Grimpereau(グランプロー)

公園で、grimpereau(グランプロー)が木に登っているところを発見。
テクテクと登る姿は、鳥というよりねずみか何かみたい。体が茶色いので、木の幹の色と同化して、ちょっと目を離すとすぐ見失ってしまいます。地味です。小さいし、ブレブレですがなんとか写真に撮りました。鳴き声は、Ti Ti Ti Tu Tu Ti Ti と高音でメタリックな感じ。

grimpereau(グランプロー)は、木を登れるけど、下ることはできません。登り専門です。そこがまたかわいい!もし人間だったら、登るだけで下れなかったら困るけど、grimpereau(グランプロー)は鳥だから下れなくても大丈夫。飛べるから!うらやましいー。

木登りする鳥は、他にも「Sittelle torchepot(シテル・トルシュポー)」がいます。両方できるのはヨーロッパで唯一、この鳥だけだそう!この鳥は、くちばしが長くて、背中は、青っぽうグレーでおなかは赤茶。鳴き声は、tuit tuit tuit tuit…と力強く、地味なgrimpereau(グランプロー)と比べて、存在感があります。

Julien Perrotさんの動画では、Sittelle torchepot(シテル・トルシュポー)は1:40あたり、 grimpereau (グランプロー)は2:30あたりに出てきます。

Parc Karl Marx – Moucherotte

Parc Karl Marx からMoucherotte に行ってきました。
外出制限は緩和されましたが、あんまりモリモリと走る気になれなくて、花の写真をとったり鳥の声を聞いたりで立ち止まってばかりでしたが、お天気もよくいい日でした!
最近は、Youtubeなどでよく鳥の鳴き声を聞いていて少しずつ慣れてきたぞ!と思ってましたが、いざ外で聞き分けようとすると難しい。。。
いろんな鳥が鳴いているので、音が混ざってわかりにくいし、鳥の姿が見えないし。でも、Pinson des arbres (パンソンデザルブル)だけは、聞き分けられました!ti ti ti ti ti ti ti-tu—と、特徴的な鳴き声です。
スマホでちょっと録音してみました。いろんな鳴き声がまざってますが、最後に鳴いているのが、Pinson des arbres です。

鳥たちは木の上の方の方にいるのか、声が聞こえても、なかなか居場所が分かりません。とくに小さい鳥は、動きが早い!でも、Pinson des arbresは、自分の目で見ることもできました。声がするので上を見上げたら、木の枝にとまってました。この鳥は、頭がグレーで、顔からおなかは、赤っぽい茶色なんですが、見上げたら、赤茶色のおなかがしっかり見えました。かわいかった!鳥たちの動きも早くて「あっ、みつけた!」と思ったらもうどこか違うところに飛んでいってしまうので、私にとっては写真に撮るのは至難の業です。。。Pinson des arbresも、写真には撮れませんでしたが、忘れないようにイラストを描いてみました。

ちなみに、Julien Perrotさんの、鳥の声レッスンの動画では、1:30あたりに出てきます。さすがにプロは上手!

今日も、登り口までは黄色い自転車です!

朝の散歩

朝、散歩をしていたら、雨が降ってきました。
木や花に雫が光って綺麗!

こちらは昨晩(6月5日の夜)、満月でした。
最近、天気が悪い日が続いていて空は雲ばかりで、昨晩も最初は全然見えなかったんですが、しばらく別のことしてから、ふと窓の外を見たら、きれいな月が出てました!!

しばらくしたら、また木の陰に隠れてしまいましたが。いいタイミングで見られてよかった!
日本は今夜が満月かな?

La Grande Sure

5月最後の日曜日(5月31日)に、La Grande Sureへ行ってきました。今回のルート:
[ Fontanil Cornillon~Mont Saint Martin~Chalet des Banettes~Col d’Hurtières ~Col de la Sure~La Grande Sure~Sentier de Charminelle~Abri Forestier de la Roize~la Cheminée ~Mont Saint Martin ]

時の流れが速くて、もう5月も終わりか!という感じです。天気もよくいい季節で、綺麗な景色の中にいられることが嬉しくて、写真撮りまくり。歩きながら景色がどんどん変わっていくこと、木や花が風に揺れてること、鳥や動物を近くに感じられること、そういうことができるのは、本当に幸せなことなんだな~としみじみ。山は空気が綺麗で、テントでのんびりしている人、ハイキングを楽しむ人、トレイルランナーなど、出会う人たちみんな笑顔で穏やかで、コロナウイルスがなかった時のよう。午後からは、結構人が増えてきて、コロナウイルスのことが心配になりましたが。。。

山には、カラスに似て真っ黒でくちばしだけ黄色い『CHOCARD:ショッカー』(日本語名はキバシガラス)が、たくさんいました。ショッカーは、一羽でトコトコ歩いているとかわいい感じですが、群れで飛んでいると、速さと黒さ、鳴き声に圧倒されます!
写真は撮り忘れましたが、ショッカーの様子がよく分かる映像見つけましたので、ぜひ見てみてください~。

– video1 LE CHANT DU CHOCARD A BEC JAUNE CHARTREUSE  (歩いてるショッカー。かわいい!)
– video2 chocards bec jaune chartreuse  (飛んでるショッカー。群れで飛ぶ様子は圧巻。)

ショッカーって名前を聞いたとき、思わず仮面ライダーのショッカーを思い出たけど、この鳥と何か関係があるのかな?

こちらはお花の写真!Bleuet-des-montagnesの花びらは、青くてとても綺麗。形も繊細で素敵~。

ちなみに、今回は登り口のFontanil Cornillonまでは自転車をキコキコこいで行きました。自転車を盗まれて、もう買う気がなくなってしまったので、とりあえず今はレンタルです!黄色くてなかなかかわいい子です。

最近のイラスト(鳥や果物など)

新緑と鳥!

先週末は、久しぶりに少し長い時間、山の中を走りました。
もう5月も終わりなので、春というよりは、初夏という感じで、ブナの新緑の緑がとっても綺麗。
葉っぱに日が当たるとちょっと緑が透ける感じで、こういう緑、ずっと見ていたい。

今月の初めまで、外出制限で公園も閉鎖されていたり、半径1キロ以内から出られなかったときは、近所にある道端の草花や、鳥の声に癒されていたけど、やっぱり少しでも足をのばすと、もっと自然があって、肌に感じる空気も心地いい。出歩く距離が減って、すっかり体がなまってしまったけど、鳥の声には、前より敏感になった。Julien Perrot さんの鳥の声レッスンのおかげかな。

ビートルズの曲「Blackbird」にも出てくるBlackbird(フランス語だとMerle noir メルル ノワール)は、本当に鳴き声がきれい。 Julien Perrot さんの鳥の声レッスン11では、3:20あたりに出てきます。
走りながら、少し私も鳥の声を録音してみました(笑)

古川日出男さんの『おおきな森』

Youtubeで、古川日出男さんの朗読を聞いて、これは凄そうと思って、本も読んでみたら、やっぱり凄かった!

本のタイトルにある「森」という漢字も、漢字の森じゃなくて、その下にもう3つ、木が入っているように、この本の中には、漢字の読み、意味、形をつかった遊びがたくさん入っていました。文字の書き方(縦書き、横書き、空白)にもすごく心を配って書いていて、読みながら惚れ惚れです。あらためて思うけど、日本語には、漢字、ひらがな、カタカナと3種類もの文字が入っていて、他の外国語と比べてもとっても表現力が豊かだなぁ、と。ためしに「すごい!」をいろんな書き方で書いてみたら、やっぱりニュアンスが違ってて、面白い。
すごい!
スゴイ!
凄い!
SUGOI !

この本を読んでいると、なんだかジェットコースターにのっているような気分でした。というのも、文のリズムがバシバシ切りわって、ゆっくりと静かに進んでいるかと~と思ったら急にドドドドドッと展開が早まったり、シリアスな話の中に、サラっと爆笑ネタが入っていたりで。こんな小説が書けるのは、本当にすごいなぁ。古川日出男さんは、小説を書くだけでなく、舞台をやっている人らしく、会話はとてもリズミカルで面白かった。
この本の中には、坂口安吾や宮沢賢治の他、ガルシア・マルケス、ホルヘ・ルイス・ボルヘス、フリオ・コルタサルなど、彼が影響を受けた作家の名前がたくさん出てきた。こんなすごい本を書く人が影響を受けた作家たちは、どんな人たちなんだろう。そっちにも興味がでてきた。
個人的には、本の登場人物の中では、振男・猿=コルタ(フリオ・コルタサル)が、お気に入りです!

まずは、朗読を聞いてみて、もし興味があったら本もぜひ読んでみてください。

cf.
【朗読】『おおきな森』著者・古川日出男が魂の朗読。【第一の森】
【朗読】『おおきな森』著者・古川日出男が魂の朗読。【第二の森】
【朗読】『おおきな森』著者・古川日出男が魂の朗読。【消滅する海】

« inoubliable » という言葉

« inoubliable »(忘れられない)という言葉の音や意味が気に入ったので、「in」で始まり「able」や「ible」で終わる言葉が他にもないか探してみたら、とってもたくさんありました。

せっかくなので、見つけた単語を一覧にして、NaturalReaderという合成音声をつかって、フランス人のソフィアさんにしゃべらせてみました!続けて聞くとちょっと面白かったです。

音声はこちらです。(長いですが、一覧表も下に載せました。)

フランス語

英語

日本語

inoubliable unforgettable 忘れられない★
inabordable unapproachable 近よれない
inacceptable unacceptable 承諾できない
inadmissible inadmissible 認められない★
incalculable incalculable 数えきれない
incroyable incredible 信じられない★
incomparable incomparable 比較できない、比類のない
incompatible incompatible 両立しない
incompréhensible incomprehensible 理解できない
inconfortable uncomfortable 快適でない
inconsolable inconsolable なぐさめようのない
incontestable incontestable 議論の余地のない
incontournable unavoidable 避けて通れない
incorrigible incorrigible 矯正できない
incurable incurable 治らない
indéniable undeniable 否定できない
indescriptible indescribable 描写できない
insupportable unbearable 耐えられない★
inséparable inseparable 切り離せない
intarissable inexhaustible 話のつきない
intelligible intelligible 理解できる
intenable untenable 耐えられない
interchangeable interchangeable 交換できる
interminable interminable 際限のない
intolérable intolerable 耐えられない
intraduisible untranslatable 翻訳できない
inutilisable unusable 使えない
invisible Invisible 目にみえない★
invivable unsustainable つきあいきれない
invraisemblable incredible 本当らしくない
invulnérable Invulnerable 不死身の、不屈の★

その中でも★の5つの単語は特に気に入ったので、その単語を使って会話をつくってみました~。

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今週のイラスト

外出制限中に絵を描くのにはまってます。ちょっとマンネリ化してきたので、普通のペンじゃなくて、筆ペンで描いてみました。

黒部の山賊

友人から薦めてもらって、伊藤正一さんの「黒部の山賊」という本を読みました。山賊たちがたくましくてかっこよくて面白くて一気に読み!本に載っている小さな地図と照らし合わせながら読んでいたら、山に行きたくなった!山では、オーイと呼ばれても、オーイって返事しないようにしないと!

 

鳥と読書

部屋の窓から見える大きな木。たぶん、オウシュウトウヒ (épicea) です。普段は全然気にしていなかったけど、最近は毎日眺めてます。この木には、たくさんの鳥たちがやってきて、鳴き声に癒されています。

兵庫に住む友人の J子も、最近は、散歩の時に双眼鏡を持ってよく鳥の観察をしているようで、この前は「ケリ」という鳥の親子に遭遇したそう。「ケリ」は警戒心が強くてずっと鳴きっぱなしだったそうですが、J子の描いたイラストが破壊力満点で大爆笑だったので、許可をもらってここにも載せました。


ところで、この前、「カモメに飛ぶことを教えた猫」という本を読みました。フランスの学生たちは、どんな本が好きなのかなぁ、と気になって聞いてみたときに教えてもらった本です。学生が見せてくれた本の表紙がとてもかわいくて、一目ぼれして読んでみたら、すごくよかったです。ほのぼのして面白く、子どもも読めるような話ですが、内容は深くて、仲間や助け合い、異文化理解などについても考えさせられます。本当は紙の本が欲しかったけど売り切れていたので、kindle版でとり急ぎ読みましたが、手元に本を置いておきたいので、あとで本も買いたいと思います!短い話で、すぐに読めますので、興味のある方は是非読んでみてください!


この本を書いたのは、チリ人の作家ルイス・セプルベダ(Luis Sepulveda)、日本語のタイトルも長いけど、原作(スペイン語)や、フランス語訳のタイトルはこんな感じで、もっと長いです!
– スペイン語タイトル「Historia de una gaviota y del gato que le enseñó a volar」
– フランス語タイトル「Histoire d’une mouette et du chat qui lui apprit à voler」
こうやって見ると、フランス語とスペイン語って、本当に似てるなぁ。

家で過ごす時間が増えたので、こんな感じで最近は前よりよく本を読んでますが、本で読んだ作品を映画や舞台で見てみたり、昔読んだ本をまた繰り返し読んだりすると、30%ぐらいしか分からなかったのが60、70%ぐらいに分かるようになったり、逆に新たな疑問が出てきたりして面白い。

フランスの学生たちにおすすめしてもらった本は、この他にもたくさんあります。フランスや日本の作品の他、イギリス、韓国、中国、アメリカ、ブラジルの本など、いろいろで面白かったので、忘れないようにリストにしてみました。興味のある方はぜひ見てみてください~。

cf.
フランスの大学生(日本語科の1年生)がおすすめしてくれた本

アルケミスト – 夢を旅した少年』パウロ・コエーリョ(ブラジル)
あん』ドリアン助川(日)
エラゴン 遺志を継ぐ者』クリストファー・パオリーニ(米)
カモメに飛ぶことを教えた猫』ルイス・セプルベダ (チリ)
刑務所のリタ・ヘイワース』スティーヴン・キング(米)
氷と炎の歌』ジョージ・R・R・マーティン(米)
シャイニング』スティーブン・キング(米)
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鳥の鳴き声など

目が疲れた時は、窓からよく外を眺めてます。しばらく見ていると、スズメやハトの他、シジュウカラ、クロウタドリなど、色々な種類の鳥がびゅんびゅん飛び回っているのがよく分かります。鳥って、結構速いんだな。

Oiseaux.netというサイトには、鳥の写真や鳴き声がたくさん載っていて面白いです。写真は、色々な年齢、性別の鳥のがあって、鳴き声も普段の鳴き声の他、警戒してる時の鳴き声とかいろいろ聞けます。町中でもよく見る黄色くてかわいい鳥(日本語だとシジュウカラ)は、フランス語だとメサンジュ(mésange)と呼ばれていますが、正式名称は、メサンジュ・シャルボニエール(mésange charbonnière)で、鳴き声の種類は40種類ぐらいあるそうです!そんなにいろいろ声を使い分けられるなんて人よりすごいのでは。ちなみに体の色が黄色じゃなくて黒いのはメサンジュ・ノワール(mésange noire) と言うそう。ピーチュピーチュピーチュとかわいい鳴き声です。メサンジュ(mésange)つながりで、頭に冠羽というツンツンした羽のある、とってもかわいい鳥を見つけました。針葉樹林に住むメサンジュ・ユッペ(mésange huppée)という鳥で、チチチと鳴くんだそう。もっと鳥に詳しくなって鳴き声を聞いて、鳥を見つけられるようになったら楽しそう。


鳥の声で思い出しましたが、この前、ARTE RADIOで面白い音をみつけました。アマゾンの熱帯雨林にあるTauaryという小さな村に暮らす人たちの日常の音を録音したものです。住民たちは、動物や鳥たちの鳴き声をまねしてコミュニケーションをとっています。聞いていたら、家の中にいるのに、まるで自分も動物が沢山いるアマゾンの大自然の中にいるような気分になれました!
気になった方は、ぜひこちらで聞いてみてください。
cf.
” Amazônia ” Une création de Félix Blume – Un jour dans un village en Amazonie –

浮き彫り

毎日家にいると、ついつい気がゆるんで、「ちょっとここらで一服~♪」と休憩ばかりしています。3食全てお家で食べて、食事もマンネリ気味なので、この前は、普段あまり買わないパイナップルを買ってみました。ちょっと小さめのフランス産のパイナップルでした。生で食べたら、あんまり甘くなくてちょっと硬かったです。期待外れ(泣)。きっと、お菓子にしたり料理に入れたりしたら、もっと美味しいのかな。

最近ニュースなどでよくみる「浮き彫り」っていう言葉が気になったので、少し調べてみました。(以下は、Weblioに載っていた説明の抜粋です。)

浮き彫り
1 平らな面に模様や形が浮き出すように彫り上げた彫刻、レリーフ
2 他のものと区別してはっきりわかること。

浮き彫りにする
1 まわりと区別して、はっきり形が現れるようにする。
2 関連する事柄によって、事件なとの本質や特徴を明らかにする。

例文:
– 新型コロナウイルス感染拡大のEU 経済対策で亀裂浮き彫り (NHK NEWS WEB 2020年4月9日 7時39分
– 米Zoomの課題を浮き彫りにした「コロナ難民」2億人 (日本経済新聞 2020/4/11 2:00
– 浮き彫りになった「リモートワーク」の功罪 (東洋経済 2020/03/16 5:40
– ネットフリックス 時価総額ディズニー超える 外出制限が影響 (NHK NEWS WEB 2020年4月17日 12時15分)・・・外出制限の中でも利用できるサービスへの需要が高まっていることを浮き彫りにしています。

浮き彫りの作品はとっても美しいけど、浮き彫りになる現実は、厳しいものが多いです。

ジャイロキネシスのオンラインのライブレッスン

昨日は、まいこさんのジャイロキネシスのオンラインのライブレッスンをうけてみました。

まいこさんは、今はマルセイユに住んでジャイロキネシスの先生をしていますが、以前グルノーブルの語学学校CUEFで、私と同じクラスだったんです。クラスメイト!
ちなみに、ジャイロキネシスは、元バレエダンサーのジュリオ・ホバス氏が自分のけがの克服のために考えたエクササイズで、ダンサーのためのヨガと呼ばれているそうです。バレエダンサーが考えたものということで、まいこさんの体の動きはとってもきれいで、自然で惚れ惚れでした!(私は最近運動不足で体がカチコチなので、かなり変な動きしてたと思いますが。。。でもまいこさんの動きをみながら自分も体を動かしてみたら、徐々に体の感覚がつかめてきて気持ちよかったです。)

がんばっているまいこさんを見たら、とっても元気になりましたよー。たっぷり1時間強、いい運動になりました!ありがとうございました!!!興味のある方は、見てみてください~。

普段のレッスンは月・火・木・金ですが(普段は、マルセイユにあるスタジオでやっていますが、今はオンライン(zoom)でやっているそうです。土曜日の15時(日本時間だと22時)にはfacebookのページから無料のおためしライブレッスンが見られます!

cf.
オフィシャルサイト:The GYROTONIC and GYROKINESIS
ジャイロキネシス(GYROKINESIS)は椅子やマットを使って基本的にグループで行うエクササイズで、ジャイロトニック(GYROTONIC)は、マシンを使って行うエクササイズです。

外出制限が始まってから、ほぼ4週間

3月17日(火)に外出制限が始まってから、ほぼ4週間が経ちました。
今日はとてもあたたかくて、昼間は窓際にずっといると半そででも暑いぐらいなので、窓際を離れて、部屋の中の方にいました。少し前までは、全然想像もしていなかった生活です。今もたくさんの方が毎日亡くなっているし、これからどうなるのかも分からないですが、今私にできるのは、人と接触する機会が増えるような外出を控えて、人との距離をきちんととって生活することだと思っているので、これからもそれを守っていきたいと思っています。

外出制限が出された当初は、今よりももっと分からない情報が多くて、もっと混乱していました。外出をしてはいけないということで、今までしていたことが普通にできなくなるわけですが、なぜ外出がだめなのか、どこまでの外出がだめなのかが分からなくて、今まで自分がやってきたことを犠牲にしてまで指示を守らなければいけないことの意味が分からなくて、反発の気持ちがありました。でも、今は、感染を防ぐために移動制限したり、人と会う機会を減らすことが重要だということが分かったし、政府の指示も前より明確になっているので行動しやすいです。(指示があいまいだと自分のいいように解釈したくなりますが、明確な指示だと、「あ、そこまではダメなのかと」スッパリ諦めがつく、というような。)

最初は、自宅でのオンラインでの仕事にも慣れなかったけど、今は、家でも仕事がつづけられている状況がありがたいと思っています。私は1人暮らしだから、これでもし人とも会えなくて、仕事もできない状況になっていたら、精神的にもっと辛かったと思います。普段は、沢山の人に会って人間関係に疲れると、1人になりたい!という衝動がわきあがるけど、こうして人に会えない時間が長く続くと、人に会いたいという気持ちが普段より強くなる。オンラインでも人と話すと元気になれるので、あらためて、友人や家族、職場の仲間は大切だな、1人では生きられないんだな、と実感しています。

それと、生き物(植物もふくむ)の力は偉大だな!と。家でパソコンに向かってばかりいると運動不足になるし疲れるのですが、そんなときに、野菜(かぼちゃなど)に触ると、とっても気持ちが落ち着くんです。ちょっと大げさですが、野菜の生命力と、それを育てた人の愛を感じてしまいます。

今日は、久しぶりに、両親と妹とスカイプをしましたが、みんな元気そうで安心しました。甥っ子ちゃんは馬が大好きなんですが、この前は、食パンを馬にみたてて、パカパカ、ゆ~らゆ~らと楽しそうに遊んでいました。思う存分遊んだ後に、困り顔で「お馬さん、動かな~い。」と言ったと思ったら、パクっと食べてましたが!(驚!)子どもみたいに想像力があったら、たとえ家から出られなくても、お馬さんと遊べるんだな!うらやましい!私も想像力をふくらませて、楽しもうと思う。

外出制限の最初のころは、なげやりな気持ちになったり、やる気がなくなったりして、好きなランニングもしばらくできていなかったですが、今は、人気の少ない早朝をねらって、規定の距離・時間(自宅から半径1キロ以内で1時間以内、1日1回)を守って、1人で近所を走っています。本当は山に行きたいですが、遠くの山に行かなくても、近所でも普段と違う道を選んだり、ちょっとより道したりすると、結構発見できることもあります。少しの時間でも、肌に風を感じながら走るのは気持ちいいです。自宅にいる時間がとても増えたので、本を読んだり、気に入った記事や歌詞などを手書きで書き写してみたりと、インドアでの楽しみも開拓中です。

私は専門家ではないから、医療行為をしたり、病気に関する専門的な意見を言ったりはできないけど、今はパニックにならずに、冷静に自分のできることを淡々とやって、コロナウイルスが落ち着いたときのために、色々楽しいことを考えたりして準備しておこうと思っています。

cf.
-「馬」折り紙”Horse”origami

志村けんさん

志村けんさんが、コロナウイルスで亡くなってしまいました。悲しいです…
子どものころ、土曜の夜は「日本むかし話」を見てから「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」を見るのが定番でした。フランスに来てからも、学生たちに日本の早口言葉を紹介するときに、いつもドリフのビデオをみせていました。急なことで、信じられない気持ちでいっぱいです…心からお悔やみ申し上げます。

買い物、エア花見、踏み台昇降など

今日は、1週間ぶりに買い物にいきました。外に出て少し歩くと、風を感じて気持ちいい。
スーパーは、レジ係の人とお客の間には透明のしきりがあるし、店内でもお客同士で距離を気にして、よそよそしくて、警戒しあっているような変な感じでした。イスラエルの歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリさんが、コロナ後の社会は、監視社会になるんじゃないかと言っています。怖いけど、現実味があります。確かに私も、ここ二週間ぐらい学生の様子を知るために、オンライン授業へのアクセス状況を確認する機能をよく使ってました。こういう機能があるのは前から知っていたけど、前は時々しか使っていなかった。

先週は、はりきって開店より少し前にスーパー行ったけど、10人ぐらい行列してました。ちなみに、スーパーには、家族や友人とは一緒に入れなくて、基本的に1人ずつです。店内の人数制限もあるので、1巡目には入れきれなくて、結構待たされました。それからは、1人店内から出たら1人入る、というような感じなんですが、ようやく私の番が来た~!と思ったところで、入店待ちの行列の反対側から歩いてきた年配の女性が、スススススーッと私たちの行列の前を横切って、サッと店内の入ってしまいました。あまりに自然で素早くて一瞬なにが起こったのか分からず。私の後ろにいた人も、おばあさんのあまりにも予想外な行動に、目が点になっていました。唖然!マナーの悪い若者ばかりが取り沙汰されるけど、こういうお年寄りもいるんだなぁ。。。

ウェザーニュースが、お花見VRというサイトを作っていて、バーチャルでお花見ができるそうです。日本の花見の名所の映像が自分の好きな角度から楽しめるのは面白そうだなと、ためしに見てみたら、自分でもなんでなのか分からないけど、急に涙がでてきた。綺麗だから?感傷的になっているから?それとも、本物じゃなくて映像で花見をしているのが悲しいから?本当に自分でもよく分からなかった。

最近は、心と体の健康のため、家にある椅子を使って、踏み台昇降みたいな運動をしています。なかなかいい汗をかきます!それと、気晴らしに、絵を描いたり。
今まで気づかなかったけど、うちからは、鳥の声がよく聞こえます。最近、前にもましてパソコンばかり使っているので、目が疲れるし、手は腱鞘炎になりそうです。昼ごはんを食べたあと、ちょっと目をつぶってゆっくりボーッとする時間をとっています。

鳥の声:

 

Les Frangines – Donnez-moi (Clip Officiel) シンプルで明るい気持ちになれる曲。
Pomme – anxiété  Pomme – anxiété Pommeの声はとっても素敵です。Pommeは、フランス語で「りんご」、anxiétéは「不安」という意味。
Pomme – anxiété (autoharp session)オートハープのバージョンもかわいくていい感じ!

コロナウイルスとconfinement (コンフィヌマン)

最近よく、報道や友達との会話の中で「confinement (コンフィヌマン)」という言葉を耳にします。日本語だと、自宅にとどまってて外出をしないこと、「自宅待機」や「外出禁止」にあたる言葉だと思うのですが、気になったので調べてみました。confinement (コンフィヌマン)は、confinerという動詞からできた名詞で、confinement のcom-は、「いっしょに、ともに」という意味、confinementのfinisは、「終わり」という意味であることから、あわせて、「閉じ込めること」、「閉じこもること」、「監禁」、「幽閉」、「移動の制限」、法律用語の「独房監禁」などの意味があるようです。この意味の他に、中世には、「出産」とか「分娩」という意味もあったようです。出産するときにどこかに閉じこもるからかなぁ。それとも、あかちゃんとお母さんがいっしょにいることの終わりっていうことから、出産を意味することになったのかなぁ。

ちなみに、se confiner という動詞には、「閉じこもる」の他に、「何かに没頭する・専念する」という意味があります。

わたしは根がひきこもり体質なのか、家で自分の世界に閉じこもるのは結構好きかもしれません。誰にもじゃまされないで、好きなことに没頭できるので。でも、コロナウイルスの心配をしながら、外出できず、長い時間ずーっと室内にいると、かなりふさいだ気もちになります。友達の家に行ったり、ジョギングしたり、山に行ったりしてはいけないという厳格な規制には、うんざり。。。!外で運動できないのは本当につらい!!!

外出禁止になってから、毎晩8時には、みんなで拍手をしています!最前線でたたかっている医療関係者をはげますためです。拍手の音は、日に日に大きくなって、拍手だけじゃなくて、叫んだり何かを叩いたりしてにぎやかに音をだしてます。まるでお祭り!!フランス人は明るいなぁ!

今朝も、お隣の家の屋上に「torterelle(キジバト)」がやってきました。首のところの黒い輪っかがとっても綺麗でかわいい。

幸いなことに、今はテクノロジーがあるので、離れた場所にいる人とも家族や友達とも連絡がとれるし、仕事も継続できるので、よかったです。この前は、いつも対面でやっているクラスをオンラインでしました。週末は、友達とビデオで通話しながらごはん食べたりして、こんなこと、今までしたことなかったから、ちょっと面白かった。人と会話したり、人の顔をみたりすると、元気がでるんだなー、と改めて実感。家に庭があったり、ランニングマシーンやエアロバイクがある人はうらやましいなぁ!と思うけど、何もないアパートでもできることはあるから、いろいろ工夫してやっていきたいと思います!いつまでが続くのか、まだわからないですが、きっとこれが終わったら、外に出て普通に生活できることに、すごい幸せを感じちゃうんだろうなー。と想像してます。

cf.
France info : 8時の拍手のニュース
Le dauphiné Libéré : イゼール県 グルノーブル・ヴェルコールのローカルニュース
Wiki : Confinement

近況:いろいろありますが元気です。

コロナウイルスの影響で、カフェやレストラン、映画館などが昨日の夜から閉鎖になりました。来週の月曜からは、私の働いている大学も閉鎖。今は、学生たちが自宅でも勉強を続けられるようオンライン授業のための準備におわれています。オンラインでの授業は、いろんな可能性があるのでもともと興味があったけど、こんなに大規模にやるのは初めて。どうなるのかなぁと不安もありつつ、この機会に色々ためしてみよう!と思ってます。今日はカフェが閉まっていたので、同僚の家で今後のことなどを相談したあと、お昼ごはん(カレー)もいただきました。誰かがつくってくれるごはんは美味しい!おしゃべりしてごはん食べたら、気分が明るくなった!


これからどうなるのか分からなくて落ち着かない日々が続いて、3月、4月にエントリーしていたトレイルやマラソンのレースものきなみ中止でなんだか悲しいですが、よかったことは、最近バタバタ忙しく、なかなかたちどまって考える時間がなかったけど、少し余裕ができて、色々ふりかえったりする時間ができたことかな。あとは、大気汚染の改善したこと。

ランニングは感染のリスクが低い活動ということで、午後は近所を走りました。ぽかぽかあたたかく、お花も咲いて、春~を感じて気持ち良かった!

門田隆将さんの本、「死の淵を見た男-吉田昌郎と福島第一原発-」

ジャーナリストでノンフィクション作家の門田隆将さんの本、「死の淵を見た男-吉田昌郎と福島第一原発-」を読みました。2011年3月11日に東日本大震災が起きたとき、福島の原発で起きていたことが書かれている本です。事実に基づいた内容で難しい専門用語はなく、専門家でない私でもとても読みやすく、一気に読んでしまいました。現場の人たちの思いやその背景も丁寧に書かれていて、今まで知らなかったあの時の現場の人たちの気持ちや行動を知ることができました。緊迫した状況の中で、一番大切なものは何なのかを瞬時に判断して、冷静に勇敢に対応した吉田所長にはとても感動しました。そして、吉田所長をはじめ、現場で最後まであきらめずにたたかってくれた人たちに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

あの時、私は福島から大分はなれた東京(新宿)の会社にいたけれど、棚から本がバサバサ落ちたり、コピー機が飛んだりと、今まで経験したことのないくらいの長くて大きな揺れでした。電車がとまっているので何時間も歩いて家に帰ったこと、道路を歩く人の行列がなんだか戦時中みたいで怖いなと感じたこと、その後次々と起こる予想を超える事態に、日本はもうだめになってしまうのかな、普通に息をしたり走ったりするのもできなくなってしまうのかと不安に思ったこと、現実味が持てなくて、自分が映画の中にいるようだなと思ったこと、色々な情報が飛び交って何を信じていいかわからないので何とかして本当のことを知ろうとしたことなど、この本を読みながらあの時の記憶がよみがえってきました。

日本では、3月6日(金)に、この本を原作とした映画「Fukushima50」が公開されたそうです。本を読んだあと、この映画の予告編も見たら、また涙が出そうになりました。

幸いにも、彼らのおかげで最悪の事態は免れたけど、この事故で多くの方が亡くなった。原発の廃炉や汚染水処理はまだまだ終わっていなくて、今後も膨大な時間とお金がかかる。人間は、本当に途方もないものを作ってしまった。。。

アルジェリアの映画「143 rue du désert」


アルジェリア人のHassen Ferhani監督の「143 rue du désert」(英語のタイトルは「143 sahara street」)というドキュメンタリー映画を見ました。広大なサハラ砂漠にポツンと一軒、小さな小屋がたっています。ここには、Malikaというおばあちゃんが1人で住んでいます。アルジェリアの国道1号沿にあるこの小屋(カフェ?)には、トラックの運転手や、旅行者、ツーリングの女性など、いろいろな人が立ち寄ります。
彼女は、オムレツとかパンとか簡単なものを出して、彼らと言葉を交わします。広い砂漠で、年をとってもたった一人でMalikaがこのカフェを続けているのは何でなんだろう、と不思議に思いましたが、話が進むうちに、だんだんとその理由がわかってきます。展開がゆっくりで、途中ちょっと眠くなってしまう時間もありましたが、砂漠を走るトラック、カフェの壁の色、夜、Malikaと猫などの絵になるシーンがたくさんありました。Malikaは猫をとてもかわいがっているんですが、彼女が「mimi~」と猫を呼ぶ声は愛情にあふれていて、ちょっと悲しくなるぐらいでした。
この映画は、2019年のスイスのロカルノ映画祭でConcorso Cineasti del presenteという最優秀の新人監督に与えられる賞を受賞をした作品だそう。

2006年にHassen Ferhani監督が最初に撮った短編映画「Les Baies d’Alger」(アルジェ湾)がネットにあったので見てみたら、この作品でも、カメラワークや音や音楽の使い方がとっても上手で面白かったです。

cf.
予告編 「143 rue du désert」
短編映画「Les Baies d’Alger

アフリカの映画「KETEKE」

ガーナ人のpeter sedufia監督の「KETEKE」というコメディ映画をみました。ちなみに、 [KETEKE]は、ガーナに住む民族が話す言葉、アカン語で[電車]という意味だそう。舞台は1980年代のガーナ、Atswei とBoiという若い夫婦が、電車にのりそこなってしまったので、線路沿いをあるくというお話です。Boiはひげもじゃのアフロで、Atsweiはすごいおデブで妊娠中で、ふたりが一緒にいると、見てるだけで笑えてきます。
Boiは軽そうなふくろと、musik とかいてある謎のかばん(中にはラジカセが入ってる)を持って、妊婦のAtsweiは、おおきなスーツケースをかかえて、二人でてくてく歩いたり、走ったり。
2人はずっとけんかしてるけど、実は仲良しです。最後にでてくる酔っ払いの鉄道員たちもとてもいい感じでした。つっこみどころが満載でしたが、面白くて元気になれる映画でした!
アフリカには、面白い映画があるんだな~。

cf.
予告編:「KETEKE

今年のレース

今年のレース、ようやく考えました。気持ちよく走れるように、ちゃんと練習せねば!
– 3 /29 : Marathon de Montpelier(Marathon / Road)
– 4/5    : Grenoble – Vizille  (Semi – marathon / Road)
– 5/10  : Marathon Genève(Marathon / Road)
– 5 / 30 – 31: Maxi Race (119km, /7200mD+  / Trail)
– 6/28  : Grand Duc           (80km, /5000mD+  / Trail)
– 8/21-22 : L’échappée Belle (149km 11400m D+  / Trail)

« L’extraordinaire voyage de Marona » de Anca Damien

Anca Damian 監督のアニメーション映画「L’extraordinaire voyage de Marona」を見てきました。映画館は子どもだらけで、私はかなり浮いてましたが、子どもにまざって満喫できました。何より、映像がきれいで、キャラクターがシュールでかわいかったです。特に軽業師のManoleは、動きが、くねくね・くるくる・ひゅるるるる~っとしてて気持ちよくて、もっとずっと見ていたかった~。建築現場で働く大男Istvanのお母さんは顔がしわしわで梅干しみたいで、かなり私のツボでした。彼女はとってもやさしくて、楽しげにクレープ焼いてくれます。(2人とも予告編にもでてくるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいませ。)


Anca Damianはルーマニア人の女性ですが、この作品は、ベルギーのBD(まんが)作家のBrechet Evens、フランス人の作曲家Pablo Pico 、そして美術担当としてノルウェー人のGina Thorstensen、イタリア人Sarah Mazzettiと一緒に作っています。いろいろなスタイルがまざっていて、ちょっと過剰?!な気もしましたが、映像はきれいでおもしろくて、元気になれる映画でした。最後は悲しい終わり方でしたが。

cf.
「L’extraordinaire voyage de Marona」予告編 英語字幕
Anca Damian 監督へのインタビュー記事 :Voyage au cœur de l’animation avec Anca Damian

ネルソン・マンデラの言葉

友人に、ネルソン・マンデラの名言を教えてもらって、なんだかとっても共感して感動してしまった。これです↓

If you talk to a man in a language he understands, that goes to his head. If you talk to him in his own language, that goes to his heart.
――「相手が理解できることばで話しかければ、それは相手の頭に届く。相手の母国語で話しかければ、それは相手の心に届く」


たしかに、例えば外国人に「Thank you」と言われたら頭で理解して、あ~嬉しいな、と思うけど、外国人が頑張って日本語を使って「ありがとう」と言ってくれたら、なんだかキュンとして、もっと心の奥深いところで嬉しい!って思える。(あ~、私の国や私の国の文化を好きになろうとしてくれてるんだな、という気がするし。ま、時と場合によっては、逆にイラっとすることもあるけど…(笑)
外国の人と話す機会があるときや、どこか外国に旅行するときは、少しでも現地の言葉を覚えてその土地の言葉でコミュニケーションをとれたらいいな、と思った。

上毛かるた

この前の金曜日の日本語のアトリエでは、日本のお正月の話を少ししたあと、「上毛かるた」で遊んでみました。ふつうにかるたとりをして遊んだあと、好きなひらがなのカードを選んで単語を作ってみたり、どの絵が好きかなどを話したり。「さむらい」「にく」など、みんな思い思いに好きな単語を作ってました。

私が特に好きなカードは、この5つ。
・す  裾野は長し 赤城山    (きれいな山~)
・せ  仙境尾瀬沼 花の原    (水芭蕉がきれい)
・ふ  分福茶釜の茂林寺     (たぬきがかわいい)
・み  水上谷川 スキーと登山  (白いところに人が1人)
・よ  世のちり洗う 四万温泉   (はだか!)

ちなみに、上毛は、群馬県の昔の呼び方で、上毛かるたは、群馬県の歴史や地理などが盛り込まれたかるたです。年末に帰省したときに購入して、初めてじっくり見てみたけど、絵がきれいだし、カードの裏には名所や名物、有名人などの詳しい説明もついてて楽しいし、すばらしいカルタだ~!

cf. 上毛かるたの一覧

おりがみ(ねずみ)

折り紙会館で買った折り紙(日本の色 ORIGAMI)で、ねずみを折ってみました。浅葱色や桜色、若竹色などなど、日本の伝統色の折り紙です。綺麗でやさしい色~。

冬休み (日本でお正月)

冬休みは、約2週間日本で過ごしてきました。
フランス・グルノーブルでの生活も今年で7年目になったので、日本での生活が逆に非日常で、旅行に来ているような気分でした。今回は、一緒にいて楽しいなと思う人、素敵だなと思う人、大事にしたい人などにたくさん会いにいった旅で、終わってみると、2週間があっという間!

こんな感じの2週間でした。

1日目:12月23日(月) 
午後、グルノーブルを出発してバスでリヨンの空港へ。そこからパリ経由で羽田空港まで。

飛行機の中でみたセリーヌ・シアマ(Céline Sciamma)監督の「Portrait de la jeune fille en feu (直訳すると、炎に包まれた若い女性の肖像画)」(2019)という映画がとてもよかったです!この映画は、2019年のカンヌ映画祭で脚本賞を受賞した作品だそう。舞台は18世紀、フランス北西部のブルターニュ地方にある島。1人の女性画家、マリアンヌ(Marianne)が、伯爵夫人の依頼をうけて、これから結婚するという彼女の娘、エロイーズ(Héloïse)の肖像画を描きに来ます。
マリアンヌ役のノエミー・メルランとエロイーズ役のアデル・エネルの演技が素晴らしくて、ぐんぐん引き込まれました。映像もとてもきれいで、そのまま絵にしてもいいような場面がいくつもありました。音楽も映画の雰囲気とよくあっていてよかったです。細かい演出も色々あって、たぶんもう一度みたら、また新たな発見がありそう。ラストのエロイーズの表情が意味深です。断崖絶壁の荒々しい海辺の景色が綺麗で、ブルターニュ地方に旅行したくなりました。きわどい場面もわりとたくさんありましたが、飛行機が乱気流に入ると、ポン!という音がなってアナウンスが入り映像が停止するので、時々そういう場面で映像が停止してしまって、ちょっと恥ずかしかった。。。

cf.
- 予告編 Portrait de la jeune fille en feu (これだけでも映画の雰囲気がよくわかります。)
- セリーヌ・シアマ監督と2人の女優(アデル・エネルとノエミー・メルラン)のインタビューの映像 (3人ともかっこいい!)

2日目:12月24日(火) 
夜19時ごろ羽田空港に到着。着いたら、母が迎えに来てくれていた。「男梅グミ」っていうグミをくれたので食べてみたら美味しくてとまらなくなって、一気にひとふくろ完食。。。HARIBOはあまり好きじゃないけど、日本のグミは、硬さや味付けがほどよい感じで好き。外国人が日本のグミを食べたら、別の感想をもつのかなぁ?

3日目:12月25日(水)
フランスのレースで知り合った友人と都内で再会。少し走ったあと南インドのカレーを食べた。外国で知り合った友人と、こうやって日本でも会えるのは楽しいな。南インドのカレーはわりとサラサラしていて何種類もあってたべごたえあって、パパドはパリパリで美味しくて、ビリヤニ(炊き込みごはん)はスパイスが効いてて、これも美味しかった。

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茶道と焼物の講演会

先週は、大学で茶道と焼物の講演会がありました。茶道家で、日仏茶道交流会の代表もつとめていらっしゃる森宗勇(もりそうゆう)さんと、高取焼の16代目の亀井久彰(かめいひさあき)さんによる講演でした。ストの影響で、開始時間が1時間以上遅れてしまって、どうなることやらと思いましたが、なんとか無事終わってよかったです。それにしても、ストライキの影響で交通機関が乱れて、電車が10本に1本だけの運行になったりという状況の中、茶道の道具や、展示用の作品といった大荷物をかかえて、日本からはるばるグルノーブルまで来るのは、本当に大変だったかと思います!

茶道と焼物
茶道のデモンストレーションの前には、抹茶の歴史のお話や、茶道と焼物の切っても切れない関係、代表的な茶人:千利休(せんのりきゅう)、古田織部(ふるたおりべ)、小堀遠州(こぼりえんしゅう)の紹介とそれぞれの茶人のスタイルなどの話がありました。古田織部が千利休の弟子になるまでの小話は特に面白かったです。

織部は利休の弟子になって茶道を学びたいと思っていましたが、利休は弟子をとらない主義だったので、織部はなかなか弟子入りを認めてもらえなくて、断られ続けていました。それでも、弟子になりたい一心で、めげすにも頼み続けたら、ある日、利休が織部に言います。「じゃ、私の庭を掃除することから始めなさい。」と。
織部は、弟子になれる日を夢見て、来る日も来る日もチリ1つ残らないように綺麗に利休の庭を掃除しました。でも、利休はなかなか認めてくれません。というのも、利休の感性は、「わび、さび」で、例えば、花は、咲き誇ってるときだけじゃなくて、枯れて散ったあとも美しいんだ、という美意識だったので。枯れた花も全部綺麗に掃除してしまってはだめだったようです。それで、織部は全てをきっちり綺麗に掃除するのでなく、枯れた花や散っている花をあえてそのままに残しておくようにしました。それで、ようやく弟子入りを認められたとのこと。
利休はいつも、「人と違うことをせよ」と言っていました。織部はその教えを守って、利休のわびさびとは対照的な大胆で自由なスタイルを確立します。織部の後、戦乱の時代が終わり平和な時代になると、上品で綺麗な小堀遠州という茶人が登場します。個人的には、遠州の上品なスタイルより、織部の動的で破調のスタイルに惹かれました。

高取焼
高取焼というのは、初めてみましたが、とっても色が綺麗でした。伝統的な高取焼は、茶色っぽい色が特徴ですが、今回いらした16代目の亀井久彰さんの作品は、ブルーでつやつやしていてとっても綺麗でした!焼く前の段階で、土に鉄分をまぜておくと、こういう綺麗な色が出るそうです。同じ釉薬でも火加減によって色や模様が色々変わるそうです。陶芸って、科学だな~。

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