投稿者「sae」のアーカイブ

最近見た鳥

朝、公園をジョギング中に、芝生の上を見慣れない鳥が歩いているのを見つけました。
尾が白と黒の縞々で、頭はオレンジ色で王冠のような形。これは珍しい鳥に違いない!とあわててカメラを向けるも、すぐに飛んでいってしまった。アフリカから来るHuppe fasciée (ヤツガシラ)という渡り鳥で、とってもレアな鳥らしいです。友人は、今までで一度だけしか見たことがないそう!鮮やかな色と派手な形はいかにも暑いところの鳥っぽい!

川沿いを散歩中にゆーらゆーらと優雅に飛ぶ大きな鳥がいました。ゆったり悠々と飛んでいるのに見とれて上を見て歩いていたら、相当曲がって歩いていたようで、向いから歩いてきた人に笑われてしまった。。。Milan noir という鳥で、トビの一種だそう。Milan(トビ)、Faucon (ハヤブサ)、buse (ノスリ)は似ていて判別が難しいけど、Milan noir の特徴は、濃い茶色の体と、三角の尾。同じMilanでも、Milan royalは、 尾に深い切り込みがはいっています。

早朝の川沿いにMartinet noir がたくさんいて驚きました。超高速で飛んで、ピーピーと鋭い音の鳴き声!スーっと飛んだと思ったらクイッと方向をかえて、またスーッと超高速で飛んでいく。スピード感がたまりません!かっこいい!Martinet(アマツバメ)とHirondelle(ツバメ)は見分けるのが難しいけど、アマツバメの方が、尾の切れ込みが浅いです。

その他、最近見た鳥の写真です。

写真

cf.
Geai des chênes
Huppe fasciée
Martinet noir
Merle noir
Milan noir
Milan noir の見分け方
Moineau domestique
Penson des arbres
Rougequeue noir
Tourterelle turque

Rochers de chalves

パリ祭の日(14 juillet)は、Rochers de chalves まで行ってきました。

Grenoble – Fontanil Cornillon (自転車)
Fontanil Cornillon – Mont St.Martin – Rochers de Chalves – Col de Huitères – Charminelle – Abri Forestier de la Roize – Mont St.Martin – Fontanil Cornillon

いつもはだいたい朝8時ぐらいに開始することが多いですが、今回は夜明け前の月の写真を撮りたかったから3時半ごろに家を出て朝4時ぐらいからのぼりはじめました。夜が明け始めてから明るくなるまでの時間が意外と早くてあれよあれよと明るくなってしまって月の光がどんどん弱くなるし、三脚がなかったのでブレブレだし、山も空も月も岩も花も全部綺麗なので全部入れたいー!と思ってよくばったら何が撮りたいのかよく分からない写真になってしまいました。。。写真は奥が深いです。もっと精進したいと思います!少しだけですが、今回撮った月の写真はこんな感じです。

早めに開始したおかげで人には全然会いませんでしたが、動物はたくさん会えました。崖のところにいる2匹はmouflon(ムフロン)。静かにずーっとこっちを見てました。岩穴から顔を出しているのは、marmotte(マーモット)。カメラを向けたら、すぐにどこかへ行ってしまいました。その他、シャモアの群れにも会いました。

鳥もたくさんいました。特にPrairie de Varareyという開けた草原を通る時、鳥がたくさん飛んでました。Chocard(ショッカー)、Rougequeue noir (ルージュクーノワール)の他、小さくでおなかが白い鳥がたくさん。チューイ、チューイという鳴き声と白っぽいおなかから判断すると、たぶんPouiilot Fitis (プイヨ・フィティ)だと思う。

森の中では、小枝にとまって休んでいるRougegorge(ルージュゴルジュ) を至近距離で見ることができました。一瞬目が合った!顔から首にかけてのオレンジ色がとっても綺麗で、小さくて丸っこい形が本当にかわいい!!

朝早く始めたので、色々と楽しんで暑さがひどくなる前、お昼ごろには家に帰って来れました。
早起きは良い!

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ブレイディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

イギリス在住のブレイディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』という本を読みました。多様性が大事大事と言われているけど、本当に異文化・多文化の理解ってできるのかなぁ、理解の壁になるのは何だろう、、、という疑問があって色々探していたときに見つけた本です。

格差、人種差別、貧困などの問題が、彼女と中学生の息子との会話を通じて、具体的なエピソードとして書かれていて面白く読みやすかったです。個人的には、水泳大会のエピソードが気に入りました。日本人とイギリス人のハーフである中学生の息子は、仙人ですか!と思うような深い発言をするのでびっくりです。外国で様々な問題を肌で感じて葛藤しながら育つと、こんなに大人びた子どもになるんでしょうか。。。子どもを侮るなかれ、だな!


本の中にでてきた「エンパシー」という言葉は初めて知りましたが、イギリスの学校では「シティズンシップエデュケーション」の導入が義務づけられていて、こういうことを学校で習うんだそう。「シンパシー」と似てるけど違う「エンパシー」という言葉。意味は「他人の靴を履いてみること」、つまり「自分と違う理念や信念を持つ人や、別にかわいそうだと思えない立場の人々が何を考えているのかを想像する力」とのこと。頭で分かってはいてもなかなか難しいことだからこそ、学校でもこういう教育に力をいれてるんだろうなー、と思いました。

月の写真と渡辺篤さん

最近、月の写真を撮るのに夢中になっています。空の色の変化、月の出、日の出の方角・時間などにも敏感になり日々の生活に潤いがでてきました。
そもそものきっかけは、NHK NEWS WEBの特集「新型コロナでひきこもりは、今」という記事で紹介されていた『同じ月を見た日』という企画を見たからなんです。ひきこもり経験のある現代美術家の渡辺篤さんによるプロジェクトで、孤立を感じる人たちが月の写真でつながって、他者に思いをはせることができるというもの。ロマンチック~!

特集記事に掲載されていたズラッと並んだ月の写真を見て、私も参加したい!と早速参加表明の連絡をしてみたわけです。が、ふと冷静になって考えてみたら、私はひきこもりではないし、外出制限が緩和されてからは、以前よりも大分自由に外に出たり人と会ったりできるようになって、以前ほど「孤立」していない状況だったし、そんな私がこの企画に参加してもいいのかな、、、と迷いがでてきました。でも、渡辺さんが企画の意図について詳しく優しく説明してくれたので、今も継続して参加しています。こんな風に月が見えるんだ~!自分の撮った写真と似てるな~などと参加者の撮った月の写真を鑑賞したり、色々な複雑な事情をかかえる人たちとも交流して色々な考えを知ったりができるのは面白いです。何より、渡辺篤さんご自身が、信念を持ったとても面白い人なんです!!私がひきこもりについて抱いていた先入観はこっぱみじんに打ち砕かれました。

渡辺篤さんは、今、横浜市中区にあるBankART SILK(バンカートシルク)『修復のモニュメント』という個展を開催されています。
会期は7月26日(日)までとのこと。興味のある方は、ぜひ行ってみてください!

cf.
NHK NEWS WEBの特集「新型コロナでひきこもりは、今」
「修復のモニュメント」/ アイムヒア プロジェクト|渡辺 篤
BankART SILK(バンカートシルク)

Eric Alibert さんの『 Calligraphies alpines 』

Musée de l’ancien évêchéでやっているEric Alibert さんの『 Calligraphies alpines 』を見に行ってきました。

Eric Alibert さんはフランス生まれスイス在住のアーティストで、主に自然や動物をテーマに作品を作っています。彼は最近、私の住んでいる地域にある山(シャルトルーズ:Chartreuse、ヴェルコール:Vercorsなど)を歩きまわっていたようで、作品の中には私も歩いたことのある場所や見たことのある動物や鳥が沢山で嬉しくなりました!シャムショード(chamechaude)や、シャモア(chamois)ブレロー(blaireau)トログロディット・ミニョン(Troglodyte mignon)ピ(pie)などなど!

動物や鳥を観察する時に使うスコープ(単眼鏡)も展示してありました。KOWAのです。大きいっ!そして値段を見てびっくり。た、高いっ。。。こういうの持ってたら、山歩きが楽しいだろうなぁ。

今回の展示は主に墨の作品でしたが、彼のサイトを見たら、墨の絵の他にも水彩や油彩、彫刻などの作品もありました。入場は無料で、展示は11月15日までのようです。その他、この展示に関連したいろいろなイベントもあるようなので、興味のある方はぜひ行ってみてくださいー。(マスク必須)

Dent de Crolles(ダン・ド・クロル)

日曜日に、Dent de Crolles(ダン・ド・クロル)にのぼってきました。

Grenoble – Sentiers du St. Eynard (自転車)
Sentiers du St. Eynardl – Manival – Col du Baure – Col du Coq – Col des Ayes – Dent de Crolles  (往復)

山道を歩いていると花についての看板がたっていました。それによるとフランスはorchidée(蘭)の種類が豊富で、色や形にもたくさんのバリエーションがあるそう。で、この山域でも30種類以上orchidée(蘭)が見られるんだそう。


歩いたり小走りしたりしながら気になる花の写真をパシャパシャ撮って、家に帰ってから調べてみました。


薄紫色の綺麗なorchidée(蘭)は、たぶんOrchis moucheronだと思う。Bleuet des montagnes は、濃い青がとても綺麗でした!Dent de Crolles 頂上近くには、ピンクと黄色のマーガレットみたいなかわいい花がたくさん咲いていました。Aster des Alpesという花らしい。


Rougequeue noir もいました。この鳥は町でもよく見ますが、山にいるのは町のより体がひきしまってかっこいい気がしました。気のせい??いろんな方向へどんどん飛んでいってしまうので、カメラで追いきれませんでしたが、岩にとまっているところを運よく撮れました。この鳥はしっぽが赤っぽいオレンジでそこが魅力なんですが、岩に隠れてしっぽは見えません。。。

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アイスランドとフランスとウクライナの映画『たちあがる女』(原題:Kona fer í stríð )

『たちあがる女』(原題:Kona fer í stríð )という映画をみました。アイスランド人のベネディクト・エルリングソン(Benedikt Erlingsson)監督によるアイスランドとフランスとウクライナの合作で、2018 年に公開された映画です。

主人公の女性ハットラは聖歌隊の講師。一見おだやかそうな女性ですが、実は警察から追われる身で、アイスランド中を逃げて逃げて逃げまくっています。というのも、地元のアイスランドの美しい景色が失わていくことや環境破壊に抵抗するため、彼女は大企業の送電線を次々に破壊しているから。とにかく、この映画は映像と音楽が最高!画面に映るアイスランドの景色がとてもきれいで、音楽も絶妙なタイミングで映像と合うところで挿入されていて面白く、内容が多少分からなくても、楽しくて大満足でした!!ハットラの弓矢、エメラルドグリーンの車、送電線にビリビリ電気が流れて光るところ、靄のかかったアイスランドの風景、雨でびしょびしょのホテル、バスなどは特に印象に残りました。いつかアイスランドの大自然の中を歩いてみたいなー。

cf.
ARTE 『Woman at war』(フランス語字幕版なら7月21日まではARTEで見られるので、興味のある方はぜひ見てみてください~。)
『たちあがる女』日本語版の予告編 (これだけでも、映画の雰囲気がよく分かります。)

久しぶりのベルドンヌ

先週末は、久しぶりにベルドンヌに行ってきました。
今回は、こんな感じでした。

土曜(自転車 Grenoble ~ lac de Freydières)lac de Freydières ~ lac du Crozet
日曜 lac du Crozet ~ Col du loup ~ Refuge Jean collet ~ lac Blanc ~ Col de pre long~ lac de Freydières

普段は、lac du Crozet は通るだけであまり長居はしないんですが、今回はテントをはって星や月を見ながらのんびりしました。夏だからそんなに寒くないだろうと油断して、うすいジャケットしか持っていなかったのでかなり寒かった!

次の日は、いつものRefuge de la Pra の方面には行かずに、Refuge Jean colletの方へ直接行ってみました。Col du loup のあたりから、雪もかなり残っていて硬くてつるつると滑って怖かった。途中で一緒になったおじさんが「いいよ、先に行って。後ろから見てるから。」と言ってくれたのでちょっとほっとして、おじさんに見守られながら恐る恐るゆっくりと進んだ。少し滑るくらいならいいけど、転んで滑って止まらなくなって岩にぶち当たることを想像すると本当に怖い。次回は忘れずに軽アイゼンを持ってこよう。雪渓はあるものの、この時期お花もたくさん咲いていました。どれも綺麗だけどRaiponce_orbiculaireは、小さくて繊細な感じで色も形も特に好きだな~。

帰り道、Col de pre longをすぎたあたりで車道をダラダラ歩いていたら、後ろからきた車に声をかけられた。誰かな?と思ったら、山で一緒になったカップルで、 lac de Freydièresまで行くつもりだと行ったら、じゃあ一緒に行こう、と乗せてくれた。ラッキー!車の中で、日本についての話になって、日本語の数字は123(いち、に、さん)て言うんだけど、「さん」は、フランス語の5(サンク)と発音が似てるんですよー。私の友達は、フランスに旅行に来たとき「5番目の駅でおりてね!」とフランス語で言われて、日本語の3と間違えて大変だったよー。という話をしたらウケてました。

cf.
今回見た花
Anémone de printemps
Chardon des champs
Geranium des pres
Lis martagon
Raiponce orbiculaire
Rhododendron ferrugineum
Rose des alpes

斎藤道雄さんの本『手話を生きる』

斎藤道雄さんの『手話を生きる』という本を読みました。最近、ろうの人と知り合う機会があって何となく気になっているテーマだったので読んでみたのですが、知らないこと、誤解していたことばかりで衝撃の内容でした。

ろう者に対しては、聞こえないというハンディのある可哀そうな人、というイメージを持っていましたが、本の冒頭でいきなりそのイメージを一気に崩されました。ろう者同士は手話によって豊かなコミュニケーションができていて、自分たちのコミュニケーション方法に自信を持っているので、あえて聞こえるようになりたくはない、というのです。ろう者が、聴者(聞こえる人)と同じような方法でコミュニケーションできることを目指す、というのは、聴者の考え・希望であって、ろう者の思いとは一致していないというのは驚きでした。

『手話を生きる』斎藤道雄

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鳥を通じて

通りを歩きながら建物の屋根にいる鳥の写真を撮っていたら、「鳥好きなの?」「ほら、窓のところにも、もう一羽いるよ。こっちは雄であっちは雌だよ。」と親切なおじさんが教えてくれた。こういう何気ない交流がとても嬉しい。ちなみにこの鳥は、高いところが好きなRougequeue noir(ルージュクーノワール)。チチチチチという鳴き声の他、紙をまるめる時にするカサカサカサという音に似た不思議な声で鳴いたりもします。

月の本や音楽

最近、月の写真を撮りはじめました。月の動きや満ち欠けについては、昔理科の授業で習ったはずだけどすっかり忘れていた。写真を撮り始めてから、月の出る時間や方角、月の形を気にするようになったら色々と不思議なことがあって面白い。知れば知るほど奥が深いなぁ。月に関する本や映画、音楽も気になりだしていろいろと漁っています。森絵都さんの「みかづき」という本は、教育とか格差とか、最近個人的に気になっていることとテーマがかぶってたし、森絵都さんの文章のうまさや登場人物たちの描写の面白さに引き込まれて、一気に読んでしまった。

あとは、寺尾紗穂さんの「楕円の夢」。彼女の声にはとても癒されます。
cf. 視聴

今年のL’échapée belle(レシャペベル)

先週末、トレイルのレース(L’échapée belle / レシャペベル)の開催の有無についての発表がありました。同時期に開催される大規模なトレイルレースのUTMBの中止も決まっていたし、残念だけど今年はきっとこのレースも中止なんだろうなと予想していたけれど、予想に反して8月末のレース開催を維持するとのことでした。(8月8日までに、国からの許可が下りなければ最終的には中止を余儀なくされるとのことですが。)

先の読めないこの状況の中、参加しようかやめようか、そもそも参加するとしても、体力が落ちたこの状態で、レースを最後まで走り切れるのか??参加することで、ウイルスを拡大させてしまったり、自分が感染したりする危険性はないのか。私の住む地域で開催されるレース、山好きの人たちに支えられているこのレースに参加することで何かの力になれるのか? たくさんの迷いがありますが、今のところ参加辞退はしていません。

友達と散歩

土曜は、ひさびさに友達と再会して、近くの山まで散歩に行きました。木の下にゴロンと寝転がっておしゃべりしていたら、話すつもりのなかったことまでペラペラペラペラ。zoomなどを使えばオンラインでも話せるけど、実際に会うのはやっぱりいいなぁ。自宅でパソコンやスマホの前でじっとしている時より、一緒に歩きながらとか、寝っ転がりながらだと、自然と楽しい話が多くなる。


こうしていると、もうコロナウイルスはどこか遠くへ行ってしまったように感じるし、町にも人や車が戻ってきて、お店もどんどん再開しているけど、3月17日以降ずっと大学は閉鎖されたままだし、9月に新学期に再開できるのかどうかもまだ不確定だし、私は相変わらずテレワークを続けている。それに世界の感染者は増えている。このギャップにとても違和感を感じて現実味がない。

半月

昨日は、半月でした。
夜の間は、曇っていて全然見えなかったのに、早朝東の空を見てみたら、下の方に月が出てました。

Google先生にいろいろ教えてもらいながら撮ってみました。月を探したり、月の写真を撮ったりするのは面白い。
cf.
【完全保存版】手持ちのカメラで月をキレイに撮影する方法![満月から三日月まで]

最近見た鳥

写真はブレブレで小さいです。。。鳥の写真を撮るのは本当に難しい!双眼鏡を買おうか迷い中です。いいのを知っていたら、教えてください。

「50種類の鳥の鳴き声をマスターする」

鳥に興味を持ち始めて色々と探していたら、SUPER HECOという名の若者が、スポーツやアートなど毎回さまざまなテーマでいろんな挑戦をする面白い動画のチャンネルを見つけました。そこに、「50種類の鳥の鳴き声をマスターする」というテーマの動画があったので、おぉ、これはまさに今私がやりたいこと!とさっそく見始めました。SUPER HECOはちょっとチャラい感じ男の子だけど、鳥の鳴き声をまねたりしてかわいくて面白い。動画の最後には、ちゃんと鳥の声を聞き分けられるようになっていて感心。ほほー、私も精進せねば!この動画では、私がこれまでに自分で見つけた使っていたサイトはここでも紹介されていたので、あぁ、私のやり方、間違っていなかったんだ、と一安心。コツコツ続けよう。ちなみに、紹介されていたのは、以下の5つ。

役立つサイト:

で、鳥の声をマスターするには、まず、動画などで鳥の鳴き声を何度も聞いて耳を慣らしてから、実際に外にでて、聞き分けられるか確かめるとよいそう。さらに、鳥の鳴き声や、鳥のいた場所、簡単な覚え方などを自分なりにメモしておくといいんだそう。

動画の中で、SUPER HECO も言っていましたが、町の中や、公園にも結構鳥はいます。特に意識していなかった時は、鳴き声はひとかたまりの音にしか聞こえなかったけれど、注意深く聞いてみると、音が1つ1つ際立って聞こえてきて、さらに鳥の姿を自分の目で確かめられると、とっても嬉しい!頭の中だけに存在したものが、実際の景色の中で見つけられることの嬉しさ!こういう感覚は、彼によると、ポケモンGO のゲームみたいだそうです。

鳥の鳴き声の聞き分けは、ちょっと外国語の勉強と似てるかな?と思いました。外国語 /鳥の声 に耳を慣らす→現場でチェック(どんな場所でどんな風に使うのか経験)→徐々に身につく。あるいは、家での勉強などはすっ飛ばして、最初から生活の中で生きた言葉に耳を慣らして、後から家で調べたりして意味が分かる、というような。(現場で外国語 /鳥の声 を聞く(どんな場所でどんな風に使うのか経験)→家で意味などを確認→徐々に身につく。)

そんなわけで、最近はカメラを持って散歩をよくしています。走っていたところを歩いてみると、新たな発見があったりします。

「見る」と「会う」、「行く」と「来る」、そして 「寿司」と「SUSHI」

フランス人が書く日本語の作文で、よくこんな文を目にします。

「友達を見に行きます。」

「友達を見に行く」っていうと、噂になるようなちょっと変わった友達がいて、その友達がどんなだかこっそり見にいく感じをイメージしてしまいます。でも、ここでは別にそういうことを言いたいわけじゃなくて、ふつうに「友達に会いに行きます。」と言いたいだけ。どうして、「会いに行きます」が「見に行きます」になってしまうかと言うと、友達に会いに行きますという意味のフランス語の文「Je vais voir mes amis (I go to see my friends)」にある「voir」という単語を辞書で探すと、最初に出てくる日本語の意味が「見る」だから。で、「voir」=「見る」と訳して「友達を見に行く」という文ができるというわけ。「voir」には「会う」という意味もありますが、辞書では4番目とか5番目とかもっと後ろの方で紹介されています。

景色や品物などに対しては「見に行く」を使うけど、人に対しては「見に行く」はあんまり使わないということを説明したくて、何かいい例がないかな、とあれやこれや悩んでいたら、「いま、会いにゆきます」のことを思い出しました。市川拓司さんによる恋愛小説で、映画化やドラマ化もされているあのヒット作です。この作品、フランス語にも翻訳されているのかな、とネットで探してみたらありました。J’ai lu、Flammarionという2つの出版社から出ているのを見つけました。

まず、表紙を見て驚きました。私のイメージする作品のイメージとかけ離れていたから。J’ai luでは、なぜか着物を着た女性が表紙になっていて、Flammarionでは、なぜか小さな女の子が表紙になっています。フランス人からみた日本やアジアのイメージに合わせて、売れやすいようにこういう表紙になったんでしょうか。。。

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SABU監督の映画『Mr.Long ミスター・ロン』

Arte で、SABU監督の映画『Mr.Long ミスター・ロン』をやっていたので、見てみました。

この映画は2017年の映画で、ベルリン国際映画祭コンペティション部門にも出品されたのだそう。実は私とSABU監督との出会いは古くて、たしか高校生の時に『弾丸ランナー』(1996)を見たのが最初だと思う。疾走感がすごくて、話の展開や、映像の見せ方、音楽が面白くて、おおぉー!こんな監督がいるんだぁ!!と感動したことを思い出しました。それ以来、『ポストマン・ブルース』(1997)、『アンラッキー・モンキー』(1998)などまでは見てましたが、最近は忘れかけていて今回ネットで偶然SABU監督の映画を見つけたので、さっそく見てみたというわけ。

この映画の主人公は殺し屋で、殺人のシーンがたくさんあってちょっと嫌でしたが、やっぱりSABU監督の映画は好きだなぁ。殺し屋にとってナイフは殺人の道具ですが、彼は料理も上手なので、包丁をたくみに使って色々な料理を作り、その料理がきっかけで回りの人たちとの交流が生まれていきます。ナイフも包丁も両方切る道具だけど、不幸のきっかけになったり、一方で幸せをうむきっかけになったり。殺し屋の中にある人間的な部分、人の強さ、弱さについてしみじみと考えさせられます。特に野球のシーンは、じんわりとあたたかくて涙がでそうでした。子役のジュンは、本当にかわいい。スピード感、画面の見せ方、間のとり方の上手さはパワーアップして健在でした!

この映画、8月29日までネット上で見られるようになっています。暴力や殺人のシーンが多いので、子どもや敏感な方にはおすすめしません。そういうアドバイスが以下のサイトにも書いてありますが、[poursuivre](つづける)のボタンを押すと映画本編が見られるので、興味のある方はぜひ。最初の設定はフランス語版になってますが、吹き出しをクリックすると原作(日本語版)に変更できます。

ARTE :  SABU監督の映画『Mr.Long ミスター・ロン』
Dangan Runner (弾丸ランナー)
Postman Bleus(ポストマン・ブルース)
Unlucky Monkey (アンラッキー・モンキー)

Grimpereau(グランプロー)

公園で、grimpereau(グランプロー)が木に登っているところを発見。
テクテクと登る姿は、鳥というよりねずみか何かみたい。体が茶色いので、木の幹の色と同化して、ちょっと目を離すとすぐ見失ってしまいます。地味です。小さいし、ブレブレですがなんとか写真に撮りました。鳴き声は、Ti Ti Ti Tu Tu Ti Ti と高音でメタリックな感じ。

grimpereau(グランプロー)は、木を登れるけど、下ることはできません。登り専門です。そこがまたかわいい!もし人間だったら、登るだけで下れなかったら困るけど、grimpereau(グランプロー)は鳥だから下れなくても大丈夫。飛べるから!うらやましいー。

木登りする鳥は、他にも「Sittelle torchepot(シテル・トルシュポー)」がいます。両方できるのはヨーロッパで唯一、この鳥だけだそう!この鳥は、くちばしが長くて、背中は、青っぽうグレーでおなかは赤茶。鳴き声は、tuit tuit tuit tuit…と力強く、地味なgrimpereau(グランプロー)と比べて、存在感があります。

Julien Perrotさんの動画では、Sittelle torchepot(シテル・トルシュポー)は1:40あたり、 grimpereau (グランプロー)は2:30あたりに出てきます。

Parc Karl Marx – Moucherotte

Parc Karl Marx からMoucherotte に行ってきました。
外出制限は緩和されましたが、あんまりモリモリと走る気になれなくて、花の写真をとったり鳥の声を聞いたりで立ち止まってばかりでしたが、お天気もよくいい日でした!
最近は、Youtubeなどでよく鳥の鳴き声を聞いていて少しずつ慣れてきたぞ!と思ってましたが、いざ外で聞き分けようとすると難しい。。。
いろんな鳥が鳴いているので、音が混ざってわかりにくいし、鳥の姿が見えないし。でも、Pinson des arbres (パンソンデザルブル)だけは、聞き分けられました!ti ti ti ti ti ti ti-tu—と、特徴的な鳴き声です。
スマホでちょっと録音してみました。いろんな鳴き声がまざってますが、最後に鳴いているのが、Pinson des arbres です。

鳥たちは木の上の方の方にいるのか、声が聞こえても、なかなか居場所が分かりません。とくに小さい鳥は、動きが早い!でも、Pinson des arbresは、自分の目で見ることもできました。声がするので上を見上げたら、木の枝にとまってました。この鳥は、頭がグレーで、顔からおなかは、赤っぽい茶色なんですが、見上げたら、赤茶色のおなかがしっかり見えました。かわいかった!鳥たちの動きも早くて「あっ、みつけた!」と思ったらもうどこか違うところに飛んでいってしまうので、私にとっては写真に撮るのは至難の業です。。。Pinson des arbresも、写真には撮れませんでしたが、忘れないようにイラストを描いてみました。

ちなみに、Julien Perrotさんの、鳥の声レッスンの動画では、1:30あたりに出てきます。さすがにプロは上手!

今日も、登り口までは黄色い自転車です!

朝の散歩

朝、散歩をしていたら、雨が降ってきました。
木や花に雫が光って綺麗!

こちらは昨晩(6月5日の夜)、満月でした。
最近、天気が悪い日が続いていて空は雲ばかりで、昨晩も最初は全然見えなかったんですが、しばらく別のことしてから、ふと窓の外を見たら、きれいな月が出てました!!

しばらくしたら、また木の陰に隠れてしまいましたが。いいタイミングで見られてよかった!
日本は今夜が満月かな?

La Grande Sure

5月最後の日曜日(5月31日)に、La Grande Sureへ行ってきました。今回のルート:
[ Fontanil Cornillon~Mont Saint Martin~Chalet des Banettes~Col d’Hurtières ~Col de la Sure~La Grande Sure~Sentier de Charminelle~Abri Forestier de la Roize~la Cheminée ~Mont Saint Martin ]

時の流れが速くて、もう5月も終わりか!という感じです。天気もよくいい季節で、綺麗な景色の中にいられることが嬉しくて、写真撮りまくり。歩きながら景色がどんどん変わっていくこと、木や花が風に揺れてること、鳥や動物を近くに感じられること、そういうことができるのは、本当に幸せなことなんだな~としみじみ。山は空気が綺麗で、テントでのんびりしている人、ハイキングを楽しむ人、トレイルランナーなど、出会う人たちみんな笑顔で穏やかで、コロナウイルスがなかった時のよう。午後からは、結構人が増えてきて、コロナウイルスのことが心配になりましたが。。。

山には、カラスに似て真っ黒でくちばしだけ黄色い『CHOCARD:ショッカー』(日本語名はキバシガラス)が、たくさんいました。ショッカーは、一羽でトコトコ歩いているとかわいい感じですが、群れで飛んでいると、速さと黒さ、鳴き声に圧倒されます!
写真は撮り忘れましたが、ショッカーの様子がよく分かる映像見つけましたので、ぜひ見てみてください~。

– video1 LE CHANT DU CHOCARD A BEC JAUNE CHARTREUSE  (歩いてるショッカー。かわいい!)
– video2 chocards bec jaune chartreuse  (飛んでるショッカー。群れで飛ぶ様子は圧巻。)

ショッカーって名前を聞いたとき、思わず仮面ライダーのショッカーを思い出たけど、この鳥と何か関係があるのかな?

こちらはお花の写真!Bleuet-des-montagnesの花びらは、青くてとても綺麗。形も繊細で素敵~。

ちなみに、今回は登り口のFontanil Cornillonまでは自転車をキコキコこいで行きました。自転車を盗まれて、もう買う気がなくなってしまったので、とりあえず今はレンタルです!黄色くてなかなかかわいい子です。

最近のイラスト(鳥や果物など)

新緑と鳥!

先週末は、久しぶりに少し長い時間、山の中を走りました。
もう5月も終わりなので、春というよりは、初夏という感じで、ブナの新緑の緑がとっても綺麗。
葉っぱに日が当たるとちょっと緑が透ける感じで、こういう緑、ずっと見ていたい。

今月の初めまで、外出制限で公園も閉鎖されていたり、半径1キロ以内から出られなかったときは、近所にある道端の草花や、鳥の声に癒されていたけど、やっぱり少しでも足をのばすと、もっと自然があって、肌に感じる空気も心地いい。出歩く距離が減って、すっかり体がなまってしまったけど、鳥の声には、前より敏感になった。Julien Perrot さんの鳥の声レッスンのおかげかな。

ビートルズの曲「Blackbird」にも出てくるBlackbird(フランス語だとMerle noir メルル ノワール)は、本当に鳴き声がきれい。 Julien Perrot さんの鳥の声レッスン11では、3:20あたりに出てきます。
走りながら、少し私も鳥の声を録音してみました(笑)

古川日出男さんの『おおきな森』

Youtubeで、古川日出男さんの朗読を聞いて、これは凄そうと思って、本も読んでみたら、やっぱり凄かった!

本のタイトルにある「森」という漢字も、漢字の森じゃなくて、その下にもう3つ、木が入っているように、この本の中には、漢字の読み、意味、形をつかった遊びがたくさん入っていました。文字の書き方(縦書き、横書き、空白)にもすごく心を配って書いていて、読みながら惚れ惚れです。あらためて思うけど、日本語には、漢字、ひらがな、カタカナと3種類もの文字が入っていて、他の外国語と比べてもとっても表現力が豊かだなぁ、と。ためしに「すごい!」をいろんな書き方で書いてみたら、やっぱりニュアンスが違ってて、面白い。
すごい!
スゴイ!
凄い!
SUGOI !

この本を読んでいると、なんだかジェットコースターにのっているような気分でした。というのも、文のリズムがバシバシ切りわって、ゆっくりと静かに進んでいるかと~と思ったら急にドドドドドッと展開が早まったり、シリアスな話の中に、サラっと爆笑ネタが入っていたりで。こんな小説が書けるのは、本当にすごいなぁ。古川日出男さんは、小説を書くだけでなく、舞台をやっている人らしく、会話はとてもリズミカルで面白かった。
この本の中には、坂口安吾や宮沢賢治の他、ガルシア・マルケス、ホルヘ・ルイス・ボルヘス、フリオ・コルタサルなど、彼が影響を受けた作家の名前がたくさん出てきた。こんなすごい本を書く人が影響を受けた作家たちは、どんな人たちなんだろう。そっちにも興味がでてきた。
個人的には、本の登場人物の中では、振男・猿=コルタ(フリオ・コルタサル)が、お気に入りです!

まずは、朗読を聞いてみて、もし興味があったら本もぜひ読んでみてください。

cf.
【朗読】『おおきな森』著者・古川日出男が魂の朗読。【第一の森】
【朗読】『おおきな森』著者・古川日出男が魂の朗読。【第二の森】
【朗読】『おおきな森』著者・古川日出男が魂の朗読。【消滅する海】

« inoubliable » という言葉

« inoubliable »(忘れられない)という言葉の音や意味が気に入ったので、「in」で始まり「able」や「ible」で終わる言葉が他にもないか探してみたら、とってもたくさんありました。

せっかくなので、見つけた単語を一覧にして、NaturalReaderという合成音声をつかって、フランス人のソフィアさんにしゃべらせてみました!続けて聞くとちょっと面白かったです。

音声はこちらです。(長いですが、一覧表も下に載せました。)

フランス語

英語

日本語

inoubliable unforgettable 忘れられない★
inabordable unapproachable 近よれない
inacceptable unacceptable 承諾できない
inadmissible inadmissible 認められない★
incalculable incalculable 数えきれない
incroyable incredible 信じられない★
incomparable incomparable 比較できない、比類のない
incompatible incompatible 両立しない
incompréhensible incomprehensible 理解できない
inconfortable uncomfortable 快適でない
inconsolable inconsolable なぐさめようのない
incontestable incontestable 議論の余地のない
incontournable unavoidable 避けて通れない
incorrigible incorrigible 矯正できない
incurable incurable 治らない
indéniable undeniable 否定できない
indescriptible indescribable 描写できない
insupportable unbearable 耐えられない★
inséparable inseparable 切り離せない
intarissable inexhaustible 話のつきない
intelligible intelligible 理解できる
intenable untenable 耐えられない
interchangeable interchangeable 交換できる
interminable interminable 際限のない
intolérable intolerable 耐えられない
intraduisible untranslatable 翻訳できない
inutilisable unusable 使えない
invisible Invisible 目にみえない★
invivable unsustainable つきあいきれない
invraisemblable incredible 本当らしくない
invulnérable Invulnerable 不死身の、不屈の★

その中でも★の5つの単語は特に気に入ったので、その単語を使って会話をつくってみました~。

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今週のイラスト

外出制限中に絵を描くのにはまってます。ちょっとマンネリ化してきたので、普通のペンじゃなくて、筆ペンで描いてみました。

黒部の山賊

友人から薦めてもらって、伊藤正一さんの「黒部の山賊」という本を読みました。山賊たちがたくましくてかっこよくて面白くて一気に読み!本に載っている小さな地図と照らし合わせながら読んでいたら、山に行きたくなった!山では、オーイと呼ばれても、オーイって返事しないようにしないと!

 

鳥と読書

部屋の窓から見える大きな木。たぶん、オウシュウトウヒ (épicea) です。普段は全然気にしていなかったけど、最近は毎日眺めてます。この木には、たくさんの鳥たちがやってきて、鳴き声に癒されています。

兵庫に住む友人の J子も、最近は、散歩の時に双眼鏡を持ってよく鳥の観察をしているようで、この前は「ケリ」という鳥の親子に遭遇したそう。「ケリ」は警戒心が強くてずっと鳴きっぱなしだったそうですが、J子の描いたイラストが破壊力満点で大爆笑だったので、許可をもらってここにも載せました。


ところで、この前、「カモメに飛ぶことを教えた猫」という本を読みました。フランスの学生たちは、どんな本が好きなのかなぁ、と気になって聞いてみたときに教えてもらった本です。学生が見せてくれた本の表紙がとてもかわいくて、一目ぼれして読んでみたら、すごくよかったです。ほのぼのして面白く、子どもも読めるような話ですが、内容は深くて、仲間や助け合い、異文化理解などについても考えさせられます。本当は紙の本が欲しかったけど売り切れていたので、kindle版でとり急ぎ読みましたが、手元に本を置いておきたいので、あとで本も買いたいと思います!短い話で、すぐに読めますので、興味のある方は是非読んでみてください!


この本を書いたのは、チリ人の作家ルイス・セプルベダ(Luis Sepulveda)、日本語のタイトルも長いけど、原作(スペイン語)や、フランス語訳のタイトルはこんな感じで、もっと長いです!
– スペイン語タイトル「Historia de una gaviota y del gato que le enseñó a volar」
– フランス語タイトル「Histoire d’une mouette et du chat qui lui apprit à voler」
こうやって見ると、フランス語とスペイン語って、本当に似てるなぁ。

家で過ごす時間が増えたので、こんな感じで最近は前よりよく本を読んでますが、本で読んだ作品を映画や舞台で見てみたり、昔読んだ本をまた繰り返し読んだりすると、30%ぐらいしか分からなかったのが60、70%ぐらいに分かるようになったり、逆に新たな疑問が出てきたりして面白い。

フランスの学生たちにおすすめしてもらった本は、この他にもたくさんあります。フランスや日本の作品の他、イギリス、韓国、中国、アメリカ、ブラジルの本など、いろいろで面白かったので、忘れないようにリストにしてみました。興味のある方はぜひ見てみてください~。

cf.
フランスの大学生(日本語科の1年生)がおすすめしてくれた本

アルケミスト – 夢を旅した少年』パウロ・コエーリョ(ブラジル)
あん』ドリアン助川(日)
エラゴン 遺志を継ぐ者』クリストファー・パオリーニ(米)
カモメに飛ぶことを教えた猫』ルイス・セプルベダ (チリ)
刑務所のリタ・ヘイワース』スティーヴン・キング(米)
氷と炎の歌』ジョージ・R・R・マーティン(米)
シャイニング』スティーブン・キング(米)
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鳥の鳴き声など

目が疲れた時は、窓からよく外を眺めてます。しばらく見ていると、スズメやハトの他、シジュウカラ、クロウタドリなど、色々な種類の鳥がびゅんびゅん飛び回っているのがよく分かります。鳥って、結構速いんだな。

Oiseaux.netというサイトには、鳥の写真や鳴き声がたくさん載っていて面白いです。写真は、色々な年齢、性別の鳥のがあって、鳴き声も普段の鳴き声の他、警戒してる時の鳴き声とかいろいろ聞けます。町中でもよく見る黄色くてかわいい鳥(日本語だとシジュウカラ)は、フランス語だとメサンジュ(mésange)と呼ばれていますが、正式名称は、メサンジュ・シャルボニエール(mésange charbonnière)で、鳴き声の種類は40種類ぐらいあるそうです!そんなにいろいろ声を使い分けられるなんて人よりすごいのでは。ちなみに体の色が黄色じゃなくて黒いのはメサンジュ・ノワール(mésange noire) と言うそう。ピーチュピーチュピーチュとかわいい鳴き声です。メサンジュ(mésange)つながりで、頭に冠羽というツンツンした羽のある、とってもかわいい鳥を見つけました。針葉樹林に住むメサンジュ・ユッペ(mésange huppée)という鳥で、チチチと鳴くんだそう。もっと鳥に詳しくなって鳴き声を聞いて、鳥を見つけられるようになったら楽しそう。


鳥の声で思い出しましたが、この前、ARTE RADIOで面白い音をみつけました。アマゾンの熱帯雨林にあるTauaryという小さな村に暮らす人たちの日常の音を録音したものです。住民たちは、動物や鳥たちの鳴き声をまねしてコミュニケーションをとっています。聞いていたら、家の中にいるのに、まるで自分も動物が沢山いるアマゾンの大自然の中にいるような気分になれました!
気になった方は、ぜひこちらで聞いてみてください。
cf.
” Amazônia ” Une création de Félix Blume – Un jour dans un village en Amazonie –