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山歩き(Vercors sud)

今週末は、Vercors(ヴェルコール)山脈を歩いてきました。Vercors山脈のLa Moucherottte(ムシュロット)は、グルノーブルからもよく見えてアクセスも良いのでよく行きますが、南の方にはあまり行ったことがなかったので、今回は南の方まで足をのばしてみました。

1日目:バスでVillard de Lens(ヴィラードゥラン)という村まで行って、そこからLa Grand Moucherolle(グランムシュロル) やLa Pette Moucherolle(プチムシュロル)にのぼったり。

2日目:Pas de Balme経由でVercorsの東側をずっと歩いてLe Grand Veymont(グランンベイモン)にのぼりました。

3日目:Mont Aiguille(モンテギーユ)のまわりをのんびり歩きました。

カメラのマニュアル操作も大分慣れてきて、月や星空(少しだけ天の川も)なども撮れるようになってきました。少しだけ写真載せます。

詳しい報告やその他の写真はまた後ほど!

La Grave 周辺の山歩き (3日目)

Lac du Goléon – le cruq – Le Signal de la Grave – Ventelon – la Grave
距離:15km   累積標高:700m  ぐらい 行動時間:4時間
※時計がなくて計測できてないので、距離や累積はだいたいの目安。

8月2日(日)。明け方、外を見ると湖に山が映ってとても綺麗。湖越しに右上の方に見えるのはRefuge de Goléon。昨日行けなかったAiguille de Goléonが、朝日で赤く輝いてとても綺麗。あー、今度は上まで行きたいなぁ。

朝日を見るために、テントを出て少しのほうへ。しばらくすると、朝日が出てきた。やっぱり山の朝日はいいなぁ!

ゆっくり朝日を見たあと荷造りをして8時半ごろに行動開始。雲がやたら綺麗!まず、Refuge de Goléonの方へ引き返して、そこからLe Cruq des aiguilles、Le Signal de la Grave経由でLa Graveまで下る。Refuge de Goléonに人がいたので、念のため方向を確認してから出発。鳥がたくさんいる!Niverolle alpine(White-winged Snowfinch:ユキスズメ)かな?

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La Grave 周辺の山歩き (2日目)

La Grave – Val froide – Lac du Goléon
Glacier Lombard – Lac du Goléon

距離:16km    累積標高:1400m  ぐらい 行動時間:9時間
※時計がなくて計測できてないので、距離や累積はだいたいの目安。

今日はRefuge de Goléonの方面へ行くことに。Refuge de Goléon  のそばには、Lac de Goléonという湖もあって綺麗そう!朝8時ごろゆっくりめのスタートで、まずはLa Graveから、Ventolon、Les Hières、Valfroideという村を経由してEntraiguesへ。ここには駐車場があって、ここからスタートする人も多いみたい。

Refuge de Goléonまでは、人気のルートのようで、結構人に会った。渓流を右手にみながら、ずっと谷間をずっと進んでいく。11時を少しすぎたころ、Refuge de Goléonに到着。テラスには人がたくさんいてびっくり!この人たちは、どこから湧き出してきたんだ?!

あまりガヤガヤしているのも嫌なので、Lac de Goléonの方へ少しおりてみて湖をながめながらのんびり。

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La Grave 周辺の山歩き (1日目)

La grave – Lac du Puy vachier – Col de ruillans – brèche pacave – les vallons de la meije – crête de la moraine – la grave

距離:17km   累積標高:1800 m  行動時間:11 時間
※時計がなくて計測できてないので、距離や累積はだいたいの目安。

どこに行こうかさんざん悩んだあげく、初日は、La Graveの町の目の前にそびえたつLa Meijeの方面、Chemin d’avantに紹介されていたno17のルート(La Brèche ou col de pacave)を歩いてみることに。朝、キャンプ場を歩いていると、町の方からパンを持って帰ってくる人がたくさん。もうパン屋さん開いてるんだなー、私も買いに行こっ、というわけでパン屋さんに行って好物のSaint-Genix(赤いプラリネがのったブリオッシュ)を購入。プラリネがパンからはみ出すほどたっぷり入っていて満足!

ゆっくり食べて荷造りして、8時ごろ「さ、出発!」という時になって、ポールがないことに気づく。どうやら昨日ポールをどこかに置き忘れて失くしてしまったよう。。。気が抜けすぎたなぁ。。。(泣)悔やまれるけど過ぎてしまったことは仕方ないので、あまり考えないようにして手ぶらで歩きだす。(帰ってきたらポールが勝手に戻ってきてるかも、と淡い期待をいだきつつ。)黄色いGentiane jaune (great yellow gentian) がたくさん咲いている。

森の中には、no17のルート(La Brèche ou col de pacave)の赤い丸に人のイラストの入った表示が分かりやすく表示されていて、おぉ!親切!と感動。でも、それは最初だけですぐに表示がなくなった。。。マツの一種で、少し薄い緑色のMelèzeの森がとても綺麗。Melèzeは私の好きな木のベスト3に入るなぁ。

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GR54(Tour de l’Oisans et des Écrins)の山歩き (7日目)

Lac lerié – Le chazelet – La grave
距離:10,49 km 累積標高:120 m 2時間35分

7月30日(木)。昨日たくさん歩いたので、残りはあと少しだけでのぼりもない。時間もたっぷりあるので、朝日を見るために、少し小高い丘の方まで散歩してみた。6時20分ぐらいには日が昇るかなぁ、と6時間すぎぐらいからまだかなまだかな、と待っていたけどなかなか出ない!ちょっと離れたところから同じように朝日を待っているカップルもいて、声は聞こえないけど、私と同じように朝日を待ちわびてる様子が伝わってきて面白かった。結局日が出たのは6時40分ぐらい。東側にも山があるので、日の出時間が遅くなるみたい。空が少しずる明るくなるにつれて、鳥たちも活発鳴いたり飛んだりしはじめて、徐々に1日が始まる気配が面白い。朝日って本当にエネルギーがあって、浴びると元気になる。全身に光を感じたくて、思わず両手を広げて目をつぶる。ああ、ありがとうー!!!日が出ると、それまで肌寒かったのが、一気に暖かくなるものいい!朝日を見終わってからもぶらぶらしていたら、Lac Noirが見えたので、そちらの方にも足をのばしてみた。


時間がたっぷりあるので、花や鳥の写真を撮ったりして楽しんだ。白くて小さなEdelweiss、薄紫にオレンジでマーガレットみたいなAster des Alpes (alpine aster)、赤くて珊瑚みたいなJoubarbe des montagnes、紫で鈴みたいなCampanule fluetteなどなど。そして、昨日買ったバゲットやソシソンを食べた。やっぱ山の定番はバゲット&ソシソンだな!幸せな時間~。日が出るまでは、肌寒い感じだったけど、日が出たらぽかぽか暖かくなったので、座って絵を描いてみた。のんびりと贅沢な時間~。

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GR54(Tour de l’Oisans et des Écrins)の山歩き (6日目)

Le veneron – Le bourg d’oisans – La garde – Clavans le haut – Besse – Col du souchet – Lac lerié
距離:35,10 km 累積標高:2 610 m 行動時間:13時間29分

7月29日(水)。昨日は暑くて大変だったので、今日はちゃんとたっぷり水を用意しておこう!と綺麗な水のあるところで、しっかりと水を入れておいた。少し歩くと、パラパラと人の家が見えてきた。下を見ると、車道っぽいところをカタツムリがのろのろと移動している。昨日の雨で外へくりだしてきたのかな。でも車道をこんなのろのろ歩いてたら、絶対ひかれるよな~。そう思いつついったんは素通り。でも、やっぱり気になったので引き返した。触るのはちょっと嫌だったけど甲羅をひょいっと持って、車道の横の草むらの方にカタツムリを投げた。もう車道に出てくるんじゃないぞ~。
木の名前を説明をする看板もたっていたので、お勉強しながら歩く。傘みたい形のマツは、Pin sylvestre(Scots pine:ヨーロッパアカマツ)。薄緑でクリスマスツリーのような形の木は、Mélèze(メレーズ)。

Le Bourg d’Oisansに到着。ここはにぎわっていて、お店やホテルもたくさんあったけど、朝早かったので開いてなかった。それにしても、Le Bourg d’Oisansを過ぎてからは、林道、車道が多くてうんざり。。。地図を見れば予想はできるんだけど。車道のと並行して歩いたり、たまに車道を横切ってのぼる山道に入ってのぼるような感じが続いた。このあたりは、自転車乗りたちにも有名な場所らしく、サイクリストもたくさんいた。スキー場のあるAlpes d’Huezを越えて、Col de Sarenneまでは、とっても長く感じた!

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GR54(Tour de l’Oisans et des Écrins)の山歩き (5日目)

Col de cote belle – Col de ma muzelle – Lac de la muzelle – Col du vallon tête – Lac lauvitel – Le veneron
距離:22,52 km 累積標高:1585 m 行動時間:12時間

朝起きたら、空がめちゃくちゃ綺麗!あまりの綺麗さに、朝からテンションがあがって写真をバシバシと!気分よくcol de cote belleをあとにして山を下っていると、バサバサッと音がして、赤い頭の黒い鳥が足元からとびたっていった。Tétras lyre (Black Grouse:クロライチョウ)です!こんなに間近で見たのは初めてだったので大興奮!おおおぉ!綺麗な空も見たし、鳥も見たし、もう今日はこれで満足だわーと思いながら、下る。

平たくてするどくとがった岩の形が面白い。氷の結晶みたい。なんでこんな形になるんだろう。

岩を堪能しながら下ったあとは、またのぼり。Col de Muzelle を目指す。Rocher de la Muzelleのあたりなので、岩っぽい感じののぼり。岩に咲く小さな花が綺麗!薄紫の花びらにオレンジの花は、Linaire des Alpes(Linaria alpina)、薄紫の5枚の花びらのCampanula(キキョウ)は、Campanula cenisia

ゆっくりとのぼっていると、上の方から、ドドドドドーッっとすごい勢いでおじさん2人が駆けおりてきた。まるでスキーをするみたいに激下り!かっこいいー!としばらく目で追っていたら、おじさんたちも気づいてこっちを見た。「1人?いいねえ。山で1人はいいことだよ!」と言ってくれた。長いのぼりに疲れていたけど、目の保養と嬉しい言葉で元気をちょっと取り戻したので、またマイペースでのぼる。Col de Muzelleに着くと、とってもいい景色!下の方には、Lac de la muzelleや雪渓も見える。ああ、今度はあそこまで行くのかぁ。楽しい雪渓を越えてLac de la muzelleのそばまで来ると、馬がいるのが見えた。Lac de la muzelleはこじんまりしていて静かでいい感じ。昨日のCol de Vauzeも好きだったけど、このエリアも好きだなぁ!

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GR54(Tour de l’Oisans et des Écrins)の山歩き (4日目)

Refuge des souffles – Col de vaurze – Desert de valjofrey – Col de cote belle
距離:17,24 km    累積標高:2 089 m  行動時間:10時間21分

7月27日(月)。今日も早起きして6時すぎから歩き出す。ほどよく涼しく、空もだんだんと明るくなってきれ気持ちよく、気分が高ぶってずんずん進む。しばらく進むと湖が見えたきた。あれ?湖なんてあったっけ? 疑問に思いつつも、のぼり続けて最初のColについたところの看板を見ると「Col de colombes」と書いてある。あれ?あれれ?これって私の目指してたColじゃないのでは? 不安になって地図で確かめたら、案の定間違えていた。。。うひゃー、違うColにのぼってしまった。豪快に間違えてるよ!山小屋から見て西にあるCol de Vaurzeを目指すはずだったのに、今私がいるのは、山小屋の東側にあるCol de colombesという峠。。。信じたくなかったので地図を何度も見たけど、やっぱり間違えていた。Col de Vaurzeに行くには、いったん来た道を戻らないといけない。ショック。。。でもまぁ、のぼる途中にChamoisにも会えたし、鳥(Pipit spioncelle:Water Pipit)も見られたし、きれいな湖も見えたから、落ち込むこともないか!と切り替えて急ぎ足で来た道を戻った。のぼりより下りは楽で思ったより時間がかからなくてよかった。

それから気をとりなおして、Col de Vaurzeを目指す。先ほどの道と負けず劣らずの綺麗な風景。途中、元気なおじさんがモリモリ後ろから歩いてきたので、「どうぞ」と言って先に行ってもらった。Col de Vaurzeに着くと、さっきのおじさんが、のんびり昼ごはんを食べていた。ここまでに来る間に見た雪の上の羊たちがとてもかわいかったから、おじさんも見たかな?と気になって「雪の上の羊、見ましたか?」と聞いてみると「もちろん、もちろん!ウケるよね!」と笑っていた。彼のザックにはチョコレートパンとかクッキーとかフルーツケーキとかもりだくさん!「食べ物いっぱいですね。」と声をかけると笑っていた。「どこまで行くの?」と聞かれたので、「Col de cote belleまで。でも、できればその先にも行けたらいいかな。」 と言うと、「ぼくは、今日はその先のValsenestreって村のシャレ―に泊まるよ」と教えてくれた。Col de VaurzeからLe Desertまで、1300メートルぐらい下って、そこからCol de cote belleまで、また1000メートルぐらいののぼりだから、それだけでも大変だよ、とのこと。

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GR54(Tour de l’Oisans et des Écrins)の山歩き (3日目)

Pre de la chaumette – Col de la valette – Col de gouiran – Col de vallonpierre – Refuge du clot – La chapelle en valgaudmar – Refuge des souffles

距離:30,11 km 累積標高:1 869 m 行動時間:13時間10分

7月26日(日)。今日も早起きして6時すぎから歩き出す。ふと見たら綺麗な薄紫色のCrocus de printemps(spring crocus)がたくさん咲いていた。

まずは、最初の峠Col de la valetteをめざしてのぼる。しばらくすると後ろから、黄色い大きなザックの少年がモリモリと元気に歩いて追ってくるのが見えた。で、みるみるうちに間が縮まって、サクッと抜かされた。「元気だねー。すごいねぇ。」と言うと嬉しそうに笑いながら、「のぼりはいいんだ、大変なのは下りだよ。」なんてことを言っていた。Col de la valetteに着くと、さっきのこの彼の黄色いザックが、岩の上に置き去りになっていた。??? どうしたのかな?と思うと、峠よりちょっと上にある稜線の上の方までテクテクと歩いている彼の姿が見えた。重いザックを置いて身軽になって上まで歩いてるのかぁ、すごいなぁ~と思いつつ、私は寄り道せずそのまま下って次の峠を目指した。

次の山小屋Refuge de Vallopièrreまで、Col de gouiran、Col de vallonpierreという2つの峠のあるあたりはLe Siracといわれるところでとっても綺麗だった!また来たいなぁ!
岩に咲く白くて小さいのはCresson de chamois(Chamois grass)

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GR54(Tour de l’Oisans et des Écrins)の山歩き (2日目)

Monétier les bains – Col des grangettes – Eychauda – Vallouise – Col de l’aup-martin – Pas de la cavale – Refuge de la pre de la chaumette

距離:36,42 km 累積標高:2 004 m 行動時間:14時間11分

7月25日(土)。はりきってちょっと早起きして6時すぎから歩き出す。山や朝日に赤く染まって綺麗!鈴みたいな青い花(Scottish bluebell:Campanule à feuilles rondes) やたんぽぽみたいな黄色い花(Mountain arnica:Arnica des montagnes)や、豆っぽい黄色い花(European yellow-rattle :Crête de coq)が咲いている。Col d’Enchaudaのあたりはスキー場になっているようで、峠までののぼりは舗装路のような感じであまり面白くない。牛がたくさん(かわいい子牛も!)いたので、牛観察をしながらのんびりと歩く。今日もおなかと尾が白くて背中が黒い鳥(Northern Wheatear:Traquet motteux)をよく目にする。かわいいなぁ。そして、マーモットも!少し下るとChambranに着いた。ここには駐車場があって、ここからのぼる人も多いみたい。


そこからさらにVallouiseという村に下る。人がたくさんいて、シャレ―の屋根にはつばめの巣があったり。のどかだな~。

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GR54(Tour de l’Oisans et des Écrins)の山歩き (1日目)

La grave – Col d’arsine – Monétier les bains
距離:23,92 km   累積標高:1 196 m  行動時間:7時間10分

7月24日(金)。グルノーブルからLER35というバスにゆられること2時間弱、13時すぎにラ・グラーヴ(La Grave)という小さな村の観光案内所前のバス停に到着。車内ではマスク着用が義務で、ちょっと息苦しかった。。。GR54は有名なルートらしく赤と白のラインのコースが表示が分かりやすく、すぐに歩き始めることができた。最初はロマンシュ川沿いをゆるやかにのぼる。涼しくて気持ちいい!ピンクの花(Fire weed:Laurier de Saint-Antoine)も綺麗。


Villar-d’Arêneをすぎたあたりから、だんだん森から山らしくなってきて、マーモットにも遭遇。綿みたいな花(tussock cottongrass:Linaigrette engainée)や、ちょっと珊瑚礁っぽい赤い花(cobweb house-leek:joubarbe à toile d’araignée)も綺麗。犬と一緒にハイキングしている親子もいた。

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GR54(Tour de l’Oisans et des Écrins)の山歩き

フランスはハイキング道がとてもよく整備されていて、子どもも若者も大人もお年寄りもみんなよく山を歩きます。中でも、FFRandonnéeによって管理されているGR(Sentier de grande randonnée)は有名で、数日でまわれるものから数週間かかるものまで色んなコースが何百種類もあります。コルシカ島のGR20、モンブランを周回するTMB(Tour du mont blanc)やレユニオン島のR2(La Traversée de l’île de La Réunion)などもGRの1つです。

で、今回私は夏休みを利用して、エクラン山脈やオワザンをまわるGR54(Tour de l’Oisans et des Écrins)の山歩きにソロで挑戦してみることにしました。全長176キロ、累積標高12,800で、14の峠を越えていくというコースです。2015年の秋には、友人と3人でGR20を歩きましたが、1人でテント泊で長い山歩きをするのは初めてだったので、ドキドキでした!

Youtube で「GR54」を検索するとたくさんのビデオが出てきますが、今回はソロで10日間かけてこのルートをまわったReilcebさんという人ビデオ『Randonnée Tour de l’Oisans et des Écrins (GR54)』の日程を参考に、ラ・グラーヴ(La Grave)を出発して時計回りに7月24日(金)から歩くことにしました。

ラ・グラーヴ(La Grave)は、私の住むイゼール県のとなりにあるオート=アルプ県にある小さな村で、グルノーブルからは、LER35というバスで2時間弱です。

 

~つづく~

Rochers de chalves

パリ祭の日(14 juillet)は、Rochers de chalves まで行ってきました。

Grenoble – Fontanil Cornillon (自転車)
Fontanil Cornillon – Mont St.Martin – Rochers de Chalves – Col de Huitères – Charminelle – Abri Forestier de la Roize – Mont St.Martin – Fontanil Cornillon

いつもはだいたい朝8時ぐらいに開始することが多いですが、今回は夜明け前の月の写真を撮りたかったから3時半ごろに家を出て朝4時ぐらいからのぼりはじめました。夜が明け始めてから明るくなるまでの時間が意外と早くてあれよあれよと明るくなってしまって月の光がどんどん弱くなるし、三脚がなかったのでブレブレだし、山も空も月も岩も花も全部綺麗なので全部入れたいー!と思ってよくばったら何が撮りたいのかよく分からない写真になってしまいました。。。写真は奥が深いです。もっと精進したいと思います!少しだけですが、今回撮った月の写真はこんな感じです。

早めに開始したおかげで人には全然会いませんでしたが、動物はたくさん会えました。崖のところにいる2匹はmouflon(ムフロン)。静かにずーっとこっちを見てました。岩穴から顔を出しているのは、marmotte(マーモット)。カメラを向けたら、すぐにどこかへ行ってしまいました。その他、シャモアの群れにも会いました。

鳥もたくさんいました。特にPrairie de Varareyという開けた草原を通る時、鳥がたくさん飛んでました。Chocard(ショッカー)、Rougequeue noir (ルージュクーノワール)の他、小さくでおなかが白い鳥がたくさん。チューイ、チューイという鳴き声と白っぽいおなかから判断すると、たぶんPouiilot Fitis (プイヨ・フィティ)だと思う。

森の中では、小枝にとまって休んでいるRougegorge(ルージュゴルジュ) を至近距離で見ることができました。一瞬目が合った!顔から首にかけてのオレンジ色がとっても綺麗で、小さくて丸っこい形が本当にかわいい!!

朝早く始めたので、色々と楽しんで暑さがひどくなる前、お昼ごろには家に帰って来れました。
早起きは良い!

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Eric Alibert さんの『 Calligraphies alpines 』

Musée de l’ancien évêchéでやっているEric Alibert さんの『 Calligraphies alpines 』を見に行ってきました。

Eric Alibert さんはフランス生まれスイス在住のアーティストで、主に自然や動物をテーマに作品を作っています。彼は最近、私の住んでいる地域にある山(シャルトルーズ:Chartreuse、ヴェルコール:Vercorsなど)を歩きまわっていたようで、作品の中には私も歩いたことのある場所や見たことのある動物や鳥が沢山で嬉しくなりました!シャムショード(chamechaude)や、シャモア(chamois)ブレロー(blaireau)トログロディット・ミニョン(Troglodyte mignon)ピ(pie)などなど!

動物や鳥を観察する時に使うスコープ(単眼鏡)も展示してありました。KOWAのです。大きいっ!そして値段を見てびっくり。た、高いっ。。。こういうの持ってたら、山歩きが楽しいだろうなぁ。

今回の展示は主に墨の作品でしたが、彼のサイトを見たら、墨の絵の他にも水彩や油彩、彫刻などの作品もありました。入場は無料で、展示は11月15日までのようです。その他、この展示に関連したいろいろなイベントもあるようなので、興味のある方はぜひ行ってみてくださいー。(マスク必須)

Dent de Crolles(ダン・ド・クロル)

日曜日に、Dent de Crolles(ダン・ド・クロル)にのぼってきました。

Grenoble – Sentiers du St. Eynard (自転車)
Sentiers du St. Eynardl – Manival – Col du Baure – Col du Coq – Col des Ayes – Dent de Crolles  (往復)

山道を歩いていると花についての看板がたっていました。それによるとフランスはorchidée(蘭)の種類が豊富で、色や形にもたくさんのバリエーションがあるそう。で、この山域でも30種類以上orchidée(蘭)が見られるんだそう。


歩いたり小走りしたりしながら気になる花の写真をパシャパシャ撮って、家に帰ってから調べてみました。


薄紫色の綺麗なorchidée(蘭)は、たぶんOrchis moucheronだと思う。Bleuet des montagnes は、濃い青がとても綺麗でした!Dent de Crolles 頂上近くには、ピンクと黄色のマーガレットみたいなかわいい花がたくさん咲いていました。Aster des Alpesという花らしい。


Rougequeue noir もいました。この鳥は町でもよく見ますが、山にいるのは町のより体がひきしまってかっこいい気がしました。気のせい??いろんな方向へどんどん飛んでいってしまうので、カメラで追いきれませんでしたが、岩にとまっているところを運よく撮れました。この鳥はしっぽが赤っぽいオレンジでそこが魅力なんですが、岩に隠れてしっぽは見えません。。。

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久しぶりのベルドンヌ

先週末は、久しぶりにベルドンヌに行ってきました。
今回は、こんな感じでした。

土曜(自転車 Grenoble ~ lac de Freydières)lac de Freydières ~ lac du Crozet
日曜 lac du Crozet ~ Col du loup ~ Refuge Jean collet ~ lac Blanc ~ Col de pre long~ lac de Freydières

普段は、lac du Crozet は通るだけであまり長居はしないんですが、今回はテントをはって星や月を見ながらのんびりしました。夏だからそんなに寒くないだろうと油断して、うすいジャケットしか持っていなかったのでかなり寒かった!

次の日は、いつものRefuge de la Pra の方面には行かずに、Refuge Jean colletの方へ直接行ってみました。Col du loup のあたりから、雪もかなり残っていて硬くてつるつると滑って怖かった。途中で一緒になったおじさんが「いいよ、先に行って。後ろから見てるから。」と言ってくれたのでちょっとほっとして、おじさんに見守られながら恐る恐るゆっくりと進んだ。少し滑るくらいならいいけど、転んで滑って止まらなくなって岩にぶち当たることを想像すると本当に怖い。次回は忘れずに軽アイゼンを持ってこよう。雪渓はあるものの、この時期お花もたくさん咲いていました。どれも綺麗だけどRaiponce_orbiculaireは、小さくて繊細な感じで色も形も特に好きだな~。

帰り道、Col de pre longをすぎたあたりで車道をダラダラ歩いていたら、後ろからきた車に声をかけられた。誰かな?と思ったら、山で一緒になったカップルで、 lac de Freydièresまで行くつもりだと行ったら、じゃあ一緒に行こう、と乗せてくれた。ラッキー!車の中で、日本についての話になって、日本語の数字は123(いち、に、さん)て言うんだけど、「さん」は、フランス語の5(サンク)と発音が似てるんですよー。私の友達は、フランスに旅行に来たとき「5番目の駅でおりてね!」とフランス語で言われて、日本語の3と間違えて大変だったよー。という話をしたらウケてました。

cf.
今回見た花
Anémone de printemps
Chardon des champs
Geranium des pres
Lis martagon
Raiponce orbiculaire
Rhododendron ferrugineum
Rose des alpes

今年のL’échapée belle(レシャペベル)

先週末、トレイルのレース(L’échapée belle / レシャペベル)の開催の有無についての発表がありました。同時期に開催される大規模なトレイルレースのUTMBの中止も決まっていたし、残念だけど今年はきっとこのレースも中止なんだろうなと予想していたけれど、予想に反して8月末のレース開催を維持するとのことでした。(8月8日までに、国からの許可が下りなければ最終的には中止を余儀なくされるとのことですが。)

先の読めないこの状況の中、参加しようかやめようか、そもそも参加するとしても、体力が落ちたこの状態で、レースを最後まで走り切れるのか??参加することで、ウイルスを拡大させてしまったり、自分が感染したりする危険性はないのか。私の住む地域で開催されるレース、山好きの人たちに支えられているこのレースに参加することで何かの力になれるのか? たくさんの迷いがありますが、今のところ参加辞退はしていません。

Parc Karl Marx – Moucherotte

Parc Karl Marx からMoucherotte に行ってきました。
外出制限は緩和されましたが、あんまりモリモリと走る気になれなくて、花の写真をとったり鳥の声を聞いたりで立ち止まってばかりでしたが、お天気もよくいい日でした!
最近は、Youtubeなどでよく鳥の鳴き声を聞いていて少しずつ慣れてきたぞ!と思ってましたが、いざ外で聞き分けようとすると難しい。。。
いろんな鳥が鳴いているので、音が混ざってわかりにくいし、鳥の姿が見えないし。でも、Pinson des arbres (パンソンデザルブル)だけは、聞き分けられました!ti ti ti ti ti ti ti-tu—と、特徴的な鳴き声です。
スマホでちょっと録音してみました。いろんな鳴き声がまざってますが、最後に鳴いているのが、Pinson des arbres です。

鳥たちは木の上の方の方にいるのか、声が聞こえても、なかなか居場所が分かりません。とくに小さい鳥は、動きが早い!でも、Pinson des arbresは、自分の目で見ることもできました。声がするので上を見上げたら、木の枝にとまってました。この鳥は、頭がグレーで、顔からおなかは、赤っぽい茶色なんですが、見上げたら、赤茶色のおなかがしっかり見えました。かわいかった!鳥たちの動きも早くて「あっ、みつけた!」と思ったらもうどこか違うところに飛んでいってしまうので、私にとっては写真に撮るのは至難の業です。。。Pinson des arbresも、写真には撮れませんでしたが、忘れないようにイラストを描いてみました。

ちなみに、Julien Perrotさんの、鳥の声レッスンの動画では、1:30あたりに出てきます。さすがにプロは上手!

今日も、登り口までは黄色い自転車です!

La Grande Sure

5月最後の日曜日(5月31日)に、La Grande Sureへ行ってきました。今回のルート:
[ Fontanil Cornillon~Mont Saint Martin~Chalet des Banettes~Col d’Hurtières ~Col de la Sure~La Grande Sure~Sentier de Charminelle~Abri Forestier de la Roize~la Cheminée ~Mont Saint Martin ]

時の流れが速くて、もう5月も終わりか!という感じです。天気もよくいい季節で、綺麗な景色の中にいられることが嬉しくて、写真撮りまくり。歩きながら景色がどんどん変わっていくこと、木や花が風に揺れてること、鳥や動物を近くに感じられること、そういうことができるのは、本当に幸せなことなんだな~としみじみ。山は空気が綺麗で、テントでのんびりしている人、ハイキングを楽しむ人、トレイルランナーなど、出会う人たちみんな笑顔で穏やかで、コロナウイルスがなかった時のよう。午後からは、結構人が増えてきて、コロナウイルスのことが心配になりましたが。。。

山には、カラスに似て真っ黒でくちばしだけ黄色い『CHOCARD:ショッカー』(日本語名はキバシガラス)が、たくさんいました。ショッカーは、一羽でトコトコ歩いているとかわいい感じですが、群れで飛んでいると、速さと黒さ、鳴き声に圧倒されます!
写真は撮り忘れましたが、ショッカーの様子がよく分かる映像見つけましたので、ぜひ見てみてください~。

– video1 LE CHANT DU CHOCARD A BEC JAUNE CHARTREUSE  (歩いてるショッカー。かわいい!)
– video2 chocards bec jaune chartreuse  (飛んでるショッカー。群れで飛ぶ様子は圧巻。)

ショッカーって名前を聞いたとき、思わず仮面ライダーのショッカーを思い出たけど、この鳥と何か関係があるのかな?

こちらはお花の写真!Bleuet-des-montagnesの花びらは、青くてとても綺麗。形も繊細で素敵~。

ちなみに、今回は登り口のFontanil Cornillonまでは自転車をキコキコこいで行きました。自転車を盗まれて、もう買う気がなくなってしまったので、とりあえず今はレンタルです!黄色くてなかなかかわいい子です。

黒部の山賊

友人から薦めてもらって、伊藤正一さんの「黒部の山賊」という本を読みました。山賊たちがたくましくてかっこよくて面白くて一気に読み!本に載っている小さな地図と照らし合わせながら読んでいたら、山に行きたくなった!山では、オーイと呼ばれても、オーイって返事しないようにしないと!

 

今年のレース

今年のレース、ようやく考えました。気持ちよく走れるように、ちゃんと練習せねば!
– 3 /29 : Marathon de Montpelier(Marathon / Road)
– 4/5    : Grenoble – Vizille  (Semi – marathon / Road)
– 5/10  : Marathon Genève(Marathon / Road)
– 5 / 30 – 31: Maxi Race (119km, /7200mD+  / Trail)
– 6/28  : Grand Duc           (80km, /5000mD+  / Trail)
– 8/21-22 : L’échappée Belle (149km 11400m D+  / Trail)

Rencontres Ciné Montagne

先週(11/5-11/9)はGrenoble Palais des Sports でRencontres Ciné Montagne という山の映画祭がありました。私は最終日の土曜日(11/9)に見にいってきました。広い会場は満員で、すごい熱気でした!

会場で:
会場に入ってうろうろしながら、ふと前をみるとトレイルランナーのFrançois D’Haeneがすぐ近く(半径1メートル以内ぐらい)にいました。落ち着いたオーラで、とっても大きかった!同じ空気を共有でき満足!
このイベントの司会は、ジャーナリストのThibault Leducとトレイルランナー/スカイランナーのHillary Gerardiでした。アメリカ人の彼女はグルノーブルに住んでいたことがあり、今はシャモニーに住んでいるそうです。ハキハキしゃべってとても感じが良かったです。動画を見たら、走りもすごい!

シルヴァン・テッソンという人:
会場には、スポンサーのブースや、山や旅に関する本や写真のコーナーなど色々あったので、映画が始まる前にあたりをブラブラ。友人がシルヴァン・テッソン(Sylvain Tesson)という作家のことを教えてくれて、面白そうだったので、彼の本を1冊買ってみました。シルヴァン・テッソンは、地理学者で冒険家で作家の彼は、フランスではとても人気だそうです。全然知らなかった~。

ヒマラヤ(ブータンからタジキスタンまで5000km)を5か月かけて旅したり、極寒のシベリアで6か月間も1人で暮らしたりと、やることがすごいです。彼はパリ生まれで、ノートルダムにもよくよじ登っていたそうです。(高いところは景色が綺麗なので、高いところが大好きだそう。)
色々な本があって迷いましたが、彼の本を1冊買ってみました。

「Sur les chemins noirs」(直訳すると、「黒い道で」)というこの本は、シルヴァン・テッソンが2015年の夏から秋にかけてフランスを徒歩で縦断した時のお話です。世界中を旅している彼ですが、転落事故のあと動けなくなり病院で過ごします。リハビリのために病院の中を歩くようにお医者さんに言われましたが、それなら自然の中を歩いた方がいい!フランスを徒歩で縦断しよう!と思いつき、あえて都市化されてないない誰も行かないような村や、草が生い茂っているような荒れ地を通るルートを選んで歩いたとのこと。考えることがすごい!まだ読み始めたばかりですが、ゆっくり読み進めたいと思います!
シルヴァン・テッソンの動画をみつけました。怖くてちょっと近寄りがたいおじさんです。

映画:
この日上映されたのは、トレイル、山スキー、登山、パラグライダー、ハイラインなど色んなジャンルの6つの映画。映画の詳細はこちら。(仏語です。)

  1. L’Echappée Belle」:ウルトラトレイル(Belledonne avec François D’Haene)
  2. Un Printemps suspendu」:山スキー(マッターホルン、モンブラン、アイガー)
  3. Fly the Alps」:登山とパラグライダー(スロベニアからモナコまで7つの国を横断)
  4. CHANGABANG – Les miroirs d’une répétition」:山岳部隊のヒマラヤ登山訓練
  5. Red Lake party」:ハイライン/スラックラインとバンジージャンプ(クロアチアのRed Lake)
  6. Mbuzi Dume」:片足(松葉づえ)でキリマンジャロ登頂

上映前には、会場の天井から、山岳救助隊の人が降りてきて、怪我した少年を助けるというパフォーマンスもありました。それから、山岳救助隊の人の話があって、「山はワクワクする冒険のフィールドだけど、同時に危険な場所です。死がとても近くにあります。亡くなった方のことを祈りましょう。」と、会場にいるみんなで起立して山で亡くなった方を思って祈りをささげる時間がありました。映画の上映前に、こういう時間をとるのは、とてもいいなぁ。

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Grande Sure

日曜日にGrande Sureに行ってきました。Grande Sureは見通しがよくて気持ちよく、水場も結構あってシャルトルーズの山が一望できるから好き。上の方は風が強くてちょっと寒かった。朝起きられず、遅めのスタートでしたが、なんとか日暮れ前に帰って来れた。リフレッシュできてよかった!

『Jean-Marc Rochette – Artiste au sommet – 』

Musée de l’Ancien Évêchéという美術館でやっている『Jean-Marc Rochette – Artiste au sommet – 』という展示を見に行ってきました。Jean-Marc Rochetteは、山が好きで、もともと山のガイドを目指していましたが、山での事故にあってからBD(まんが)のアーティストになって、今ではBD(まんが)の他、絵、彫刻、イラストなど様々な作品を発表しています。今回の展示会では、主に彼の自伝的なまんが『Ailefroide, altitude 3954』や最新作の『Le loup(オオカミ)』を中心に見ることができました。

全然知らなかったんですが、幸いにも、今日は彼が美術館で自らガイドをしてくれる日だったようで、本人から直々に作品の説明を聞くことができました。展示が気に入ったので、『Le loup』というBDを買って、サインしてもらいました。

名前を聞かれたので、「さえ」と言ったんですが、が「ふぁえ」に聞こえたのか、最初「S」じゃなくて「F」と書かれてしまいましたが、Sだと言ったらあわてて書き直してくれました(笑)。そして、素敵なオオカミの絵まで描いてくれました!
最初は、あんまり目をあわせてくれませんでしたが、山の友達からあなたの評判を聞いてました。今日は直々に作品についてのお話を聞けてとても嬉しいです!」と言ったら、じーっとこっちを見てくれました。
かっこいいおじさんでした!

cf.
– ビデオ:“Le Loup”, le nouvel album de Jean-Marc Rochette (美術館の展示の様子や、彼のインタビューなどが見られます。ダンディです。)

友人に会いに、スイス、ツェルマットへ

友人に会いに、スイス、ツェルマットに行ってきました。ジュネーブから電車でVisp経由でツェルマットまで3時間ぐらいでした。ツェルマットに近づくにつれて、景色がどんどん雄大になっていきました。山あいに建つの家の屋根は、グレーの平たい石をしきつめて瓦のような感じになってて独特で素敵でした!

ツェルマットは、ガソリン車の乗り入れが禁止されているので空気が綺麗で、町も入念にお手入れされている感じで(芝生か綺麗で、バルコニー赤いゼラニウムが咲きほこってて美しい!)、馬車にのって駅からホテルまで移動するご婦人方もいて、セレブ感がありました。公園には、いい感じのカーブのついた木のベンチが置いてあって、そこに寝っ転がってのんびりマッターホルンを眺めることができました。なんという贅沢。

ツェルマットでは、友人のアパートにおじゃましました。アパートの窓の外はすぐ山で、ハイキングする人が間近にみツェルマットの周辺は気持ちのいいトレイルだらけで、ツェルマットに住んだら、毎日が夢のようだな。でも物価が高い。。。
2日目(9/2)は、ZermattからEdelweiss小屋Triftロッジを通って、ぐるっとZermattまで戻ってきました。霧と雲で見通しが悪かったですが、空気が澄んでいて気持ちよく、マーモットやシャモアにも会えて満足。

3日目(9/3)の午前中は、登山電車にのって標高にあるゴルナグラート展望台に行き、そこからツェルマットの町まで、のんびりと下りました。マッターホルン、モンテローザの他、今まで見たことないような雄大な景色だらけで、電車でこんなところまで来れるんだー。楽してのぼるのも、なかなかいいな♪高いところでも、こんな風に電車を使えばいくらでも楽に来れるし、逆に近所の低い山でも、あんまり人が通ってないような道を選ぶと、結構冒険だったりする。要は何がしたいか、選ぶ道の問題かな。

展望台近くの展示スペースでは『Matterhorn Ladies 』が開催されていて、マッターホルンにまつわる女性たちの展示を見ることができました。女性で初めてマッターホルンにのぼったイギリス人のLucy Walkerさん、日本人の今井道子さん(女性として世界初の欧州三大北壁完登者[アイガー、グランドジョラス、マッターホルン])の展示もありました!なんでも最初にやる人はすごいなぁ。

私は観光気分でツェルマットを満喫しましたが、友人たちその後ツェルマットから、グレヘンという町に移動していました。UTMR / Ultra Tour Monte Rosa というとんでもないトレイルレースに参加するためです。すごいなぁ。ところがなんと、9月5日に開催されたこのレース、悪天候のため途中で中止になってしまったそう。山のレースでは、こういうこともあるけど残念無念。。。(2019/09/01,02,03)

cf.
山を愛し、山に愛されたスーパー女医・今井道子

シャモニーでUTMB観戦

日本から来た友人と一緒にシャモニーに行ってUTMBを観戦してきました。
シャモニーはすごい熱気で、人がいっぱいで、やっぱりUTMBは他のレースとは違うなぁ、と実感。スタートを見た後は、バスで移動したり、徒歩でコースを逆走したりして選手たちを追いかけました。会場では、思いがけず、昔の友人たちにも再会できてよかった。私がトレイルランニングを始めるきっかけになった鏑木さんを間近で見て応援することもできました。

シャモニーでは、Les Arollesキャンプ場に泊まりましたが、町に近いし、モンブランも綺麗に見えて、受付の人も感じがよくて良かった。今度シャモニーに来るときも、また使おーっと。
(2019/08/30, 31)

cf.
Camping / Les Arolles

lac Crozet、lac Merlat、Le Grand Colon

日本から友人が遊びに来たので、Belledonne山脈のLe Grand Colonに一緒にのぼってきました。湖で泳ぎたい!という希望だったので、Freydièreの駐車場から、 lac Crozet、lac Merlat、Le Grand Colonというコースにしました。Freydièreは、車だとグルノーブルから30分ぐらいでサクッと行ける場所ですが、いい時間帯のバスがなかったので、自転車で行くことにしました。(工事中で通行止めで通れない道があり、迂回路をとおったら、25キロ1000mD+で、ママチャリで全然進まないのでかれこれ3時間ぐらいかかってしまい、この時点で2人とも結構ヘトヘト。。。)

Lac Crozetという湖を経由して(ここで泳いでから)、山小屋(Refuge de la Pra), lac Merlatという2つ目の湖を通ってLe Grand Colonに行きました。春先に来たときとは、雪が残ってましたが、雪が全部とけてて景色が違ってびっくり。帰り道、Le Grand Colonからの下りは霧が出てきて、道が分かりにくく無事帰れるのか不安になりましたが、地図とスマホと前に来た時の記憶をたよりに、2人で協力してなんとか下山。長い1日でしたー。
(2019/08/29)

cf.
Sandrine Berangerさんのblog に、このルートと綺麗な写真がのってました↓
[Mon carnet de courses]: Le Grand Colon (2394m), par le lac Merlat et le lac Crozet

 

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode 6]

  • 7/19 レース当日 :  (InclesI~ordinoまで : 170km)

inclesまで来ると、あぁ、次は12個目のエイド、その次は13個目のエイドそしてゴールだぁ!と先のことが見えてきた。さっきまでは、次のエイド次のエイド、としか考えていなかったけど、急にゴールがチラついてきた。それでなんだか気持ちが浮ついたのか、2日目の夜だからなのか、急に眠気が襲ってきた。体がふらふら、ふわふわとして、気付くとよろけていて、道を踏み外して落ちそうになる。しかも、コースのマーキングがよくみえない。このレースでは、4月に出たマデイラ島のレース(MUIT)のホテルで会ったVincentという男性に偶然再会して、コース中でも何度か一緒になった。トレイルの世界は狭いなぁ。ここでも、彼と一緒になったけど、あまりにも私が遅いので、先に行ってもらった。私はマーキングを探すふりをして…休む。。。いやいや、ちゃんとマーキングを探さないと!と思うけど、意識がもうろうとして、ふと気付くと休んでる私。。。遅っ。遅すぎるでしょ!自分でも全然進んでいないのがよくわかった。さらに、食べ物をあまり食べていなかったからか、口の中がすっぱい感じで気持ち悪くなってきた。吐きそうなのかな。。。そのうち、本当にふわふわ、ふらふらする感覚が尋常じゃない感じになってきた。やばい、たおれそう。小さめのジェルを少しだけ食べて、少し立ち止まって体が落ち着くのを待ってみた。本当、この区間は魔の時間。。。

もうすぐ夜が明けてきそうな4:45、12個目のエイドComs de Janに到着。(150km, 86位)。エイドで人に会うと本当にうれしい。暗闇の中1人でいると、心細いけど、エイドにつくとスタッフや他のランナーがいて本当に元気をもらえる。ここを出たら、あとは1つの登り(Collada_Mendes)を残すのみ。そう思ったら元気がでてきたので、先を急ぐ。こののぼりが、なかなか長く感じられたけど、なんとか到着。スタッフも、あとは下りだけだよー。と言ってくれた。

ここからは、最初のエイドだったSortenyに向かって下る。綺麗な景色が下まで見えて、あぁ、もう少し!という気持ちになった。脚にも元気が出てきたので、バトンを使いながら、リズム良く降りる。でも思いの他、この下りが長くて、きっともうすぐSortenyの山小屋が見えるはず、次の角をまがったらきっと見える、というのを5回ぐらい裏切られた。山小屋見えて!と思ったら、山小屋じゃなくて、先行のランナーが遠くに見えてるっていう。。。でもなんとか7:52にSortenyに到着。(158km, 86位)エイドで補給したり色々して、さて出発と思って時計を見たときは、8時少し前だった。ここからゴールのOrdinoまではあと12キロ。せめて50時間を切って、9時前にゴールしたかったけど、それは無理だななぁ、と思った。でも、今までの100マイルレースの時と違って、ヘロヘロにはなっていないし、脚もまだ動く!そう思って最後は走れるだけ走ろうと決めた。SortenyからOrdinoまでは、スタッフの人が言ったとおりで、本当になだらかで走りやすい下りが続いた。途中まで、誰ともすれ違わなかったけど、5,6キロすぎたあたりから、歩いている人や、ゆっくり走る人たちとすれ違った。ゴールまでに、たぶん10人以上は抜いたと思う。(でも、それは、違うカテゴリーのランナーだったみたいで、実際は順位はそれほど変わってなかった。)
Ordinoが近づくと、応援してくれる人も増えてきて、”Venga Venga” (Come on, comme on )と言ってくれた。子どもたちもずっと追いかけてきてくれるので、一瞬ちょっと歩こうかな、と思う軽いのぼりも、がんばって走れた。
そしてそして、やっとOrdinoの町の教会が見えてきた。あぁ、よかった!予定では、まだ暗いうちにゴールしたいなぁ、なんて思ってたけど、ゴールはすっかり明るくなった9時半すぎ。でも、無事にゴールラインを超えられて嬉しい!!!!!本当にいい旅だった!!!!!
応援したくれた人たち、途中で一緒に走ってプッシュしてくれたランナーたち、こんな素晴らしい大会を開催してくれたスタッフの人たちに感謝の気持ちがいっぱいです!

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode6 –
([incles] – (Cresta Cabana Sorda) – [Coms de Jan] – (Collada Meners) – [Sorteny] – [ordino] -: 170km)
上記は、コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画です。episode6は(第11エイドのinclesからゴールのOrdinoまで : 170km)のビデオです。

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode 5]

  • 7/19 レース当日 : 5 (Illa~Inclesまで : 143km)

8つ目のエイドIllaを出て、次のエイドPas de la Casaの前の下りでは、脚を痛そうにしてカクカクと歩いているランナーがいた。痛い脚をかばっているのが良くわかる。こういう風に脚に力が入ってしまうと、余計痛くなるし、疲れてしまうんだよなぁ、私もそういう風になる時あるよなぁ、と思いつつ、もう少しでBase de vieだから頑張ろうと言って、先に行かせてもらった。20:32に、ようやく2つ目のBase de vie、Pas de la Casaに到着。(130km, 93位)。ここで、日本人ランナーのサポートをしているらしき人が、私にも声をかけてきてくれた。女子なら結構いい順位だよ。3位ぐらいなんじゃない?と。正直前に5人ぐらいはいると思っていたので、びっくりした。彼は、テーブルでお湯をわかしながら、あらゆる種類のカップ麺などを並べてスタンバイしていた。そして、私にも「よかったらお味噌汁どうぞ。」と言って、お味噌汁をくれた。固形物が全然食べられなくなっていた頃だったので、とってもありがたかった!何をかくそう、私はお味噌汁が大好き。味噌ラーです。やっぱり日本人だから大豆を食べると体が喜ぶのでしょうか。レースの時に限らず、普段も色々な具を入れて、お味噌汁飲みまくっております。

Base de vieを出てから、少し下ると、またのぼり。コースマーキングがよく分からなくて、道があるんだかないんだかよく分からない藪みたなのがずっと続いた。まさかこんなのはずっと続くわけないよな、すぐ分かりやすい登山道になるんだろう、と思っていたのに、道なき道の藪みたいなのがずっと続いた。後ろからランナーが来たので、よかった一緒に行こう、と思ったら、何だかとても良いペースの男性2人組で、あっという間についていけなくなり、みるみるうちにひきはなされてしまった。すぐにずっと前の方に行ってしまったけど、彼らも一生懸命道を探しているようで、時折ライトで左右をぐるっと照らしてキョロキョロしているのが分かった。とにかく、次は11個目のエイド。それだけを思って先を急いだ。坂をのぼりきってPas de les Vaquesに着くと、スタッフが待っていてくれた。どこから来たの?日本?など少し話したら、元気になった。Inclès までの下りは、最初は早歩きだったけど、だんだんとリズムが出てきたので、後半はサササササッと結構走った。真夜中すぎの11個目のエイドInclès到着。(143km, 85位)。

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode5 –
([illa] – (Coll Vallcivera) – (Coll Isard) – [Pas de la Casa] -(Pas de les Vaques) – [incles] -: 143km)
上記は、コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画です。episode5は(第9エイドのillaから第11エイドのinclesまで : 143km)のビデオです。

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode 4]

  • 7/19 レース当日 : 4 (Coma Bella~Illaまで : 117km)

夜の間は、気持ちが落ち込んでいたけど、朝になって明るくなってくると、元気が出てきた。Pic Negreからは、稜線を進む気持ちのいい道が続いた。こういうところは走るべきなんだろうな、と思いつつ、ずっとは走り続けられなくて、基本的には早歩き。日が出てきて暑くなってきたので、ときどき沢で脚を冷やしたりしながら進んだ。

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode4 –
([Coma Bella] – (Pic Negre) – [Claror] -(Collada Maiana) – [illa] -: 117km)
上記は、コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画です。episode4は(第7エイドのComa Bellaから第9エイドのillaまで : 117km)のビデオです。

AUTV – Ronda dels cims - [レポート:episode 3]

  • 7/19 レース当日 : 3 (Botella~Coma Bellaまで : 87km)

Botellaを出てからは、ひたすら次のエイドであり、最初のBase de VieであるMarginedaを目指します。ふと空を見ると、赤みがかった満月が出ていました。何でこんなに赤いんだろう。夕焼けのような赤い月で神秘的でちょっとだけ怖かった。Botellaを出て、Bony de Pica(2405m)までのぼったあとは、Margineda (970m)、約1400mのひたすら長い下りです。くさり場などのある結構テクニカルな下りで、暗いしすごく神経が疲れました。。。ブリーフィングの時、スタッフの人が、Marginedaまでの下りは長いですよ~、ここで大勢のリタイヤ者がでるんです、と言っていたけど、本当にその理由がわかる気がした。ここで、時々一緒になる日本人ランナーとまた一緒になった。突然「ペース●●●、ただいまの時刻●●●」という人工的な日本語が後ろから聞こえてきたときは本当に恐ろしくて何事かと思ったけど、それは彼の時計の声だった。時計を見なくてもペースなどが分かるように、時計にしゃべらせているようでした。最初は、本当に怖かったけど彼の時計だと分かってからは、あ、そうなのか、そういうことね、と納得。納得できてもやっぱりちょっと怖かったけど。。。そんなこんなで、3:06になんとか最初のBase de Vie(Margineda:75km ,152位)に到着。Marginedaまでは、体力や脚を温存していくつもりでしたが、この下りで脚を結構つかってしまって、この先大丈夫なのかな、とちょっと不安になる。回りを見渡すと、ヘトヘトになって動けない人や、隅の方で仮眠いている人がいて、私もちょっと寝たいなーとチラっと思ったけど、足にクリームをぬったり靴下をかえたりしつつ、温かいスープを飲んだり元気になってきたので、よしっ!と次を目指します!

暗くてよく覚えていないけど、たぶんこの区間だったと思う。暗闇にいる牛たちがとっても怖かった。牛たちは、ふだんは静かに暮らしているんだろうけど、今日はランナーがたくさんいるので、興奮しているみたいで、急にドドドドドォーと集団である方向に暴走したり、集団でキッとこちらを見てきたり。ライトで照らすと、目がキラキラ光って、こちらを見る目がすごく怖かった。私の前後にほぼランナーがいなくて、独走状態だったので、なおさら怖かった。コースのマーキングもまばらなので、ライトでよく照らさないと道が分からないけど、それでも牛とあまり目が合わないようしたくて大変だった。なにかの拍子にいっせいにこちらに押しかけてくるんじゃないか、と本当に恐ろしく、早くこのパートが終わってくれないかな、と本気で思った。
そしてようやく夜が明けて、7:12にComa Bellaに到着。(87km, 99位)

この間、真っ暗なので、写真なし!

ビデオ:Parcours Ronda dels cims – episode3 –
([Botella]- (Bony de Pica)-[Margineda] -(Cortals Manyat) -[Coma Bella] : 87km)
上記は、コースのディレクターGérard Martinez さんが自ら走りながら、コースの紹介をしている動画です。episode3は(第5エイドのBotellaから第7エイドのComa Bellaまで : 87km)のビデオです。