。


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Grenoble – Vizille


4月9日に、Grenoble – Vizille というレースに出ました。

Grenoble からVizilleまでのロード22kmを、ゆるやかにのぼってくだる感じで、のぼりは290mほどです。3月のマルセイユマラソンでのことを教訓に、最初からとばしすぎないように、ゆっくりスタートしました。途中、半分ぐらいの地点で、1h45のペーサーに追いつかれてしまい、ええぇっ!と思いましたが、気を取り直して自分の走りに集中しました。前半おさえたおかげで、後半までわりと元気で、くだりではたくさんの人をぬかせて気持ちよかったです。
レースの運びとしては、マルセイユよりは上手にできたかと思います。

結果は、1時間43分でした。このレースには、去年と2015年に出たけど、去年より1分ぐらい速くて、2015年よりは1分ぐらい遅かった。ここ数年で全然進歩がないのかな??なんと悲しい!

ゴール地点には、友人がいて、「ランニングっていいねぇ!私も始めてみよっかな。」と言っていました。嬉しい言葉!そうそう、ランニングっていいよね!

Run in Marseille (Marathon)


3月24日(日)にRun in Marseille (Marathon)を走りました。
グルノーブルからマルセイユに移動すると、日差しの強さにびっくり。
グルノーブルはまだまだ寒い時期でしたが、マルセイユは真夏で、海辺で歌う人や、海で泳ぐ人もいて、なんだか賑やかです。
天気や気候で、人の気持ちってすごく変わるよなー、と実感。
カミュの『異邦人』で、主人公のムルソーが、殺人の理由を尋ねられたときに言ってた言葉、「太陽のせい。」 (c’était à cause de soleil )を思い出します。

さて、レースはどうだったかというと、去年とコースが違ったので、何とも言えませんが、記録は、3h24で、去年よりは、2分ぐらい早かったです。最近は、たくさん走っていたけど、あんまりスピード練習をしていなくて、にもかかわわらず、最初からつっこんだので、後半ボロボロになってしまいました。ラン以外のこと(食生活とか早寝早起きとか)も、けっこう乱れがちだったので、疲れがたまっていたのかな。まずは、キロ4分30ぐらいで、安定してずっと走れるようになりたい。

レース後は、以前グルノーブルに住んでいて、今はマルセイユにいる友達のお家に招いていただき、一緒にごはん(お鍋)をいただきました。日本の味、美味しかったです~!ありがとう~!

Winter Trail


Winter Trail というトレイルの大会に参加しました。
あいにくの天気で、コースが短縮されて、もともと短い距離(26km)がさらに短く(17km ?!)なってしまいました。残念!
でも、雪の上を走るのは、面白く、いい経験でした。

前の人が踏み固めてくれたので、基本的には道ができていましたが、場所によっては、腰ぐらいまで埋まるところもあり、びっくり!
それにしても、私は下りが遅く、下りで沢山の人に抜かれてしまいました。
雪の斜面をすごい勢いで駆け下りるランナーたちは、本当に野生の動物みたい!でした。
走り終わったあと、会場のそばをうろうろしていたら、トレイルランナーでRaidLight の創始者であるBenoit Laval さんが、犬と一緒に楽し気にラケット(スノーシュー)していました。

会場のSt.Pierre de chartreuse までは、4人で相乗りして行きました。
行きも帰りも一緒だったので、結構仲良くなれました。
下りで、いっぱい抜かれたよ~と言ったら、朝とか夜とか、暗い時にライトをつけて下りを走る練習をするといいよ、と教えてくれました。
自分の視線だけに集中できて、先を予測しながら走れるのでいいそうです。
今度意識してやってみたいと思います。

” Soyons sport ” というイベントとSandrine Bérangerさん

Soyons sport ” というイベントに参加してきました。

Pierre Morathの『Free to run 』という映画を見たあと、軽い食事をはさんで、関連したテーマ(スポーツと商業主義、トレイルランニングはお金持ちの道楽にすぎない?)などで議論がありました。

ゲストには、ウルトラトレイルのレース・エシャペベルのオーガナイザーのフローラン・ユベール(Florent Hubert)さん、アスリートのサンドリン・ベランジェ(Sandrine Béranger)さん、エシャペベルのフィルムを作成したピエール・ガニエ(Pierre Gagnière)さんなどが招かれていて、彼らの話を、間近で聞くことができて、よかったです。

サンドリン・ベランジェさんは、2005年にLe Grand Raid de la Réunionで優勝しているほか、エシャペベルでも2013,2018の二度優勝している、とても元気な女性です。とても聡明でハキハキしていていて、会場には、3人のかわいいお子さんと一緒に来ていました。
ウルトラトレイルのレースに向けて、どんな準備をしますか、という質問に対しては、カヤックのトレーニングを減らして山にいる時間を増やすようにしている、インターバルとかは嫌いなの(笑)と、とても自然体でした。彼女にとっては、アドベンチャーレースの方が、トレイルのレースよりも精神的にも肉体的にも厳しいそうです。アドベンチャーレースとは、自転車、ラン、カヤックなどで、数日間かけてゴールをめざす競技で、ちなみに彼女は、raid aventure à la Réunion en 2018 で3位になっています。
トレイルのレースは、彼女にとっては、アドベンチャーレースのためのトレーニングの1つなのかな、という印象を受けました。

「アドベンチャーレースでは、4人のチーム員の中に、1人女性を入れるのが必須になっている。
どのチームも、できるだけましな女性を選ぶのに苦心してる。(笑)
でもね、女性の記録は、いつも男性より遅いけど、長いレースになってくると粘り強さでは、女性は男性に勝てる、という気もする。いつか男性の記録を女性が抜けるといいわね。
レースに出るための遠征費を工面するのは大変だけど、自然やスポーツが好きだから続けてる」と笑顔で語っていました。
好きなことを追求している人は、素敵です。

トレイルランニングのレースや、トレイルランニングをする人がどんどん増えて、トレイルランニングをとりまく環境は、変化しているけど、会場にいたフローランさん、サンドリンさんピエールさん達からは、自然やスポーツが好きで、真剣に向き合ってるんだなぁ、ということが伝わってきました。

Raid In France Teaser ARWC 2018
Sandrine Béranger さんのページ

今後のレースの予定

今後のレースの予定、考えてみました。

– 2018/11/11 Corrida de Sassenage (11km)
– 2018/12/01 SaintéLyon (81km, 2100m D +)
– 2018/12/30 ベジタブルマラソン in 熊谷 (ハーフ)
– 2019/02/03 RaidLight Winter Trail (25.9km, 1440m D +)
– 2019/03/24 マルセイユマラソン (42.195km)
– 2019/04/01 Grenoble – Vizille (22km)
– 2019/04/27 MIUT – MADEIRA ISLAND ULTRA TRAIL – (115km, 7200m D+)
– 2019/06/30 Marathon du Mont Blanc (42km 2730m D+ : 抽選当たりますように!)
– 2019/07/19 Andorre Ultra Trail (RONDA DELS CIMS / 170km, 13,500m D+)

リヨンマラソンで

先週リヨンマラソンに出ました。
40キロぐらいの地点で、軽やかに走る男性ランナーにサラリと抜かされました!
足元をみると、なんとルナサンダルでした。
まわりにいたランナーも気づいたようで、「いい挑戦だね、すごいね」とか言っていました。
すごい人がいるものです。

続:レシャッペベル(L’échappée belle)のレポート

レシャッペベルのアスリート情報や、参戦記もアップしました。

cf.
Greenfield | 続・トレイルランニング海外レースレポート!フランス・レシャペベルの今年の優勝者は?
Greenfield | 続・トレイルランニング海外レースレポート!フランス・レシャペベル(L’échappée belle)に参戦してきました!

レシャッペベル(L’échappée belle)のレポート :大会情報


写真:l’échappée belle | U-Trail より

トレイルランニングの大会、レシャッペベル(L’échappée belle)のレポートを書きました。
まずは、大会情報ですが、アスリート情報、体験記なども、Greenfieldで、順次公開します。

cf.
Greenfield | トレイルランニング大会情報!海外レース参戦レポート2018:フランス・レシャペベル(L’échappée belle)

L’échappée belle

報告が遅れましたが、8月末に、エシャペベルというトレイルランニングのレースに参加しました。私の住んでいる、イゼール県のVizille から、サヴォワ県のAiguebelleまで、Belledonne山脈の144キロ、累積標高11100メートルを縦走するレースです。
レースの日は、霧が濃くかったので、安全のため、急遽コースが変更になってしまいました。
La Croix de BelledonneやCol de Moretanをとおらず、迂回することになり少し残念でしたが、大会の運営は素晴らしかったです。
特に夜は寒くて大変でしたが、ボランティアの人たちはあたたかく、たくさんの応援の中を走れ、無事、完走できてよかったです。寝ずに走って、40時間59分かかりました!

細かい報告は、またのちほど!

cf.
L’échappée belle – ultra traversée de Bellledonne –
記録

XTERRA GRAVEMAN @ Arêches-Beaufort


先週末、友人に会いに、Arêches-Beaufortに行ってきました。
XTERRA GRAVEMANというレースに参加するというので、その観戦です。
XTERRA GRAVEMANは、トライアスロンのオフロード版のようなレースで、まず湖を泳ぎ、次にマウンテンバイクで山を走り、最後に、山を走ります。
– スイム(1,9キロ)
– バイク(60キロ・累積標高2400メートル)
– ラン(20キロ・累積標高1200メートル)
特に驚いたには、バイクの区間です。転んでもすぐ立ち上がって、根っこや岩の多い難路は、自転車を押したり担いだりしながら進んでいました。途中、雨が降ったときは、道もぐちゃぐちゃで、ウェアも自転車もみんな泥だらけで何色だかわからない状態でした。
応援の子どもたちが、「終わったらシャワーあびれるよー」とか「ピザも食べれるよー」と叫んでいたのが可愛かったです。
私は、応援の機動力をあげようと、マウンテンバイクを借りてみたんですが、全然うまくのりこなせず、ふつうに歩いた方が速かったんじゃないか、、、と思う箇所もたくさんありました。。。選手のみなさん、本当にすごいです。

ボーフォール は、冬季オリンピックが開催されたアルベールビルからバスで1時間弱のところにあります。
有名な自転車のレース(ツール・ド・フランス)のコースにもなっています。
チーズの産地としても有名で、山のいたるところで牛に出会いました。茶色のつやつやした毛の、とってもきれいな牛です。
レース後に、ボーフォールチーズを食べましたが、とっても美味しかったです。

XTERRA GRAVEMAN
Arêches-Beaufort
ボーフォール(チーズ)

Daniel Dezeuze 展

グルノーブル美術館でやっている、 Daniel Dezeuze 展をみてきました。
色使いがとてもやさしくて、こういうの、好きです!
絵の他に、木、ガーゼ、リボンなどをつかったびっくりするようなオブジェもたくさんあり、面白かったです。
来年の1月28日までやっているようです。もう一回行きたい気分!
興味のある方は、ぜひ行ってみてください!

cf.
Musée de Grenoble : Daniel Dezeuze – une rétrospective