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AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode 3]

  • 7/19 レース当日 : 3 (Botella~Coma Bellaまで : 87km)

Botellaを出てからは、ひたすら次のエイドであり、最初のBase de VieであるMarginedaを目指します。ふと空を見ると、赤みがかった満月が出ていました。何でこんなに赤いんだろう。夕焼けのような赤い月で神秘的でちょっとだけ怖かった。Botellaを出て、Bony de Pica(2405m)までのぼったあとは、Margineda (970m)、約1400mのひたすら長い下りです。くさり場などのある結構テクニカルな下りで、暗いしすごく神経が疲れました。。。ブリーフィングの時、スタッフの人が、Marginedaまでの下りは長いですよ~、ここで大勢のリタイヤ者がでるんです、と言っていたけど、本当にその理由がわかる気がした。ここで、時々一緒になる日本人ランナーとまた一緒になった。突然「ペース●●●、ただいまの時刻●●●」という人工的な日本語が後ろから聞こえてきたときは本当に恐ろしくて何事かと思ったけど、それは彼の時計の声だった。時計を見なくてもペースなどが分かるように、時計にしゃべらせているようでした。最初は、本当に怖かったけど彼の時計だと分かってからは、あ、そうなのか、そういうことね、と納得。納得できてもやっぱりちょっと怖かったけど。。。そんなこんなで、3:06になんとか最初のBase de Vie(Margineda:75km ,152位)に到着。Marginedaまでは、体力や脚を温存していくつもりでしたが、この下りで脚を結構つかってしまって、この先大丈夫なのかな、とちょっと不安になる。回りを見渡すと、ヘトヘトになって動けない人や、隅の方で仮眠いている人がいて、私もちょっと寝たいなーとチラっと思ったけど、足にクリームをぬったり靴下をかえたりしつつ、温かいスープを飲んだり元気になってきたので、よしっ!と次を目指します!

暗くてよく覚えていないけど、たぶんこの区間だったと思う。暗闇にいる牛たちがとっても怖かった。牛たちは、ふだんは静かに暮らしているんだろうけど、今日はランナーがたくさんいるので、興奮しているみたいで、急にドドドドドォーと集団である方向に暴走したり、集団でキッとこちらを見てきたり。ライトで照らすと、目がキラキラ光って、こちらを見る目がすごく怖かった。私の前後にほぼランナーがいなくて、独走状態だったので、なおさら怖かった。コースのマーキングもまばらなので、ライトでよく照らさないと道が分からないけど、それでも牛とあまり目が合わないようしたくて大変だった。なにかの拍子にいっせいにこちらに押しかけてくるんじゃないか、と本当に恐ろしく、早くこのパートが終わってくれないかな、と本気で思った。
そしてようやく夜が明けて、7:12にComa Bellaに到着。(87km, 99位)

この間、真っ暗なので、写真なし!

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode3 –
([Botella]- (Bony de Pica)-[Margineda] -(Cortals Manyat) -[Coma Bella] : 87km)
上記は、コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画です。episode3は(第5エイドのBotellaから第7エイドのComa Bellaまで : 87km)のビデオです。

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode 2]

  • 7/19 レース当日: 2 (Arcalis~Botellaまで :61km)

Arcalisを出てからは、稜線の綺麗な気持ちのいい道が続きます。5時間ぐらい進んだころ、17:15にようやく3つ目のエイド(Pla Estany:45km ,156位)に到着。ここに着いたら足裏にクリームを塗りなおして、靴下をかえよう!と決めていたので、予定通りそうしました。こんな風に、エイドでやることが決まっていると、それが楽しみだし、たんたんと動けていい感じです!ここをすぎると、次は、アンドラ最高峰のComapedrosaを目指すので、しっかり補給して、元気を注入しました。結構進んだと思うけど、まだ3つ目のエイドかぁ、と思うとまだまだ先が長いけど、とにかく、今まで通り、あまり先のことまでは考えず、次のエイド、次のエイド、ということだけ考えて進むことにしました。

Comapedrosaにむかったのぼっていると、Sortenyをすぎたあたりの時に下りで抜かれた女性が、とっても苦しそうにしています。のぼりがとってもゆっくりです。私も相当苦しかったですが、彼女の方が大分弱っているようです。。。先に行くね、と行って、道をゆずってもらいました。Pic Comapedrosa には、 19:04(148位)に到着。
もう頂上かな、もう頂上かな、と偽のピークが3回ぐらいあってようやく着いたので、頂上で待ってくれているスタッフが見えたときは、本当にうれしかった!それから、Comapedrosa山小屋まで下りて、次のエイドBotellaを目指します。(下りが苦手で、山小屋についたときは20:12 162位)だんだんと日が暮れていて、ちょっと寂しい気分になってきました。それからさらにのぼってくだって、Botellaに着いたのは、深夜22:54, 159位でした。

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode2 –
( [Arcalis]- (Clot Cavall)-[Pla Estany] -(Pic Comapedrosa)- [Comapedrosa] – (Portella Sanfons)-[Botella] : 61km)
上記は、コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画です。episode2は(第2エイドのArcalisから第5エイドのBotellaまで : 61km)のビデオです。

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode1]

  • 7/19 レース当日 (起床~スタートまで)

レースは、朝7時スタートで、スタートのゲートが開くのは、朝の6時とのことでした。宿から会場のOrdinoまでは、歩くと20分ぐらいかかるので、余裕をもって5時半ごろには宿をでようと、4時少し前に起きました。それから、おかゆ、リゾット、オニオンサラダ(血液をサラサラにするので、いいのかなぁと思っていつもレースの朝には食べてます。)、アボカドなどと食べてから、テーピング、着替えなどをして、宿を出ました。朝は少しひんやりしていて静かで、会場までの道のりをゆっくり歩いていると、気持ちが少し落ち着いていました。

会場には、6時ごろに着きましたが、予想に反して、ランナーがまだ全然集まってませんでした。いるのはほぼ日本人。(さすが、5分前行動の日本人!)他のランナーたちが集まってきたのは、6時半すぎで、のんびりした雰囲気なので、確かに6時半すぎでも全然大丈夫そうでした。ランナーが集まってくると、音楽やMCでだんだんと盛り上がってきました。着ぐるみのマスコットも登場して、本当にお祭りみたい!あー、いよいよスタートだな。気持ちが高ぶってきて、スタートラインにたてて嬉しいな!という思いがこみあげてきました。まわりのランナーたちも、高ぶってる感じです!そしてスタート!ここ3日間、疲労をぬこうとランニングは控えていたので、すごく足が軽くて、走れることが嬉しくて、思わずスピードがでてしまいます。まわりのランナーもすごく嬉しそう!でもここは落ち着いて、、、とあまり息があがらない程度に、おさえておさえて、、、と自分のペースをみつけて、それを保つように心がけました。ロードの下りで勢いあまって、速そうなランナーを思わず抜いてしまいましたが、後から調べたら、彼女は女性の2位のCase Stéphanieというカナダの女性でした。

  • 7/19 レース当日 : 1 (スタート~Arcalisまで : 32km)

気持ちが高ぶって、足も軽く、1つ目のエイド(Sorteney:21km)までは、本当にあっという間。Sorteneyには、10:44に到着(131位)。このエイドの直前で、小柄な女性の二人にサラリと抜かれる。私は下りが苦手なので、こんな風に軽快に走るランナーをみると、うらやましいなーといつも思う。2つ目のエイド(Arcalis : 32km)には、13:54(148位)に到着。

 

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode1 – 
(Départ – (Collada Ferreroles)-  [Sorteney]- (Portella Rialp)- [Arcalis] : 32km)
コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画を見つけました。Ronda dels cims のコースを6つに分けて紹介しています。
上記のリンク episode1は(スタート~第2エイドのArcalisまで : 32km)のビデオです。コースの様子がよくわかるので、興味のある方はぜひ見てみてください!それにしても、Gérard Martinezさん、いい年のおじさんですが、走りが力強くてとってもかっこいいです!

 

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:前日]

  • 07/18 レース前日

のんびり起きて、朝はホテルで食べました。泊まっているのは、グループ客が多かったけど、その中で1人で食べてるアジア人の女の子が1人いたので、話しかけてみました。彼女は中国人で、友達がボルドーに住んでるから、夏休みを利用してこちらに旅行に来て、車を借りて1人で色々ドライブしてる、とのことでした。外国で1人でドライブなんて、すごい!彼女は、トレイルランニングのことは全然知らなかったけど、話すと珍しそうに聞いていました。ゼッケンの受け取り等は、午後からだし、午前は暇だと言うと、彼女も特に予定はないというので一緒に散歩することにしました。宿の人に教えてもらった抜け道みたいなところを通って、Massanaという町の方まで行ってみました。 犬を沢山(4匹)散歩してるおじさんがいて、すごいですね!というと、実は家にももう1匹いるんだよ!と言われました。これだけじゃなくて、もう1匹いるのか!(驚!)

スポーツショップでは、いい感じの白いハットをみつけました。かぶってみるとちょうどよくて、暑さ対策にもいいかな、と思ったので、購入してレースでかぶることにしました。(これが大正解で、レース中とても涼しかったです!)キャップなどのかぶり物は風がふくとすぐ飛んでいっちゃうし、しめつけ感があんまり好きじゃないんですが、このハットはいい感じでした。ちょっと疲れたので、ベンチに座って、アンドラのレースの資料などと彼女にみせながら話すと、すごく興味深そうに聞いてくれました。特に、シャモアのイラストとかたつむりのイラストの入った、一番速いランナーと一番遅いランナーの到着時間を書いた一覧表にはおお喜びで、ちょっと写真とらせて~と、パシャパシャ写真を撮ってました。(笑)トレイルランナー以外の人と、トレイルの話をするのは、なんか新鮮でおもしろかったです。

宿にもどると、宿のスタッフも宿の犬(バルタン)の散歩から帰ってきたところでした。「ハスキー」じゃなくて「アラスカン・マミュート」という犬だそうです。宿からは、Comapedrosaが見えて、「あれが、アンドラ最高峰のComapedrosaだよ」と教えてくれました。「ここに乗った方がよく見えるから、乗ってごらん」と言われて、大きな墫みたいなのを指しているので、乗ってみると、確かによく見えました!でも安定が悪くてぐらぐらで、あ、ここで転んで怪我して、レース走れなかったらしゃれにならないよなーと思い、慎重にそろりそろりと墫を下りました。

彼女と別れてからは、ちょっと遅めの昼ごはんを食べました。夜は軽めにしようと思っていたので、お昼はガッツリお肉の煮込みを食べました。Aldosaはとても静かで落ち着いているので、お昼は2時間ぐらいかけて結構ゆっくり食べましたが、長居しても全然問題なく、居心地がよかったです。カフェのスタッフも感じがよかったです。

それから、15時ぐらいに、のんびりOrdinoに移動。ゼッケンを受け取りました。会場では、4年前にUTMBで知り合った、森光さんに再会。彼は、スペインのマドリード経由でOrdinoに来たとのことでした。その他にも結構日本人がいて、アンドラは日本人に人気の大会なんだなーと実感。ゼッケン受け取り後は、デポバックを預けるつもりでしたが、受付開始まで時間があったので、2時間ぐらい近くの芝生で横になって昼寝。(なんせ、宿まで少し遠いので、往復すると体力を消耗しそうだったので、省エネです。)昼寝でゆっくり休んだあとは、デポバックを預けて、ブリーフィングを聞いてから、宿に戻りました。

早く寝たかったので、夕飯は前日にスーパーで買った謎のカップ麺(YATEKOMO)の焼きそばにしました。ピラフみたいなのと、焼きそばとどっちにしようか迷いましたが、焼きそばの方がカロリーが高かったので、焼きそばにしてみました。その他、オムレツやトマトやアボカドを食べて、それからゆっくりお風呂に入って、8時半ごろにはベットに横になりました。(うとうとしつつも、色々なことが頭の中でぐるぐるして、寝てるんだか寝てないんだか分からない状態でしたが。)

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:前々日]

  • アンドラまでの移動 (7/17 レース前々日)

グルノーブルからアンドラまでは約600キロぐらいあって、結構アクセスが大変です。今回私は、グルノーブルからまずバスでトゥールーズに行って、そこからさらにバスでアンドラまで移動しました。7/16(火)の深夜のバスでグルノーブルを出発し、トゥールーズには7/17(水)の朝着きました。アンドラへのバスは11時発で、かなり時間があったので、トゥールーズの町をぶらぶらしていたら、Basilique Saint-Serninという綺麗な大聖堂に着いたので、絵を描いたりひてのんびりしました。

バスはアンドラの(Andorre-la-Vieille)というところに着きましたが、ここからレース会場のOrdinoまでは、まだ10キロぐらいあります。Andorre-la-VieilleからOrdino行きのバスにのると、トレイルランナーっぽい人がちらほらいました。私は、レース会場から2キロ弱くらいはなれたAldosaというところに宿をとったので、バスの運転手さんに、そのことを話すと、バスは基本的にはそこにはとまらないけど、近くを通るから、途中でおりるといいよ、と教えてくれました。とはいうものの、本当にちゃんと途中で下りられるのかな、とソワソワしながら乗っていると、しばらく走ったところで運転手さんが、「Aldosa~!Aldosa~!」と連呼して、君ここで下りな、と教えてくれました。この坂をのぼると5分ぐらいでAldosaだから!と言って笑顔で送りだしてくれました。あー、もうすぐ宿かぁ、とわくわくしながら歩いていると、急に土砂降りの雨が降ってきました。バスの中ではいい天気だったのに、なんでバスを下りたとたん雨なんだー!(T_T)折り畳み傘が何度もひっくりかえる強風で、全身びしょぬれで一気に寒くなりました。やれやれ。。。ついでに、道がよくわからなくなったので、近くのアパートの人に道を聞くと、すぐそばだよ、と教えてくれて、なんなら雨がやむまで、ここで雨宿りしていきな、と言ってくれました。優しいな。でも、すぐそばだということだったので、一気に宿まで行くことにしました。宿につくと、受付の人がやさしく迎えてくれました。この宿には、バイクや車で来る人が多いみたいで、歩いて来た私にちょっとびっくりしていました。

着替えてさっぱりしたあとは、会場のOrdinoまで歩いていって、どんな感じが様子を見てきました。前々日ということもあって、ゲートといくつかのテント、ゼッケン・デポバック・ブリーフィングの場所の案内板があるぐらいで、スタッフは結構いるものの、ランナーはまばらで、まだまだ落ち着いている感じでした。

コルシカ島 – Ultra-Trail di Corsica –

7月3日から7日まで、コルシカ島に行ってきました。昨年、『L’Échappée Belle』というウルトラトレイルのレースで知り合ったたけさんが、今年は、『Ultra-Trail® di Corsica』を走るというので、見に行くためです。

レース中は、いろんな場所をまわって応援したいな、と思いましたが、私は運転が苦手なので(フランスでは運転してません。。。)どうしようかなーと悩んだ挙句、電動自転車を借りて移動する方法を思いつきました。自転車をかりようと、CorteにあるAltipianiというアウトドアショップに連絡したら、店員さんが親切で、車道でアクセスできるエイドの場所や距離などの情報を教えてくれました。

7月3日(水):レース前日
フェリーでAjaccioまで、そこから電車でCorteに移動。レース会場のCorteは、坂道や階段がたくさんあるいい感じの町でした。予想以上にすごく暑くて、走りに行くのにちょっと勇気がいりましたが、Mare a Mare Nordというハイキング道を20キロほど軽く走りました。

7月4日(木)
朝早くCorteを出発して、自転車でLozziというところまで行きました。以前からのぼってみたかったMonte Cintoへのぼるためです。Lozziから、Refuge de l’Erco 、 Lac du cinto経由でのぼりました。4年前の秋に、GR20を縦走したときは天気が悪く、このあたりの景色は全然見えなかったんですが、今回はとてもよく晴れてて、景色がとてもよかったです!そこからGR20を通って、Bergerie Ballone経由で、Calacucciaという町までおりました。(応援のことすっかり忘れて、自分が楽しんでます(笑)Calacicciaは、第4エイドのある場所なので、そこの宿で休憩。自転車の充電もさせてもらいました。

Corte:夜の23時、いよいよレーススタート! たけさん、がんばれー!(私はCorteにいなかったので、Calacucciaの宿からの声援。)

7月5日(金)
第4エイド(Calacuccia):
早朝3時頃、最初のランナーがエイドに到着しました。まだ空は真っ暗で、星がとても綺麗。タッタッタッタッタッとってもいいリズムで走ってきて、写真をとろうと思ったけど、速すぎて追いつきません。。。夜明け前、ほんのり空が明るくなり始めた5時頃、たけさん到着!元気そうです。

第7エイド(Station de Ski / Vergio):
CalacucciaからVergioまで自転車で移動したあと、少し時間があったので、レースのコースになっているLac Ninoまで往復で4時間ぐらい歩いてみました。Lac Ninoに向かう道で、後ろから1位の選手に抜かれました。少しついていこうかと思ったけど、小走りしても全然おいつけない。。。すごく軽い走りです。しばらくして2位の選手、それから3位の選手が来ると、パタリと選手が来なくなりました。上位3名は本当に別格という感じ。12時半頃、たけさん到着!今年の夏は本当に暑くて、私は歩いているだけでも死にそうなのに、走るなんて信じられません。

第10エイド(Grotelle):
Vergioからは、直接Grotelleに行ける道がないので、まずCorteに戻って、そこからGrotelleに向かいました。のぼり坂が急で、たちこぎしても全然進まず。心が折れそうになりましたが、暑い中走っているランナーたちのことを思い、なんとか頑張ってエイドまで到着。やれやれ。小川に足を浸してしばし休憩。この頃になると、いろんなところに出没するアジア人がいるぞ、みたいな感じで、他の選手たちにも、少し顔を覚えられたみたいで、「あれ、君さっきも見たよ。」「またいるの?!」などと言われた(笑)そして、18時50分頃、たけさん到着!あともう少しです。がんばー。

ゴール(Corte):
ゴールでお出迎えするため、Grotelleから、ゴール地点のCorteまで引き返しました。帰りは下り坂なので、自転車だととっても楽!Corteに戻ってからは、かなり時間があったので、他の選手を観戦したり、ごはんを食べたりながら、のんびり。この時食べたトマトソースのパスタが、甘くて美味しくなかった。。。24時を少しすぎた頃、たけさんが戻ってきました!暑いなか、本当にお疲れ様!!

そして爆睡。

7月6日(土)
まだまだ走っているランナーもいる時間でしたが、帰りの電車の時間もあるので、昼過ぎにCorteからAjaccioで移動。さようならCorte~!Corteは山の町って感じでしたが、 Ajaccioは海で雰囲気がガラリと変わる。開放的でワイワイ明るい雰囲気にちょっとお腹いっぱい。

7月7日(日)
朝、Ajaccio から、La tour de Parataまで、海沿いを20キロほどジョギング。ホテルに戻って、少し休憩してから、今度は、Bois des Anglaisから Sentier des Crêtesへ上って、朝見た景色を、今度は上から鑑賞。 それから、Plage de St. Antoine を経由して、La tour de Parataへ戻る。最後は暑すぎて耐えられず、町行きのバスに乗車。

まとめ:
今回は、とてもいい旅でした。テキパキとした、プロのサポートチームと比べたら、私は何しに来たの?という感じのワタワタとした応援だったので、これからは、応援スキルもあげていきたいと思います!それにしても、電動自転車をつかって、こうやってレースを回るのは初めてでしたが、色々な景色が楽しめるし、とても面白かったです!(金曜日は、自転車の走行距離が120km、累積標高2800mぐらいになったので、普通の自転車じゃなくて、電動自転車にしといて、本当に良かった。。。)

2週間後の7月19(金)は、今度は自分がアンドラのレース(Ronda dels cims)に出ます。
調子を整えていかないと!

cf.
Ultra-Trail® di Corsica
GR20 (Corse)
Balades et Randonnées

おまけ:
旅の思い出に、イラストを描いてみました。
(左:CorteのBelvedère、右:Ajaccio、Sentier des Crêtesから見たSanguinaire諸島、Parata岬)

Lac de Crop (湖で泳ぐ:第二弾)


水曜の夜は、友人のステファニー、セルジュと一緒にLac de Cropに泳ぎに行ってきました。
今週は、グルノーブルは連日40度近い猛暑でしたが、森や山の中は涼しくてよかったです。
Lac de Crop(Crop湖)の水は冷たかったですが、この前行ったLac de Robert(Robert湖)よりはましだったので、結構泳げました。
セルジュは、素敵な写真をとるカメラマンですが、湖の水が冷たすぎたみたいで、すごい慌てぶりでした。慌てるセルジュの姿が面白すぎて、ステファニーと2人で大爆笑!面白すぎてここにはその写真をのせられません。。。が、永久保存版です。(気分がふさいだ時にみたら、元気になれそう)!
少し泳いだあとは、湖や山をながめながら、のんびりとピクニック。
湖で十分涼んだはずですが、帰り道、少し山を下るとやっぱり暑くて、みんなで「暑い!!」(日本語で。)と叫びながら下りました。
一人で山を走るときは、急いでいて、実際あまり景色を楽しめてないですが、友人と一緒にこうやって山に行くと、新しい発見があり楽しい。

cf.
Lac de Crop
Lac Robert

Sortie longue (Grand Colon, Lac Merlat, Col de de la Pra, Croix de Belledonne, Lac de Crozet)


6月23日(日曜日:晴れ)最近雨の日が多かったですが、久々の晴れの週末だったので、Domèneまで自転車で行き、そこから、 Grand Colon、Lac Merlat、Col de de la Praを経由して、Croix de Belledonneまで行ってLac de Crozet 経由で戻ってきました。
Lac Merlatのまわりにも、まだたくさん雪が残っていました。Col de de la Praをすぎたあたりから、本格的に雪が深くなって、なかなか思うようにすすめず戻ろうか迷いましたが、偶然友人に出会い、少し話したら行けそうな気がしてきたので、Croix de Belledonneまで行きました。
雪があると、どこが道だか全然わからず、gpsにとても助けられました。
まわりにも人がちらほらいたので、よかったですが、もし人がいなかったら、怖かったかもです。
でも雪景色はとても綺麗でした。雪山登山まだしたことがないけど、冬の山を歩いたらきっと綺麗なんだろうな、と思いました。

ロベール湖で泳ぐ

冬の間は、日の出が遅いしすぐ日が暮れてしまうので寂しかったですが、夏になって、日の出も早くなり夜遅くまで明るくなってきました。(冬の間は、日の出がだいだい8時半、日の入りは5時ぐらいでしたが、最近は、日の出がだいたい6時、日の入りは、9時半ごろです!)
夏は楽しい気分になるので好きですが、太陽の光が強く、昼間の時間が長すぎて少々バテ気味です。。。でも、夜遅くまで明るいので、仕事が終わったあとでも、ライトなしで近くの山の山歩きが楽しめます!

この前の水曜は、友人のステファニーと、ベルドンヌ山脈にあるロベール湖まで歩きました。
ロべール湖は、グルノーブルから一番近いスキー場(シャンルッス)の近くの、とっても綺麗な湖です。水着を持ってきたので、湖でちょっと泳ぎました!(私たち女3人で湖を貸し切り!!)
でも、水は「氷水ですかっ!」というぐらいキンキンに冷たく、心臓がとまりそうだったのですぐに出ましたが。。。
もう少し暖かくなったら、また行きたいです。

Moucherotte , Pic Saint Michel


日曜日は、早起きして友人のナディアとMoucherotte(ムシュロット)へ行ってきました。
(土曜の予定でしたが、雷雨だったので、日にちをずらして日曜にして大正解!)
Moucherotteは何回かのぼったことがありますが、新しいルートで挑戦してみました。
前日の雷雨で倒木が沢山あって、道が分かりにくい箇所もあって大変でしたが、gpsに助けられ、何とか大丈夫でした。時計の機能はすごいなぁ。

Dent de Crolles, Bellefont


月曜は振替休日(Lundi de Pentecôte)だったので、Dent de Crolles, Bellefontに行っていきました。

まず、自転車でManivalまで行って、そこから、Col du Baure, Col de Coq, Col des Ayes を通って、GR9で、Dent de Crolles, Roc de Bellefont方面へ。天気予報は、雨と雷雨で、行こうかどうか迷いましたが、せっかくの休みだし、この時期に山にたくさん行っておきたかったので、行くことにしました。10分ぐらい走ったところで、なんと自転車がパンク!家に戻るのもなんだし、祝日でどこのお店も開いていないので、仕方なくそのまま進みました。ペダルが重いし、ガタンガタンすごい音がするし最悪~!ほとんど人とすれ違わなかったのが幸いですが、たまにすれ違う人は、何事か!というような驚いた顔でじっと私を見てきました。恥ずかしいながらも状況を説明すると、Allez courage~, Bon voyage !(がんばって~、よい旅を) などと応援してくれ、ちょっと気分があがりました。

お昼ごろまでは、心配していた雨もそれほど強くなく、しっとりとした小雨でよかったです。雨だと、木や花が潤って元気だし、暑くないので、結構雨の日は好きです。(どろどろのぬかるみは嫌いだけど。)Dent de Crolles の頂上にはのぼらず、横を通ってGR9をBellefontの方面に向かう道は、とても気持ちよく、花もたくさん咲いていて綺麗でした。特に、セイヨウオニシバリと白いアネモネ。(セイヨウオニシバリは、日本語だと怖い名前ですが、フランス語だとBois-joliというかわいい名前です。ちなみに、イタリア語だと、fior di stecco。去年イタリア人の山のガイドさんに教えてもらいました。綺麗な見た目だけど、毒があります!)

昼過ぎから、どんどん雨が強くなり、霧も濃くなり、気温もさがり、見通しも悪くなってきました。Cabane de Bellefontから、Col de Bellefont の方へ向かうつもりが、尾根を歩いていたら、違う岩にのぼってしまったようで、だんだん険しい岩になってきました。あれ、おかしいなと思い、戻ろうとしたらちょっと迷ってしまい、結構あせりました。でも落ち着いたら来た道を戻れたので、Cabane de Bellefont まで引き返しました。本当は、もう少し北上して、Chalet de l’Aulp du Seuil 経由で、ぐるっとまわってCabane de Bergierの方まで戻ってきたかったですが。これは、また今度のお楽しみということで。
下の方まで下りてきたら、霧もそんなに濃くなくなりました。Col des Ayesまで戻ったら、あとは慣れた道、と思ってホっとしましたが、雨が強くなってきました。パチパチ・コツコツ音がして、顔にあたって痛いなぁ、と思ったら雨が雹にかわってました!あー、早く家に帰ってあたたかいシャワーをあびたいという一心で、小走りを続けます。若干迷いながらも、駐車場のところに、朝自分がとめておいた自転車が見えたときは、あーやっと戻ってきた、と嬉しかったです。と同時に、帰りも、このパンクした自転車かぁ、と思うとげんなり。。。でも、雨のおかげで、ガタゴトという自転車の騒音もまわりに目立たず、帰り道は下り基調だったので、よかったです。(36,48km, 2,668D+, 6h43)

Aiguille de Quaix、Pinea、Grand Sure


6月に入り、急に暑くなってきました。ついこの前まで、薄手のコートが手放せなかったのに、この週末は30度越え!

土曜は、早起きして自転車で、登り口(La Monta)まで行って、そこからAiguille de Quaix、Pinea、Grand Sure をぐるっとまわってきました。場所によっては、まだ雪が残っているところもありましたが、jonquille (ラッパすんせん), gentiane bleue(リンドウ)など、花もたくさん咲いていて、嬉しかった~。花は良い!
山で出会う花は、いつも綺麗だけど、疲れているときに見ると、感動がひとしお。一気に元気になって、次はどんな綺麗な景色に出会えるかなぁ、とモリモリ進んでしまう。

Aiguille de Quaixの頂上にのぼる壁は、最後のところが絶壁で、がんばって途中まで行ったけど、やっぱり怖くて、1人だったし戻れなくなるとやだし、怪我したくないので、のぼるのを諦めました。(ハーネスとかがないと危険みたいです。)
Pineaは、いつも遠くからは見てたけど、今回初めてのぼりました。なかなか景色がよかった!
Grand Sureは、1年ぶりだったけど、やっぱり気持ちよくて好きな場所!

山を下りてから、朝、自分が自転車をとめた場所まで戻ろうとしたけど、結構迷ってしまい、暑いしヘトヘトでしたー。

ルート:La Monta – Aiguille de Quaix – Pinea – Col de charmette – -Col de la Grande Vache – Grand Sure – Col de Hurtières -La Monta

cf.
Aiguille de Quaix
Pinea
Grand Sure

MIUT – madeira island ultra trail –

4月25日-28日に、ポルトガルのマデイラ島に行ってきました。MIUT – Madeira Islande Ultra Trail – に出るためです。お天気にも恵まれ、こんな感じの充実の4日間でした!

4/25(木)
グルノーブルからマデイラ島へは、まずバスでジュネーブまで行って、そこから飛行機で行きました。(リスボンで、乗り継ぎ一回)木曜の午後に家を出て、マデイラ島には夜中に着きました。案外近くてびっくり。飛行機が上手に着陸すると拍手と歓声が沸き起こり、なんだか微笑ましかったです。飛行場からみた島の夜景がとっても綺麗でした。いい旅の予感。

4/26(金)
朝、先に島に来ていた友人のNadia と合流。ホテルで朝ごはん食べながらレースの話をしたりゼッケンの受付をしたりなどしてたら、すぐに昼になって、またお腹がすいたので、パン屋へ。パンの他にも、お惣菜みたいなのもいくつかあって、選ぶとパンに挟んでくれました。私は、魚のマリネみたいなのを選びました。レシートには、Sandes atum (ツナサンド!?)3ユーロって書いてありました。安いっ!


Nadia の義理のお兄さんでポルトガルに住んでいるRodorigo(彼は去年、このレースの85kmのカテゴリーを走ったそう)のホテルに移動して、おしゃべりしながら、レースの準備。ゼッケンは、とても丈夫な紙でできていて、コースのプロフィールやエイドの場所、制限時間が印刷されていた。なんて親切なゼッケン!ランナーの気持ち、よくわかってる!準備が終わったら、今のうちに寝れるだけ寝とこうということで、みんなで昼寝。(レースのスタートが真夜中0時なので。)それから、19時ぐらいにまた起きて、バナナやオレンジやマドレーヌなどを食べつつ夜9時少し前に、シャトルバス乗り場に移動。このレースは島を横断する感じなのでスタート地点は島の西側のPorto Moniz、 ゴールは島の東側のMachico です。バスを待っているとき、偶然にも去年のL’échappée belle でしばらく一緒に走ったOlivierと再会!世界は狭いなー。

4/27 (土)
Départ : Porto Moniz (0)
真夜中、午前0時にレースがスタート!朝スタートの方がいいのになー、と思ってたけど、よく考えたら0時スタートだと、時刻と経過時間(タイム)が一緒で分かりやすくていいかも!

CP1 : Fanal (14,2km / 1505m D+) 2h26
体力温存、抑えて抑えて…と言い聞かせながら、自分のいいリズムを探しながら走る。順調。1つ目のエイドまでは、なんだかあっと言う間。

CP2 : Chao de Ribeira (21,7km / 1635m D+) 3h37
暗くて、木段が夜露に濡れて滑るので慎重に進んだ。脚も体も元気。慣れてくると、徐々にいいリズムになってきた。

CP3 : Esranquinhos (32,5km / 2985m D+) 6h03
夜が明けてきて、気持ちも明るくなってきた。暗い空が青みがかってきて、それから太陽のオレンジがまざるこの時間は一番好きな時間。山でこの時間を迎えられるのは最高ー。少し前に私を抜かしていった女性ランナーが、ちょっと辛そうな感じになって歩いている。追いついたので、横を通り過ぎようとすると、ウインクされた。ドキっ!きっとまたどこかで会うかもね。などと言いつつ、先に行く。

CP4 : Rosario (40,8km / 2985m D+) 7h24
この辺は、集団を先頭でひっぱれるぐらい、結構いい感じで走れてた、と思う。いかにも島!という感じのジャングルっぽい木が生い茂る道で、走るのが楽しい。

CP5 : Encumeada (47km / 3590m D+) 8h39
抑えて抑えて… と言い聞かせながらも順調に走っていたけど、 10時間半をまわったあたりから、だんだんお腹が痛くなってきた。
と思ったら急に頭がフラリ。貧血のような症状に。。。ちゃんと補給もしてたのに何でだろう。少しスピードを落として水をのんだりジェルを食べて少しけど、よくならず。さらに辛くなってきて走れなくなった。たぶん、100人以上に抜かされた。。。ここで、後ろからやってきたOlivierとRodorigoにも抜かされた。さっきまで順調で、これからもこの調子で!と思っていたところだっただけに、体の不調にイライラして、投げやりな気持ちもでできた。あー!こんな状態がずっと続くなら、辛いだけ。もうやめたい。。。(泣)
でも、立ち止まってよく考えたら、せっかく飛行機ではるばるここまできたのに、これから先は、もっといい景色があるのに、それを見ないで終わるのもったいない!もったいなすぎるぞ!という気持ちがでてきた。というわけで、もったいない精神で、ヨロヨロ、フラフラ、トボトボとまた歩き始めた。私の横を通るとき、みんなが大丈夫?と声をかけてくれた。悔しいながらも優しさが身にしみた。

CP6 : Curral des Freiras (61km / 4485m D+) 12h31
ヨロヨロしながら、なんとか6番目エイド(Base de vie)に到着。
幸いにも、ここはドロップバックが受け取れる大きなエイドだったので、着替えて、靴下と靴も履き替えて、マドレーヌやバーなど食べて、ちょっとゆっくりした。そしたら、気分一新、元気が出てきた!ここからは、一気に10kmで1300メートルのぼり、よし、がんばるぞ~!
坂をのぼっていたら、後ろからRodorigoが来た。あれ、前にいるかと思ったのに、と言うと、エイドでしっかり休んでた、とのこと。あれ?私もかなりゆっくりしたつもりだったけど、Rodorigoはもっとゆっくりしてたの?!彼は、このコースをよく知っているので、遠くに見える展望台を指さして、あそこのまで行くんだよー。と教えてくれた。
えー!遠い!まだまだのぼるのかぁ!でもワクワク。

CP7 : Pico Ruivo (71,5km / 5805m D+) 16h02
展望台に近づくと、「さえー!」と呼ぶ声が聞こえた。Nadiaの妹と子ども達だった。おー!!顔をみたら、元気になった。
のぼりは苦しいながらも楽しく、どんどん前にいけた。 青くてきれいな鳥(pinson des arbres:アトリ)くちばしの赤い鳥(Perdrix rouge : キジ)も間近でみられて、気分があがる!トンネルや階段など、レースのことを忘れてしまうぐらいワクワク楽しい。この区間は、本当に気持ちが良かった!まわりのランナーもみんなテンションがあがっているのがわかった。ハイカーも沢山いて、甥っ子ちゃん、連れてきたら喜ぶだろうなーと思った。

CP8 : Chao da Lagoa (80,9km / 6220m D+) 18h32
楽しい時間終了。たんたんとレースが続く。ちょっと脚が疲れたかな、と思ったけど、水で冷やしたら元気になった。


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Dent de Crolles


Dent de Crolles にのぼってきました。
夏にはのぼったことがあったけど、この時期にのぼったのは初めてで、上の方はまだ結構雪が残っていてびっくりしました。
お天気がよく、半そででも汗ばむ感じでした。上半身裸の人もいました。裸族!!
雪が残っていると、自分の好きなところを歩けるので、怖くもあり、楽しくもあり。

山の映画祭@グルノーブル

先週は、グルノーブルのPalais des Sportsで、山の映画のイベント『Les Rencontres Ciné Montagne』がありました。
私は、水曜日に行ってきました。登山、スキー、パラグライダーなど色々なジャンルの山の映画を見ることができ、よかったです。
会場には、映画に関する展示もありました。特に、素敵だったのは、山のぼりするミュージシャンの写真です。チェロやギターなどの楽器を自分たちでかついでのぼって、色々な山の上で演奏していました。その他、歴代の山の雑誌の表紙がずらっと並べて展示あったりして、おもしろかったです。
Kilian Jornetの『PATH TO EVEREST』が上映されるというので土曜日も行きたかったけれど、のんびりしていたら、チケットが売り切れてしまい、入れませんでした。。。残念!

cf.
Les Rencontres Ciné Montagne 2018
LA TOURNEE DES REFUGES(予告編:ミュージシャンの映画)
EVEREST GREEN、PATH TO EVEREST(予告編:エベレストの映画とKilian Jornetの映画)

折れてしまったポール  

夏の終わりに出たトレイルのレース(L’échappée belle)の時、折れてしまったポールをお店に持っていったら、新しい ポールと交換してくれました。新しいモデルを、なんと無料で!
日本で買った ポールだし、保証書もないし、持って行ってもきっとだめだろうな、と思いましたがダメもとで持って行ってよかった。Espace Montagne のフランクさん最高です。お礼に日本のお菓子(アポロチョコ)をあげたら喜んでくれました。

続:レシャッペベル(L’échappée belle)のレポート

レシャッペベルのアスリート情報や、参戦記もアップしました。

cf.
Greenfield | 続・トレイルランニング海外レースレポート!フランス・レシャペベルの今年の優勝者は?
Greenfield | 続・トレイルランニング海外レースレポート!フランス・レシャペベル(L’échappée belle)に参戦してきました!

レシャッペベル(L’échappée belle)のレポート :大会情報


写真:l’échappée belle | U-Trail より

トレイルランニングの大会、レシャッペベル(L’échappée belle)のレポートを書きました。
まずは、大会情報ですが、アスリート情報、体験記なども、Greenfieldで、順次公開します。

cf.
Greenfield | トレイルランニング大会情報!海外レース参戦レポート2018:フランス・レシャペベル(L’échappée belle)

Mont-Saint-Martin(モンサンマルタン)から見る Le Moucherotte(ムシュロット)

昨日は、Mont St.Martinまでブラブラ散歩しました。
ここからは、Vercors山脈がきれいにみえます。
GrenobleからみるVercors山脈のMoucherotteは、こんな感じでのっぺりした台形のようだけど、ここからみるとのっぺり感はなくとがった三角にみえます。

 

Plateau de la Molière


前から行きたかったPlateau de la Molière に行ってきました。
Grenoble を囲むBelledonne山脈、Chartreuse山脈が一望でき、とても綺麗でした。
ライトを持っていなかったのに、帰りの時間が思いのほか遅くなってしまい、どうしよう、、、
と思いましたが、スマホの充電が十分にあって、スマホのライトの機能が使えて助かりました。
スマホは便利だな!
帰りは星がとっても綺麗でした。

: Fontaine – Engins – Plateau de la Molière – la Sure – Bec de l’Orient – Autrans
Pas de l’ours – Plateau de la Molière – Engins – Fontaine

ボーフォーテン山脈の山歩き


レース観戦のあと、友人と別れてから、近くの山を歩いてみました。
1日目は、Arêchesの東側、Aiguille du Grand Fond, la Pierra Menta 方面、2日目は、Arêchesの西側、Grand Mont の方面に行きました。
途中、道がなくなってしまって少し迷っていたら、犬を連れたお姉さんが、どこ行くの~と、話しかけてきました。
綺麗な景色を見たかったら、まず、あの十字架のみえる山(Croix du Berger)を目指して進むといいよ、と教えてくれ、ちょっと先導してくれました。分かりやすい道に出たところで、私がもう大丈夫と言うと、さくさくっとどこかへ行ってしまい、すぐに見えなくなってしまいましたが。
かっこいいお姉さんでした!
2日目の最後にのぼったGrand Montでは、疲れていたので、普通の岩がケルンに見えてしまい、気付くと逆走して、元のところに戻っていました。。。気を取り直してゆっくりのぼりなおし、なんとか頂上まで行くことができました。下るとき、岩影に、鳥らしきものが見えたので、近づいてみると、雷鳥でした。最初は1羽かと思ったら、子連れで、ああ、親子かあ、と思ったら、他にもたくさんの雷鳥がいました。家族かな?!
この辺りの山は、サヴォワ地方のボーフォーテン山脈(Massif du Beaufortain)に属する山です。山歩き中、いたるところから、白くて綺麗な山が見えました。最初は、なんだろな~あの山はと思っていましたが、モンブランでした!相変わらず、かなりボケている私です、、、(笑)

XTERRA GRAVEMAN @ Arêches-Beaufort


先週末、友人に会いに、Arêches-Beaufortに行ってきました。
XTERRA GRAVEMANというレースに参加するというので、その観戦です。
XTERRA GRAVEMANは、トライアスロンのオフロード版のようなレースで、まず湖を泳ぎ、次にマウンテンバイクで山を走り、最後に、山を走ります。
– スイム(1,9キロ)
– バイク(60キロ・累積標高2400メートル)
– ラン(20キロ・累積標高1200メートル)
特に驚いたには、バイクの区間です。転んでもすぐ立ち上がって、根っこや岩の多い難路は、自転車を押したり担いだりしながら進んでいました。途中、雨が降ったときは、道もぐちゃぐちゃで、ウェアも自転車もみんな泥だらけで何色だかわからない状態でした。
応援の子どもたちが、「終わったらシャワーあびれるよー」とか「ピザも食べれるよー」と叫んでいたのが可愛かったです。
私は、応援の機動力をあげようと、マウンテンバイクを借りてみたんですが、全然うまくのりこなせず、ふつうに歩いた方が速かったんじゃないか、、、と思う箇所もたくさんありました。。。選手のみなさん、本当にすごいです。

ボーフォール は、冬季オリンピックが開催されたアルベールビルからバスで1時間弱のところにあります。
有名な自転車のレース(ツール・ド・フランス)のコースにもなっています。
チーズの産地としても有名で、山のいたるところで牛に出会いました。茶色のつやつやした毛の、とってもきれいな牛です。
レース後に、ボーフォールチーズを食べましたが、とっても美味しかったです。

XTERRA GRAVEMAN
Arêches-Beaufort
ボーフォール(チーズ)

Les dolomites : 子どもたちとハイキング

7/16は、エレナがガイドをする小学生の子どもたちとのハイキングに便乗し、Salva di Cadore から、ペルモ山(Monte Pelmo)のまわりを歩きました。しばらくのぼって、山小屋のそばで、サンドイッチなど食べながら、みんなでペルモ山(Monte Pelmo)の絵をかきました。
エレナは、山の絵を描くと、山のことがよく分かるようになるよ、と言っていました。
確かに、絵を描くとき、じーっと山をみてると、山の傾斜や凸凹など、普段気付かないところまでよく見えました。
エレナがきょろきょろまわりを見まわしているので、何をするのかなーと思っていたら、「いいコースできた!」と言ってニコニコ笑ってました。
川や岩を利用して、短いランニングコースを即席でつくっていたみたいです。子どもたちにこのコースでタイムを測って競走させると、
大喜びで、何度も挑戦していました。子どもはいいなぁ!

Les dolomites : Marmarole Runde

7/14 15は、友人のエレナとMarmarole Runde (Marmaroleのまわりをあるくコース)を一緒にを歩きました。
彼女とは、去年の夏のトレイルランニングのレース(L’échappée belle)の試走会のときに知り合いました。ウィークデーはベニスで働いて、夏の間の週末はドロミテの山でガイドをしている、とってもエネルギッシュな女性です!
小さいころから家族と一緒に山で過ごすことが多かったようで、山の楽しみ方を色々知っています。歩き方のアドバイスだけでなく、山の地形、山の名前の由来、花や動物のことなど、いろいろ教えてくれました。
ガイドをしているときは、男らしくてとってもかっこいいエレナですが、絵も上手で、山小屋(Rifugio San Marco)では、水彩絵の具で、サササッとアンテラオ山(アンテラオは、ドロミテの王と呼ばれる山です。山小屋からよく見えました。)の絵をかいていました。素敵!

英語やフランス語でもガイドできるそうです。興味のある方は、ぜひ以下のページも見てみてください。

cf.
Naturae Motions (エレナさんは、ここでガイドをしています。)
Rifugio San Marco (私たちは、ここにとまりました。とってもいい山小屋。)
Marmarole Runde

ドロミテ 1~7日目のまとめ

今回は、コルティナを拠点にドロミテをハイキングしました。
ハイキング中は、ハイカー、ランナー、クライマー、バイカー、サイクリストなど、色々な人に出会い、みんなそれぞれに山を楽しんでいるなぁ、と感じました。コルティナには、ベニスからバスで2時間ほどで行くことができ、思いのほか、近かったです。また行きたいです!

個人的に、印象に残っているところは、ここです!


1日目 M.Cristallo(クリスタッロ)のスキー場近くの、Son Forca
このあたりの木に、Lavaredo Ultra Trail のテープが残っていました。残されたテープを眺めながら、1か月前に行われたレースに思いをはせました。

2日目 Tre Cime (トレ・チーメ)
人が多かったですが、やはり絶景でした。

3日目: Travenanzesの谷
地球じゃないどこかの惑星にいる感覚になりました。

4日目:Rif AverauからP.so Giau までの道
曇っていて、朝日が見えませんでしたが、下っているうちに徐々に天気がよくなり気持ちよく歩けました。

5日目:Tofana di Mezzo(トファナ ディ メッツォ) のRa Vales(ラ バル) のあたり
天気が悪く、ずっと雲の中にいるようだったので引き返しました。

6日目:ソラピス湖とソラピス
ソラピス湖の水がエメラルドグリーンでとてもきれいでした。
山を歩いている間、天気が悪く、少し弱気になるときもありましたが、岩や雪渓がとってもかっこよかったです!

7日目:ソラピスからコルティナへの下り道
朝日に照らされる山々とコルティナの町がきれいでした。

ドロミテ 7日目

jour 7  (13/07/2018)
– Rif. Faloria – (214 Dolomitenhohenweg) – Baita Fraina – Cortina
3h30 (5h30 – 9h)

ドロミテ 6日目

jour 6 (12/07/2018)
Pomagaonon – (211) – M.ga Larieto – (206, 212) – Rif. Faloria – Rif. Tondi (223 Dolomitenhohenweg) – Forc. Ciadin (216, 215) – Rif. Vandelli – (215 Variante Alta Via Dolomiti) – Forc Sora la Cengia del Banco – Tonde de Sorapis –
– Rif. Faloria
13h (5h30 – 18h30)

ドロミテ 5日目

jour 5 (11/07/2018)
Cortina – Pocol – (403) – Rif. Diabona – (421) – Rif. Giussani – (403) – Rif. Pomedes – Rif. Aosta – L.Ghedina (410, 416) – Pomagaonon
11h (8h30 – 19h30)

ドロミテ 4日目

4日間で、Lavaredo Ultra Trail のコースを歩くことができました。
地図で見たルートを、本当に歩いたのかと思うと、うれしいです!
食べ物やテントなどをもっていたので、リュックの重さは最初は16キロぐらいでした。
荷物が重いので、疲れました!でも、ゆっくり歩くのは、走るのとはまた違った楽しさがありました。

jour 4 (10/07/2018)
Col Galina – (424, 440) – Rif Averau – (452) – P.so Giau – (436) – Forc Giau – Forc.Ambrizzola – (434) – Rif Croda de Lago – (432) – Chalet Pianoze – Cortina
8h55 (5h35 – 14h30)

あと3日間、自由な時間があったので、今度は、地図をみながら、行きたいところにに行ってみることにしました。(11,12,13/07/2018)
方向音痴で、すぐ迷うので、地図はすぐに出せるよう、ジップロックに入れてTシャツと短パンの間にはさんで歩きました。

ドロミテ 3日目


jour 3 (09/07/2018)
L. di Landro – Chimanbache – (8) – Forc. Lerosa – Rif. Stua – (6) – S.Ubert – (10) – Casc. de Fanes – Pian de loa – (401, 404 Ru de Travenanzes) – Forc Col de Bois – (402, 412) – Col Galina – (424, 440)

12h20 (5h40 – 18h00)

ドロミテ 2日目

jour 2  (08/07/2018)

P.so Tre Croci – (215, 1120) – Pian Maseto – Lago di Misurina – (119) – Rif Auronzo – Rif. Lavaredo – Rif Locatelli – (102) – L. di Landro
13h (5h30 – 18h30)