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ドロミテ 1日目

Lavaredo Ultra Trail のコースを歩いてみようと思い、イタリアのドロミテに行ってきました。
前半は、ひとりできままに行動して、後半は、イタリア人の友人と合流して、一緒に山を歩いたり、ベニスを観光したりしました。
写真など、徐々にアップしていきたいと思います。

jour 1 (07/07/2018)
Cortina – (409) – P.so Posporcora – (408) – Pian de ra spines – (417) – S.Ubert – (201, 203) -Rif. Ospitale- P.so Son Forcia – P.so Tre Croci

8h (11h20 – 19h20)

Lac Robert


Les Alloves – Villeneuve – Uriage – Chamrousse – Lac Robert
2018_0630

アルペンローゼ


週末にのぼった山には、赤いきれいな花がたくさん咲いていました。
アルペンローゼという名の、ツツジ科の低木です。
雪解けの約15日後から咲いて、約1か月ほど咲き続けるようです。
日本のつつじに比べて、アルペンローゼの花はもっと小ぶりでかわいらしいです。

つつじといえば、小学生のころ、よく友達とつつじの花の蜜をすっていました。
ちなみに、有毒のつつじもあって、むやみに蜜をすうのは危険なようです。
蓮華躑躅(レンゲツツジ)は有毒で、牛たちもそれを知っていて食べないので、レンゲツツジの群生地になっている牧場も多いそうです。

では、ここで、つつじの句を2つご紹介。

牛放つ蓮華つつじの火の海へ 青柳志解樹

赤いつつじを火の海と言っているのがおもしろい!つつじは綺麗だけど食べたら毒だから、「火の海」って言葉は、美しさと恐ろしさを表しているのかなぁ?

おなじくツツジ科で、石楠花(しゃくなげ)の句です。

石楠花や朝の大気は高嶺より 渡辺水巴

山の朝のすがすがしい空気と綺麗な石楠花が目に浮かびます。

cf.
アルペンローゼ
レンゲツツジ
シャクナゲ

Le Grand Colon – Lac du Crozet

Domene – Le Grand Colon – Lac du Crozet
2018_0624

山の用語

ネットで山の用語を調べて、気になるものをまとめてみました。

  • 尖峰(せんぽう):山頂が尖っている山
  • 山頂:山の頂上、ピーク
  • 偽ピーク:本物の頂上の近くにあるまぎらわしいピーク
  • 尾根:谷と谷を分ける山の高み
  • 鞍部(コル):尾根(稜線)の一番低くなった部分、峠
  • 山峡(やまかい)両側を山に挟まれた狭い谷間、山と山の間の低くなっている所
  • 右岸、左岸:沢の岸の呼び方、右岸は、上流からみて右の岸。下流から登っているときは、向かって左が右岸。左岸は、上流からみて左の岸。下流から登っているときは、向かって右が左岸。
  • 稜線:尾根とほぼ同じ地形、特にピークとピークを結ぶ線を稜線という

以下のリンクから、山の用語のイラストが見られます。

cf.
山の用語

Sortie de samedi

Varces, chemin du périmetre, tremplin de St Nizier, Moucherotte, Pic Saint Michel, col de l’arc, Varces

 

Col de l’Arc


Varces – Col de l’Arc – St.Paul de Varces – Varces
0605_2018 avec Dominique, Nathalie, Marc

La Tour Percée


01/05/2018_Yann_Jean-Luc_Nicolas_Elena

きれいな木

岩陰に紫色のきれいな花が咲いていました。
一緒に山のぼりをしたイタリア人のエレナさんが、花の名前を教えてくれました。
「Fior di stecco」(フィオーリ ディ スティッコ)というそうです。
いい響き!
歩きながら何度も言ってみました。忘れないように!
フィオーリは、花、スティッコは棒・杖。
木の部分に直に花が咲くので、こういう名前になったとのこと。
フランス語名は、bois-joli 直訳すると、きれいな木。

雪と桜


Le Moucherotteにのぼってきました。街では桜も咲いて、春まっさかりですが、山の上のほうは、まだまだ雪がたくさん残っていました。一人でのぼっているときは、ちょっと弱気になりましたが、途中から他の人と一緒にのぼって安心でした。
春の雪はジャバシャバでシャーベットみたいです。ランニングシューズでも、スキーのようにちょっとだけ滑れます。
桜といえば、久しぶりに森山直太朗の『さくら』を聞きましたが、やっぱり名曲ですね!

『さくら』森山直太朗

エネルギーをたっぷりチャージ

今年の年末年始は、1年半ぶりに日本で過ごしました。
前半は、実家の群馬(高崎)を中心に、家族で伊香保温泉に行ったり、ニューイヤー駅伝を観戦したり、友人とハーフマラソンを走ったり、スノーボードをしたりしました。
後半は、東京(高円寺)のおばの家に滞在して、友人に会ったり、美術館に行ったり、走ったり!(皇居、井の頭公園、丹沢のトレイル、などなど)
お忙しい中、時間をとってくれたみなさまに感謝!
とっても濃い時間をすごして、エネルギーをたっぷりチャージできました!

今年もますます健康で楽しい年にしたいと思います!

雪の St.Eynard

St.Eynard から見たBelledonne山脈

今朝は、St.Eynardにのぼりました。
上のほうにいくと、少し雪が残っていました。
St.EynardからSappeyに抜ける道には、まだの人の足跡がついてませんでしたが、動物の足跡はついてました。
足跡の主は、たぶん、きつね!(肉球が5つの足跡だったので。)
同じ道でも、夏と冬では大分雰囲気が違っておもしろい。
cf.

植物のスケッチ


この前、ボージュ山脈をハイキングする時、小さなスケッチブックをもっていきました。
2日目、雨が降っていたとき、近くにあった気になる植物をかいてみました。
白くて綿のような部分は、鉛筆ではうまくかけなかったので、あとでスケッチの横にはろうと思って、ちょっとその部分を折って、ポケットに入れていました。帰ってきてからしばらくそのことを忘れていて、気づいて出してみたら、乾燥してぐちゃぐちゃになってしまいました。。。!
でも、記念に張ってみました。
何という名前の植物か知りたくて、調べてみましたが、よくわかりませんでした。
どなたかもし分かったら、教えてください。

ボージュ山脈をハイキング

Toussaint(諸聖人の日)の休暇を利用して、友人と3泊4日でボージュ山脈を歩いてきました。
ボージュ山脈は、グルノーブルから北東(シャンベリーやアルベールビルのある方面)へ行ったところにあります。初日は、お天気にも恵まれ、特に、Mont Trélod (2181m)からは、モンブランもよく見えて、とてもきれいでした。シャモアの群れにも何度も遭遇しました!
2日から3日目の朝にかけては、あいにくの天気でしたが、 Arcalod(2217m)にのぼりはじめたら、だんだん晴れ間も見えてきました。4日目の朝、Le Charbonの山小屋をのぼったところからみた朝日も最高でした。

ちなみに、この時期の山小屋には、管理人さんがいないので、食べ物は自分たちで全部かついでいきました。山小屋で食べようと思って、おもちのパックをもっていきましたが、結構重かったわりに、意外とおいしくなかったです。友人が持ってきてた、山用のドライフーズ(水を加えて作れる簡単なパック)のチョコレートムースは、とっても美味しかった!食べ物、大事ですね!

車での移動中、窓の外には、ぶどう畑が一面に広がっていました。
この地方では、 主に辛口の白ワインが作られていて、ヴァン・ド・サヴォワと呼ばれています。

また来たいなぁ!

————————————————————-
1日目: La Chappelle ~Mont Trélod (2181m)~ Le Rosayの山小屋 :
+ 1570m D+ et -1100m D- , 12km
2日目: Le Rosay ~ Bonverdanの山小屋 :
+ 1530 – 1530 , 16km
3日目: Bonverdan ~ Arcalod(2217m)~Pas de l’Ours~Le Charbonの山小屋 :
+1700m – 1635 17km
4日目:Le Charbon ~ La Chappelle :
+361 -1015 11km
————————————————————-

cf.
– Arcalod
– Trélod
-ヴァン・ド・サヴォワの気候・風土

神流マウンテン ラン&ウォーク を思い出しながら…

寝坊して、クラブのランニング練習会に間に合わなかったので、裏山をランニングしました。
まずは、いつものようにFort du Mûrier の方へ走り、Bois du Fournet を通り、そこからいつもと違うVilleneuveの方向へ走ってみました。
St.Martin d’Uriageの方まで行くと、向うの山にChêne de Venon (Venonの樫の木)が見えたので、あそこまで行ってみよう!と思い、行ってきました。
Chêne de Venonというのは、 Venonの丘に生えている樫の木で、大きくて立派なので、Arbre Remarquable de France(フランスの名木)にも選定されています。
休日は、こんな風にいきあたりばったりで色々とうろうろできるのが楽しい。
この時期の山は紅葉が綺麗で、落ち葉をふみながら走るのは楽しい。
2012年の秋に、 神流マウンテン ラン&ウォーク という、尊敬するトレイルランナー、鏑木毅さんがプロデュースする大会のロングクラス(40km)を走ったことを思い出しました。大好きな友人と一緒に参加して、ふかふかの落ち葉の中を走るのは気持ちよかったです。
初めて走ったロング(40km以上)でしたが、めでたく入賞できたこともあり、すごくうれしくて、それからますますトレイルランにはまって、どんどん長い距離を走るようになり、ウルトラトレイル大好きランナーになった、というわけです。
フランスに来てからは、ランナーの他に、山歩きの友人も増えて、町や山をうろうろしながら、いろんなコースを開拓する楽しさにもめざめました。

cf.
神流マウンテン ラン&ウォーク
以前、 Chêne de Venon に行った時の記事:“Chêne de Venon (Venonのナラの木)”との再会

Fort du Mûrier – Villeneuve – Chêne de Venon

Grésivaudan Xpress 第一回目


Grésivaudan Xpress* の第一回目に参加してきました。
今回の目指すのは、 Chamechaude という山の頂上で、参加者は、100名ぐらいでした。
DSA(Dophiné ski alpinisme)というスキーと登山のクラブが主催者というだけあり、
参加者には、山男っぽい人がたくさんいて、ポールの使い方がとても上手でした。
そんな中、私は、ポールを持ってきてなかったので、ポール無しで駆け上がりました!

頂上まで早く到達するために、整備された登山道以外も使っていいというルールなので、
みんな、思い思いに、なるべく直線に近いルートを選びます。
そして、タイム計測も各自で行います。
面白いイベントなので、集まる人たちも面白くて、楽しかったです!

cf.
Grésivaudan Xpress (グレジーボーダン・エクスプレス)

もうすぐ「L’Échappée Belle(レシャップ・ベル)」!

Mont Jalla から見た、今朝の Belledonne 山脈 (思いっきり逆光です…)

私の住んでいるフランス・グルノーブルの近くで、8月末に、 「L’Echappee Belle(レシャップ・ベル)」というトレイルランニングのレースが開催されます。
このレースの L’intégrale (144km) のカテゴリーに、 ひょんなことから、日本在住のフランス人ランナー、ラスタピさんと一緒にDuoで出走することになりました。

Duoで走るのは初めてなので、楽しみです!
ダイエットも成功している感じです。
応援よろしくお願いします!!!

cf.
日本のトレイルを愛するフランス人ランナー、ジェローム・ラスタピさんが、海外レースを共に走るパートナーを募集
L’échapée belle – ultra traversée de belledonne –

グライダーとナウシカ


Brié から Malbouchetの森の方へランニングしているときに、グライダーをとばしている親子に出会いました。
よく晴れた青い空に、黄色いグライダーがいい感じ!
ラジコンで操作しているけど、プロペラやモーターはなくて、風だけでとんでいるそう。エコだな。
見てるだけで、気持ちいい~!
Briéには、こういうグライダーの同好会があるみたいです。
フランスのジロンド県にあるピラ砂丘というところで、グライダーをとばしている動画もみつけました。
これも、見てるだけで気持ちいい!
ふと、風の谷のナウシカを思い出しました。
子どものころ、空を自由にとべて蟲たちとも会話できるナウシカに憧れてたなぁ。

cf.
ラジコングライダー ピラ砂丘で
1984 / 風の谷のナウシカ(予告編) / Nausicaa of The Valley of The Wind Trailer
Briéのグライダー同好会

ut4m (ultra tour des 4 massifs)

Grenoble で開催されているトレイルレース 、ut4mのボランティアをしました。
Ouvreur という役目で、先頭の選手に先回りして、コースを走り、案内標識(リボンや看板)が、きちんと分かりやすくなってるか点検します。
私たちは、3人のチームで、Saint-Nazaire-les-EymesからCol de FaÏta、Chamechaudeを通ってSappeyまで行きました。
途中、たくさんのボランティアに会いました。
先のボランティアの人たちの頑張りか、コース表示は、これでもかというぐらいに丁寧にされていて、ほとんど直すところはなかったですが、コースを走るのは楽しかったです。
Tシャツの他、ビーチサンダル、傘、メモ帳、缶バッチ、などなど色々もらえて、なんだか得した気分です。
こうやって、みんなで大会をもりあげるのは楽しい!

cf.
ut4m

近所の森


近所に、Bois du Fournet という森があります。
道案内もきちんと整備されていて、ランニングやハイキングにもってこいです。
ところどころに、La clé de champ (野原の秘密)という案内板もあって、豆知識やクイズが書いてあったりもします。
森を楽しみながら、お勉強もできちゃう、いいですねー。

La clé de champ (野原の秘密) の内容は、例えば、こんな感じ。

* * * 森の探検 * * *

動物をみつけるために~
この森では、動物のいろんな痕跡をみることができます。
木は、動物たちの隠れ家や逃げ場となります。
斜面をのぼると、動物の通った後や、糞、食べ残り(例えば、半分食べたヘーゼルナッツ、かじりかけの松ぼっくりなど。)が見えるでしょう。排泄物は糞のようですが、鵟(ノスリ)のような猛禽類(獰猛な鳥類)は、糞に似たペリット(毛や骨など、消化できないもの)を口から吐き出します。

* * *ゲーム * * *

動物の絵と足跡の絵をつなげてみよう

動物の鳴き声を聞いてみたい?
それなら、どこかいい場所を探して目をとじてみよう。音をたててはだめだよ。
そうしたら、鳥や動物の鳴き声が聞こえてくるよ。
コワ コワ, クー クー, トック トック

Bastille – Néron_2017_0814

Néron

l’Autre côté de vence からみた Néron

いつものランニングコースから、少し足を Néronという山の方まで行ってきました。
NéronはGrenobleからもよく見える、岩がちな、独特な形をした山です。
尾根伝いに歩きたいなと思っていましたが、森の中で迷いすぎてヘトヘトになり、
結局近くの村に降りてしまいました。。。
家に帰ってから、わかりやすい動画を発見。
行く前にちゃんと見てればよかったなぁ。

cf.
Video : Néronハイキング (尾根沿いに)

La-Tronche_St-Pierre-de-Chartreuse_2017_0812

reco_de_l’échappée_belle_2017_0806

Manival-Col de faïta-Dent de Crolles_2017_0805

Belledonne山脈

Lac du Cos depuis Col de Vache

週末に3日間、Belledonne山脈を歩いてきました。
今月末に、L’Échapée Belle* といトレイルのレースに出る予定なので、
どんなコースなのか、見てみたくて。

まずは、家から1時間ほどバスにのって、スキー場のあるchamrousseまで行って、そこから、レースのコースにそって歩きました。
嵐にあったり、 道に迷ったり 、山小屋にたどり着けなかったり、なかなか大変でした!

私はぼーっとしているとすぐに変な道に入ってしまう、地図を読むのが下手だということが判明。。。
リュックにも、寝袋やら食べ物やらたくさん入れていたので、重くて走れず、ほぼ歩きでした。

でも、新しい経験でした。
Belledonneには、素敵な湖や、峠がたくさん!
峠を越えたときに見える景色や山で飲む湧き水、好きだなぁ!

2日目のPas de la Coche からCol de vacheまでは、すごく長く感じました。
疲れておなかがすいていたとき 、2人組の女性がパンとソーセージをくれた時は、神様に出会ったかと思いました。
予定のコースかなり違う道を歩き、到着地も変わったので、 最終的には、 Allevardという村まで下ってそこからまたバスで帰宅しました。

充実の週末。

cf.
L’échapée belle (ultra traversée de Belledonne)

chamrousse-allevard_2017_0730-0801

St.Pierre de Chartreuse-Grand_Som_2017_0724

Briancon-Col_d’Izoard_2017_0718-20

St. Pierre de Chartreuse (サン・ピエール・ド・シャルトルーズ)

Grand Som (2026m) から見下ろした修道院( Grande Chartreuse)

St. Pierre de Chartreuse に行ってきました。
ここには、Grande Chartreuse という有名な修道院があります。
ハイキングやトレイルランニングの気持ちよいコースもたくさんあります。
トレイルランニングのメーカー、 Raidlightの事務所・ トレイルランニングステーションあり、
ここを起点に、いろんなコースを走れます。着替えやシャワーもできます。

cf.
St. Pierre de Chartreuse
Grande Chartreuse
Raidlight (Station de Trail)